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プロフィール
HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
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<瑞哉の家 瑞哉の部屋の前>
美優「夏姫さん..兄の事...お願いします」
夏姫「任せて!!美優ちゃん..瑞哉君に買い物頼まれてるんでしょ?行かなくても大丈夫?」
美優「あっ!!忘れる所でした..兄の事...お願いしますね?」
夏姫「うん♪」
...美優が買い物に出て行く...
夏姫「みっくん...部屋に...入れてくれる?」
瑞哉「分かった...ちょっと待って...」
夏姫「うん♪」
...瑞哉が部屋の鍵を開けて椅子を退ける...
瑞哉「...入って...」
夏姫「良いの?」
瑞哉「うん...」
...夏姫が瑞哉の部屋の扉を開ける...
<瑞哉の家 瑞哉の部屋>
夏姫「みっくん...」
瑞哉「...何?」
夏姫「今日のは...ちょっとやり過ぎだと思うわ!!」
瑞哉「ゴメン...でも!!」
夏姫「何があったの?」
瑞哉「アイツは...アイツは!!」
夏姫「言ってくれないと私も分からないよ?」
瑞哉「アイツは...なっちゃんを...物扱いした!!」
夏姫「えっ?それで...あんな事を?」
瑞哉「俺が人誅を下してやっただけ...」
夏姫「私の...為に?」
瑞哉「なっちゃん...」
夏姫「何?」
瑞哉「...良かったら...」
夏姫「ん?」
瑞哉「俺と...将来...結婚して欲しい」
夏姫「初めて逢った時から...私は...みっくんの妻だもん!!」
瑞哉「じゃあ...」
夏姫「私を...お嫁にして下さい!!」
瑞哉「親父のお蔭で...なっちゃんと知り合えたんだから...」
夏姫「私もおじ様には感謝してる..もちろん...家の親にもねっ♡」
瑞哉「ありがとう...俺みたいな乱暴者に...」
夏姫「大丈夫だよっ♪みっくんは悪くないんでしょ?」
瑞哉「えっ?」
夏姫「分かってるよ♡みっくんは私に嘘ついた事...無いから...」
瑞哉「なっちゃん...ありがとう!」
夏姫「お礼を言うのは私の方...ありがとっ♡みっくん」
瑞哉「えっ?」
夏姫「私を...お嫁に貰ってくれて...」
瑞哉「初めて逢った時から...なっちゃんに決めてたから...」
夏姫「もう...みっくん大好きっ♡」
瑞哉「俺も...なっちゃん大好きっ♡」
<瑞哉の家 玄関>
美優「お兄ちゃ~ん!夏姫さ~ん!ただいまぁ~!!」
...瑞哉と夏姫が下りて来る...
瑞哉「美優!喜べ!!」
夏姫「みっくん...その前に言う事は?」
瑞哉「お...おかえり」
夏姫「美優ちゃんおかえり~♪」
美優「お兄ちゃん...何を喜べば良いの?」
瑞哉「そ...それはだな...」
夏姫「私...今日から此処で美優ちゃん達と一緒に暮らすの!!」
美優「でも...夏姫さんのお父さん達は?」
夏姫「パパ達は私と瑞哉君の関係知ってるのよ?」
美優「えっ?」
瑞哉「親父め...死ぬ前に俺と夏姫ちゃんが許婚だって美優に話さなかったのかよ...」
美優「パパは何で話してくれなかったんだろ...」
夏姫「決まった事にハシャぎ過ぎて忘れちゃってたんじゃないかな?」
瑞哉「確かに...あの親父ハシャぐの大好きだったからなぁ...」
...瑞哉の回想終わる...
<結城国立病院 瑞哉の病室>
瑞哉「確かあの時からだよな?一緒に住み始めたの...」
夏姫「うんっ♪美優元気かなぁ...」
瑞哉「相変わらず...恋人も居ないみたいだゼ?」
夏姫「えっ?そうなの?」
瑞哉「俺みたいなのがタイプなんだとさww」
夏姫「瑞哉みたいな人間は居そうで居ないモンね?」
瑞哉「みたいだなw」
夏姫「瑞哉...痛みは治まった?」
瑞哉「まだ少し痛いけどな...」
夏姫「だいぶ痛み...治まったね」
瑞哉「痛い事に変わりは無いけどねw」
...緋色が病室に入って来る...
