忍者ブログ
詩と物語がメインです サブはゲーム日記です
カウンター
カウンター
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
プロフィール
HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
フリーエリア
ブログ内検索
最新コメント
[05/26 橘龍音]
[05/25 大空霧優]
[05/25 橘龍音]
[05/25 noise]
[05/29 チカ]
[158]  [157]  [156]  [155]  [154]  [153]  [152]  [151]  [150]  [149]  [148
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
花鈴「幽魔君...」

幽魔「(*'ω'*)......ん?」

花鈴「お弁当作り過ぎちゃって...今...食べられる?ღ」

幽魔「うんっღ大丈夫だよღღ」

花鈴「それじゃ...味わって食べてね?」

...花鈴が5段重ねの重箱の包みを解き、蓋を開け幽魔の前に並べる...

花鈴「召し上がれっღ」

幽魔「頂きますღ」

...幽魔がガツガツ食べている...

花鈴「喉に詰まったりすると大変だから...ゆっくり食べてねっღ」

幽魔「うんっღわがtt...苦しい...」

花鈴「幽魔君!お茶!!」

...花鈴が幽魔に口移しでお茶を飲ませる...

幽魔「花鈴ちゃん...助かったよღ」

花鈴「誰も取らないわよ?ღ」

幽魔「どうにも...癖が...」

花鈴「逃げないから大丈夫ღ」

幽魔「忙しなくてゴメンね?」

花鈴「大丈夫だよ?ღ」

幽魔「美味しいっ!ღ最高ღ」

花鈴「ホントに?」

幽魔「うんっღいつも...ありがとうღღ」

...幽魔が花鈴の頬にキスをする...

花鈴「幽魔君...ღ」

幽魔「花鈴ちゃん...ღ」

...不良達が来る...

不良A「そうそう...それでよぉ...」

不良B「ふぅん...だから此処をサボり場に選んだのか...」

不良C「おい!お前ら!此処は俺達の...」

...幽魔が不良3人を睨む...

幽魔「(#▼д▼)アァ?文句あんのか?コルァ!」

不良A「此処でイチャイチャしてんじゃねぇ...」

...言い終える前に吹っ飛ぶ不良A...

幽魔「せっかく美味いモン喰ってる時に...気分悪くさせんじゃねぇよ!」

不良B「やりやがったな!」

不良C「やっちまおうぜ!」

不良A「あの女...ヤっちまうか...」

花鈴「幽魔君...助けて...」

幽魔「ゲスの考えそうな事なんて大抵分かるっての!花鈴ちゃん!一旦弁当片付けて!」

花鈴「うんっ!」

幽魔「教室行って...浩と将騎...呼んで来てくれるかな?」

花鈴「分かった!」

...花鈴が教室に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
...花鈴が駆け込んで来る...

浩「んぁ?どした?」

将騎「幽魔と昼飯喰ってたんじゃないのか?」

花鈴「それどころじゃないの!夢幻桜歌公園まで来て!!」

浩「何だか分かんねぇけど...」

将騎「大変なコトになってるらしいな!」

...将騎と浩が花鈴と一緒に夢幻桜歌公園に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
...花鈴達は予想外な光景を目の当たりにした...
幽魔「花鈴ちゃん...」

...そこにはズタボロの幽魔が...

将騎「おいおい...お前ともあろうヤツがこんな雑魚共に梃子摺るなよな...」

幽魔「んなコト...言ったって...何かを護りながらは...キツいんだよ...」

花鈴「護るって?...あっ!お弁当...」

幽魔「ヘヘッ...花鈴ちゃんの愛情タップリの弁当...あんなヤツらに...」

不良達「まだ減らず口を聞く気か!?」

幽魔「フェアに行こうぜ...フェアに...よっ?」

...幽魔が立ち上がりファイティングポーズを取る...

浩「あの構え...まさか!!」

将騎「幽魔!それは辞めろぉぉぉ!!」

幽魔「ゴッド!」

花鈴「幽魔...君!?」

幽魔「デス・フェニックス!」

...幽魔の身体が地獄の業火に包まれて不良達に突っ込んで行く...

