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詩と物語がメインです サブはゲーム日記です
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HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
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<鮫野家  リビング>
幽魔「将騎達も呼ばないか?花鈴」

花鈴「お兄ちゃん呼んだら、もれなく
大お兄ちゃん達も着いて来ると思うけど...
幽魔は良いの?」

幽魔「むしろ、嬉しいよ。
星騎先輩と久々に話したいし
花鈴は嫌か?」

花鈴「ううん、私も久々に
愛里先輩とお話したいもん
お兄ちゃんの相手は面倒だけどね?」

紅魔「兄貴、姉貴の事どうすんの?」

幽魔「紅魔、お前の言う姉貴は
どっちだ?酔っ払いの方か?
それとも泣いて飛び出してった
バカの方か?」

紅魔「兄貴の言い方で言うなら、
後者の方だよ...
しかし酷い言われようだな...
鈴麗姉貴」

幽魔「鮫野家の大事な家族行事を
途中で抜けるバカは、ほっとけ
どうせ、その内帰って来る。
帰って来なかったら来なかったで
別に良い、それだけの事だ。」

花憐「ちょっと幽魔、実の姉を
酔っ払い扱いは酷いじゃない!
そりゃ、あたしはお酒弱いわよ?
でも、飲みたくなる日があるの」

幽魔「飲むなとは言ってない。
ただ、周りに迷惑掛けてまで
飲むなとは言うぞ?姉さん」

花憐「分かったわよ!
今後、気を付けるわ。
それより、鈴麗は?」

幽魔「あのバカは、
飛び出してったっきり
帰って来てないぞ?姉さん」

花憐「アンタは相変わらず、
鈴には特に厳しいわねぇ...
なんかあったの?」

幽魔「昔からアイツには、
こんな感じだろ?俺は」

紅魔「兄貴...マジで言ってる?
昔の兄貴の鈴姉貴への溺愛っ振りは
兄弟の俺でも引いたぞ?」

幽魔「ほぉ...お前、誰にここまで
食わして貰って来たか分からんらしい
今日の紅魔の晩飯抜き!
代わりに花鈴と瑠奈に
沢山栄養付けて貰おう」

紅魔「姉貴、兄貴をなんとか...
って憐姉貴には無理だ...
姉さん...兄貴をなんとかしてくれ...」

花鈴「幽魔!?ダメよ?
弟をぞんざいにしちゃ...
めっ!なんだからね?」

幽魔「!?」

珍しく幽魔が言葉に詰まる...
その時...。
ピーンポーン
将騎「ピンポンです!」

星騎「お前、早ぅ入れ!ゲシゲシ」

将騎「兄さん、痛い痛い」

璃紗「将騎が冗談するから...」

愛里「璃紗ちゃん、大丈夫?
ちょっとしんどそうだけど...」

璃紗「大丈夫だよ?姉さん...
将騎がいつもよりバカだから
頭が少し痛いだけ...」

将騎「璃紗、いつもより冷たくない?」

璃紗「そんな事より、早く...」

将騎「幽魔ー、
親友様が来やがってやりましたよ?
ついでにお前の妹も引っ張って来たぞ」

幽魔「早かったな、将騎。
ん…それと面倒掛けてわりぃな?」

星騎「気にすんな、後輩の妹は
俺にとっても後輩だ。」

愛里「とか言って、星騎は
ちょっとでも
可愛かったら良いんでしょ?」

星騎「俺には愛里と由真だけ」

由真「全く...愛里は嫉妬深すぎ...
私みたいに星騎を堂々と信じて愛せば?」

星騎「急に変わるな…慣れてないと
ビックリするだろうから…。
念の為、改めて紹介しとく…。
愛里のもう1人の人格の由真だ。
最近はコロコロ入れ替わるから…
俺もたまにどっちか分からん時あっけどなw」

将騎「兄さん、笑い事じゃないよ?
姉さん…ジト目してる…。」

星騎「愛里、由真…。愛してるよ♡
んでから…鈴…お前も気まずいやろーけど
はよ入って、幽と仲直りせぇ!」

…星騎の後ろから鈴麗が恐る恐る入って
家の扉を閉める…。

鈴麗「…ただいま…。」

幽魔「ったく…先輩と花鈴達の手前…
許してやるが…次やったら追い出す!」

星騎「おめぇも素直んなれ!心配してたって
顔に書いてんぞ?たまたま
俺の族の頃の後輩の所だったから良いもんの…」

鈴麗「えっ!?麗夜って…そうだったの!?」

星騎「まぁ…龍神(たつがみ)は…そのせいで
お袋さんの所に間に合わなかったんだけどな…。
俺の責任さ…。来るの迷ってたのに
気付けずに…ヘッド失格よ…。」

…鈴麗を追い掛けていた麗夜が
ここで追い付く…

麗夜「ヘッド!ご無沙汰してます!
俺は…ヘッドに感謝こそすれ…
恨んじゃいねぇッスよ!
お義兄さん、お義姉さん!
不躾に夜分遅く…おめでたい日に
こんな形でご挨拶すること…
何卒ご容赦ください!
鈴麗さんとお付き合いさせて頂く事になった
龍神麗夜(たつがみれいや)と申します。
俺…鈴麗さんとは…結婚したいと思ってます!
また改めてご挨拶に伺うので…今日は…。」

幽魔「ったく…彼氏ん所なら
連絡一本寄越しゃそのまま帰って来なくても
良かったっての…。
えっと…麗夜さんだっけ?
こんなじゃじゃ馬娘だと大変だと思うけど…
こちらこそ妹を…宜しくお願い致します。
わざわざこんなバカを
追い掛けて来てくれたんだ。
覚悟は出来てるってのは分かってる。
でも…俺にとっちゃ…
こんなバカなじゃじゃ馬でも
大事な可愛い妹だ。親代わりでもある。
だからこそ…これだけは言っておく。
鈴麗を…妹を不幸にしたら…
俺は絶対に許さない!たとえ妹に嫌われても
その時は…お前と引き離す。良いな!?
コイツを絶対に不幸にしないって
約束してくれるなら…俺は将来的に
2人が結婚するのを認めるつもりでいる。
これだけは…姉貴にも花鈴にも
紅魔にも瑠奈にも…文句言わせねぇ!
もちろん…当事者である鈴麗にも…だ。」

麗夜「お義兄さん…ありがとう御座います!
こんな夜分遅く急に訪ねて来て…
何処の馬の骨とも分からない俺に…
真摯に対応して下さった…。
それだけでも来て良かったと思ってます。
じゃ…鈴麗…またね?
いつでも連絡くれれば良いから。
鈴麗の鞄の中に俺の連絡先入れてあるから。
俺は、今日の所は失礼します。
また改めてご挨拶にお伺いさせて頂きます。」

…麗夜が帰って行く…。

幽魔「先輩達も将騎達も…
それから…鈴麗…お前も…早く中入って!
続きするぞー!」

…ついに鈴麗が帰って来た…
次回、歓迎会も更に盛り上がりを見せて?

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