夏姫「看護士さん!!」
瑞哉「わりぃ...看護士さん...」
緋色「大丈夫なの?」
夏姫「本人は少し痛いって言ってますけど...私には耐えてる様にしか...」
瑞哉「何言ってんだよ...夏姫...俺なら大丈夫...」
夏姫「瑞哉!無理しなくても良いんだよ?私には弱い所...見せてよ...」
瑞哉「わりぃ...夏姫...いつも強がってばかりだけどよ...」
夏姫「うん...」
瑞哉「ホントは...怖いんだ...治らないと思うとよ...」
夏姫「うん...」
瑞哉「自分が自分で居られなくなるんだ...」
緋色「強がってばかりじゃ疲れるわよ?」
瑞哉「看護士さん...俺...治るのか?」
緋色「治るわよ!!後3時間ほどすれば...ね」
夏姫「今...何時なんですか?」
緋色「今?えぇっと...午後9時ね...」
夏姫「じゃあ...」
緋色「明日丁度には治るわね...」
瑞哉「看護士さん...お願いします...」
緋色「分かったわ...あなたも頑張ってくれないと治らないからね?」
夏姫「瑞哉は頑張る事を忘れた事無いから大丈夫です」
瑞哉「確かに...頑張りっ放しかもしんねぇな...」
緋色「力抜かないと...その内倒れるわよ?」
夏姫「瑞哉が倒れても...私が義妹と支えて行きます」
緋色「妹さんも呼んでちょうだい!!」
夏姫「今すぐ...ですか?」
緋色「そうよ!!」
夏姫「分かりました!!」
<結城国立病院 公衆電話前>
夏姫「美優...出て...」
...プルル...ガチャッ!!
美優「はい!龍垣です!!」
夏姫「美優?」
美優「お義姉ちゃん?どうしたの??」
夏姫「今すぐ結城国立病院に来て!!」
美優「病院ってどういう事?」
夏姫「デート㊥に観覧車が止まっちゃって...それで...」
美優「分かった!!鍵掛けてすぐ行くね!!」
...ガチャッ!!ツーツーツー...
...電話してから30分...美優が到着する...
夏姫「美優!!コッチ!!」
美優「お義姉ちゃん!!」
夏姫「病室まで急ぐわよ!!美優」
美優「うん!!」
<結城国立病院 瑞哉の病室>
...ガラガラガラッ...
美優「お兄ちゃん!!」
瑞哉「おぉ!美優...痴漢には遭わなかったか?」
美優「もう...こんな時に私の心配してないでよ!!」
瑞哉「何言ってんだ!大事な妹の心配せずに居られるか!!こんな状態なら尚更...な」
夏姫「そうよ!美優!!私だって義姉だからそういうの...心配なのよ?」
美優「お兄ちゃん...お義姉ちゃん...ありがとう」
瑞哉「とりあえず...看護士さん...妹も来た事だし...手術の方を...」
緋色「ぃぇ...まだお父さん達が...」
美優「...うわぁーん...」
瑞哉「看護士さん...親父達の話は...」
緋色「えっ?」
瑞哉「親父達は...俺と美優が小さい時に死にました...」
美優「パパ...ママ...」
瑞哉「親父達が死んで以来...俺が美優の父親代わりなんです...」
夏姫「私が...美優の母親代わりなんです...」
緋色「そうだったの...ゴメンね...辛い事思い出させて...」
瑞哉「ぃぇ...話さなければならないと思ってたんで...」
夏姫「美優...ずっと瑞哉と2人だったんだよね?」
瑞哉「親父達が死んでからは...な...」
夏姫「食事とか...どうしてたの?」
瑞哉「外食だったり...美優が作ってくれたり...近所の人が持って来てくれたりとか...色々だったな...」
緋色「外食って?」
瑞哉「俺...カード持ってるんで...」
美優「でも...カードの支払いってどうやってしてるの?」
瑞哉「美優と夏姫には言って無かったな...」
美優「うん...」
夏姫「どうやって支払いしてるの?電気代とか...」
瑞哉「俺さ...学校にバイト許可願い出してっからさ...」
美優「お兄ちゃん...ゴメンね...」
瑞哉「美優が謝る事じゃねぇだろ?親父が死んだ時に決めたんだよ...俺が妹のお前を..一人前の大人にするって...」
夏姫「こんな所で死んじゃダメよ?」
瑞哉「もしもの時は...美優の事...頼むゼ?夏姫」
夏姫「分かったわ!!でも...死なせない!!死なせて堪るモンですか!!」
緋色「こんな所で瑞哉君を死なせたら夏姫ちゃん達に怒られるわね...」
瑞哉「頼むゼ...看護士さん...」
緋色「分かってるわ!!」
...30分後...
緋色「手術を始めます」
医療スタッフ一同「はい!」
緋色「メス!」
卯月「はい!」
...3時間後...
瑞哉「うぅ...」
夏姫「瑞哉!!」
美優「お兄ちゃん!!」
緋色「成功よ!」
夏姫「看護士さん...何とお礼を言えば良いか...」
緋色「仕事だから...それに...」
美優「??」
緋色「あなた達を悲しませてはいけないの...医者として...1人の人間として...ね」
美優「看護士さん...ありがとっ!」
緋色「大変だろうけど...頑張ってね」
夏姫「はい!義妹と瑞哉と共に3人で頑張って行きます」
緋色「夏姫ちゃん...ちょっと...」
夏姫「??」
...夏姫が緋色に連れられて出て行く...
<結城国立病院 瑞哉の病室前>
夏姫「どうしたんですか?看護士さん」
緋色「あなた...お腹に赤ちゃん居るわよ?」
夏姫「えっ...でも最後にしたの2ヵ月くらい前ですよ?」
緋色「でも...事実よ?一応...検査してみる?」
夏姫「はい!お願いします!!」
緋色「じゃあ...コッチ来て」
夏姫「はい」
<結城国立病院 検査室>
緋色「そこのベッドに寝て?」
夏姫「えっ?」
緋色「男の子か女の子か知りたくない?」
夏姫「知りたいです!!」
緋色「じゃあ...寝て?」
夏姫「はい!」
...30分後...
緋色「結果...言うわね?」
夏姫「どっちだったんですか?」
緋色「...女の子よ!おめでとう」
夏姫「瑞哉に教えてあげないと...」
緋色「今は...まだ辞めておいた方が良いと思うわ...」
夏姫「どうしてですか?」
緋色「...退院してから伝えた方がホッとすると思うの...」
夏姫「分かりました!」
瑞哉の手術は無事成功した...
次回、夏姫に支えられ共に学校へ!!
美優「夏姫さん..兄の事...お願いします」
夏姫「任せて!!美優ちゃん..瑞哉君に買い物頼まれてるんでしょ?行かなくても大丈夫?」
美優「あっ!!忘れる所でした..兄の事...お願いしますね?」
夏姫「うん♪」
...美優が買い物に出て行く...
夏姫「みっくん...部屋に...入れてくれる?」
瑞哉「分かった...ちょっと待って...」
夏姫「うん♪」
...瑞哉が部屋の鍵を開けて椅子を退ける...
瑞哉「...入って...」
夏姫「良いの?」
瑞哉「うん...」
...夏姫が瑞哉の部屋の扉を開ける...
<瑞哉の家 瑞哉の部屋>
夏姫「みっくん...」
瑞哉「...何?」
夏姫「今日のは...ちょっとやり過ぎだと思うわ!!」
瑞哉「ゴメン...でも!!」
夏姫「何があったの?」
瑞哉「アイツは...アイツは!!」
夏姫「言ってくれないと私も分からないよ?」
瑞哉「アイツは...なっちゃんを...物扱いした!!」
夏姫「えっ?それで...あんな事を?」
瑞哉「俺が人誅を下してやっただけ...」
夏姫「私の...為に?」
瑞哉「なっちゃん...」
夏姫「何?」
瑞哉「...良かったら...」
夏姫「ん?」
瑞哉「俺と...将来...結婚して欲しい」
夏姫「初めて逢った時から...私は...みっくんの妻だもん!!」
瑞哉「じゃあ...」
夏姫「私を...お嫁にして下さい!!」
瑞哉「親父のお蔭で...なっちゃんと知り合えたんだから...」
夏姫「私もおじ様には感謝してる..もちろん...家の親にもねっ♡」
瑞哉「ありがとう...俺みたいな乱暴者に...」
夏姫「大丈夫だよっ♪みっくんは悪くないんでしょ?」
瑞哉「えっ?」
夏姫「分かってるよ♡みっくんは私に嘘ついた事...無いから...」
瑞哉「なっちゃん...ありがとう!」
夏姫「お礼を言うのは私の方...ありがとっ♡みっくん」
瑞哉「えっ?」
夏姫「私を...お嫁に貰ってくれて...」
瑞哉「初めて逢った時から...なっちゃんに決めてたから...」
夏姫「もう...みっくん大好きっ♡」
瑞哉「俺も...なっちゃん大好きっ♡」
<瑞哉の家 玄関>
美優「お兄ちゃ~ん!夏姫さ~ん!ただいまぁ~!!」
...瑞哉と夏姫が下りて来る...
瑞哉「美優!喜べ!!」
夏姫「みっくん...その前に言う事は?」
瑞哉「お...おかえり」
夏姫「美優ちゃんおかえり~♪」
美優「お兄ちゃん...何を喜べば良いの?」
瑞哉「そ...それはだな...」
夏姫「私...今日から此処で美優ちゃん達と一緒に暮らすの!!」
美優「でも...夏姫さんのお父さん達は?」
夏姫「パパ達は私と瑞哉君の関係知ってるのよ?」
美優「えっ?」
瑞哉「親父め...死ぬ前に俺と夏姫ちゃんが許婚だって美優に話さなかったのかよ...」
美優「パパは何で話してくれなかったんだろ...」
夏姫「決まった事にハシャぎ過ぎて忘れちゃってたんじゃないかな?」
瑞哉「確かに...あの親父ハシャぐの大好きだったからなぁ...」
...瑞哉の回想終わる...
<結城国立病院 瑞哉の病室>
瑞哉「確かあの時からだよな?一緒に住み始めたの...」
夏姫「うんっ♪美優元気かなぁ...」
瑞哉「相変わらず...恋人も居ないみたいだゼ?」
夏姫「えっ?そうなの?」
瑞哉「俺みたいなのがタイプなんだとさww」
夏姫「瑞哉みたいな人間は居そうで居ないモンね?」
瑞哉「みたいだなw」
夏姫「瑞哉...痛みは治まった?」
瑞哉「まだ少し痛いけどな...」
夏姫「だいぶ痛み...治まったね」
瑞哉「痛い事に変わりは無いけどねw」
...緋色が病室に入って来る...
夏姫「看護士さん!!」
瑞哉「わりぃ...看護士さん...」
緋色「大丈夫なの?」
夏姫「本人は少し痛いって言ってますけど...私には耐えてる様にしか...」
瑞哉「何言ってんだよ...夏姫...俺なら大丈夫...」
夏姫「瑞哉!無理しなくても良いんだよ?私には弱い所...見せてよ...」
瑞哉「わりぃ...夏姫...いつも強がってばかりだけどよ...」
夏姫「うん...」
瑞哉「ホントは...怖いんだ...治らないと思うとよ...」
夏姫「うん...」
瑞哉「自分が自分で居られなくなるんだ...」
緋色「強がってばかりじゃ疲れるわよ?」
瑞哉「看護士さん...俺...治るのか?」
緋色「治るわよ!!後3時間ほどすれば...ね」
夏姫「今...何時なんですか?」
緋色「今?えぇっと...午後9時ね...」
夏姫「じゃあ...」
緋色「明日丁度には治るわね...」
瑞哉「看護士さん...お願いします...」
緋色「分かったわ...あなたも頑張ってくれないと治らないからね?」
夏姫「瑞哉は頑張る事を忘れた事無いから大丈夫です」
瑞哉「確かに...頑張りっ放しかもしんねぇな...」
緋色「力抜かないと...その内倒れるわよ?」
夏姫「瑞哉が倒れても...私が義妹と支えて行きます」
緋色「妹さんも呼んでちょうだい!!」
夏姫「今すぐ...ですか?」
緋色「そうよ!!」
夏姫「分かりました!!」
<結城国立病院 公衆電話前>
夏姫「美優...出て...」
...プルル...ガチャッ!!
美優「はい!龍垣です!!」
夏姫「美優?」
美優「お義姉ちゃん?どうしたの??」
夏姫「今すぐ結城国立病院に来て!!」
美優「病院ってどういう事?」
夏姫「デート㊥に観覧車が止まっちゃって...それで...」
美優「分かった!!鍵掛けてすぐ行くね!!」
...ガチャッ!!ツーツーツー...
...電話してから30分...美優が到着する...
夏姫「美優!!コッチ!!」
美優「お義姉ちゃん!!」
夏姫「病室まで急ぐわよ!!美優」
美優「うん!!」
<結城国立病院 瑞哉の病室>
...ガラガラガラッ...
美優「お兄ちゃん!!」
瑞哉「おぉ!美優...痴漢には遭わなかったか?」
美優「もう...こんな時に私の心配してないでよ!!」
瑞哉「何言ってんだ!大事な妹の心配せずに居られるか!!こんな状態なら尚更...な」
夏姫「そうよ!美優!!私だって義姉だからそういうの...心配なのよ?」
美優「お兄ちゃん...お義姉ちゃん...ありがとう」
瑞哉「とりあえず...看護士さん...妹も来た事だし...手術の方を...」
緋色「ぃぇ...まだお父さん達が...」
美優「...うわぁーん...」
瑞哉「看護士さん...親父達の話は...」
緋色「えっ?」
瑞哉「親父達は...俺と美優が小さい時に死にました...」
美優「パパ...ママ...」
瑞哉「親父達が死んで以来...俺が美優の父親代わりなんです...」
夏姫「私が...美優の母親代わりなんです...」
緋色「そうだったの...ゴメンね...辛い事思い出させて...」
瑞哉「ぃぇ...話さなければならないと思ってたんで...」
夏姫「美優...ずっと瑞哉と2人だったんだよね?」
瑞哉「親父達が死んでからは...な...」
夏姫「食事とか...どうしてたの?」
瑞哉「外食だったり...美優が作ってくれたり...近所の人が持って来てくれたりとか...色々だったな...」
緋色「外食って?」
瑞哉「俺...カード持ってるんで...」
美優「でも...カードの支払いってどうやってしてるの?」
瑞哉「美優と夏姫には言って無かったな...」
美優「うん...」
夏姫「どうやって支払いしてるの?電気代とか...」
瑞哉「俺さ...学校にバイト許可願い出してっからさ...」
美優「お兄ちゃん...ゴメンね...」
瑞哉「美優が謝る事じゃねぇだろ?親父が死んだ時に決めたんだよ...俺が妹のお前を..一人前の大人にするって...」
夏姫「こんな所で死んじゃダメよ?」
瑞哉「もしもの時は...美優の事...頼むゼ?夏姫」
夏姫「分かったわ!!でも...死なせない!!死なせて堪るモンですか!!」
緋色「こんな所で瑞哉君を死なせたら夏姫ちゃん達に怒られるわね...」
瑞哉「頼むゼ...看護士さん...」
緋色「分かってるわ!!」
...30分後...
緋色「手術を始めます」
医療スタッフ一同「はい!」
緋色「メス!」
卯月「はい!」
...3時間後...
瑞哉「うぅ...」
夏姫「瑞哉!!」
美優「お兄ちゃん!!」
緋色「成功よ!」
夏姫「看護士さん...何とお礼を言えば良いか...」
緋色「仕事だから...それに...」
美優「??」
緋色「あなた達を悲しませてはいけないの...医者として...1人の人間として...ね」
美優「看護士さん...ありがとっ!」
緋色「大変だろうけど...頑張ってね」
夏姫「はい!義妹と瑞哉と共に3人で頑張って行きます」
緋色「夏姫ちゃん...ちょっと...」
夏姫「??」
...夏姫が緋色に連れられて出て行く...
<結城国立病院 瑞哉の病室前>
夏姫「どうしたんですか?看護士さん」
緋色「あなた...お腹に赤ちゃん居るわよ?」
夏姫「えっ...でも最後にしたの2ヵ月くらい前ですよ?」
緋色「でも...事実よ?一応...検査してみる?」
夏姫「はい!お願いします!!」
緋色「じゃあ...コッチ来て」
夏姫「はい」
<結城国立病院 検査室>
緋色「そこのベッドに寝て?」
夏姫「えっ?」
緋色「男の子か女の子か知りたくない?」
夏姫「知りたいです!!」
緋色「じゃあ...寝て?」
夏姫「はい!」
...30分後...
緋色「結果...言うわね?」
夏姫「どっちだったんですか?」
緋色「...女の子よ!おめでとう」
夏姫「瑞哉に教えてあげないと...」
緋色「今は...まだ辞めておいた方が良いと思うわ...」
夏姫「どうしてですか?」
緋色「...退院してから伝えた方がホッとすると思うの...」
夏姫「分かりました!」
瑞哉の手術は無事成功した...
次回、夏姫に支えられ共に学校へ!!
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