不良ABC「ヒェエエエエエエ...」

花鈴「幽魔君!私達の想い出の場所が...壊れちゃう!!」

...花鈴が幽魔の前に立つ...

幽魔「クッ!止まれぇぇぇ!!」

...幽魔が元に戻って止まった...

花鈴「.............」

...花鈴が幽魔をはたく...

幽魔「.............」

花鈴「どうして!?幽魔君は...私達の想い出を全部...壊したいの?」

幽魔「そういう訳じゃ...」

花鈴「此処で炎なんて使ったら...想い出...全部...灰になっちゃうんだよ?」

幽魔「.............」

花鈴「私の知ってる幽魔君は...優しくて...何事にも理論的で...」

幽魔「...力で物事を解決しようとしない...」

花鈴「幽魔君...変わったね...」

幽魔「えっ?」

花鈴「私の声...貴方には...もう届かないの?」

幽魔「...去れ!」

不良達「Σ(・ω・`)!!」

花鈴「幽魔君...」

幽魔「今日は...花鈴ちゃんに免じて許してやる...」

不良達「はいぃ!!」

幽魔「その代わりもう此処には来るな!次顔を合わせた時はどうなるか分かるよな?」

不良達「えっ?」

幽魔「...“死”よりも怖ろしい状況を見せる...」

不良達「もう此処には近づきませぇぇぇぇん!!」

...不良達は逃げる様に去って行った...

幽魔「...今の俺じゃ...花鈴ちゃんを幸せには...出来ないな...」

花鈴「えっ?」

将騎「お前...何言ってんだよ?」

浩「そうだよ!神宮寺の気持ちも考えろよ!!」

花鈴「...私を抱きしめて...『もう離さない』 って言ったのに...」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「...幽魔君...酷いよ...」

将騎「幽魔...まさか!お前!!」

浩「止めても...無駄なのか?」

花鈴「じゃあ...今日の...デートの...後...で?」

幽魔「..................」

花鈴「ずっと...一緒に居てくれるって言ったのに?」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「寂しい時には...抱きしめてくれるって言ったのに?」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「永遠に...護ってくれるって言ったのに?」

幽魔「...ホントに...ゴメン...」

花鈴「...幽魔君のバカ...もう知らない...」

将騎「花鈴?」

花鈴「幽魔君なんて大嫌い!!もう何処にでも行っちゃえ!!」

幽魔「花鈴ちゃん!待っ...」

将騎「今のお前を...花鈴の所に向かわせる訳には...いかないんだ...」

幽魔「......だよな...花鈴ちゃんに伝えておいてくれ...」

将騎「何を!?」

幽魔「いままでありがとう...ゴメン...それと...」

将騎「それと?」

幽魔「...“さよ...なら”...元気で...居て...ね...」

浩「幽魔!貴様ぁ!!!!!!!!!!!」

...浩が幽魔を殴り飛ばす...

将騎「浩?」

浩「神宮寺の事...何も分かってねぇのな...」

幽魔「んぁ?」

浩「毎日毎日...ルンの所来て...お前の誕生日プレゼントだの...」

幽魔「.............」

浩「お前が寒くない様にって...ルンの所に来ては...編み物練習したり...」

幽魔「そう...か...」

浩「神宮寺は...ルンに何でも話してた...」

幽魔「...何...でも?」

浩「あぁ...お前から毎日の様に貰うプレゼントとか...な...」

幽魔「.............だよな...」

浩「んぁ?」

幽魔「俺...バカだよな...全然気持ち...分かっちゃ居ねぇ...」

将騎「.............」

幽魔「幸せにするとか言いながら...結局は...傷つけて...」

将騎「...花鈴の所...行って来い...」

幽魔「...何処に居るか...分かんねぇよ...」

浩「ルンの所に居るんじゃねぇかな?」

幽魔「滝崎...何処に居るんだ?」

浩「...教室...」

幽魔「.........」

...幽魔が教室に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
...放課後...

...瑠希奈が花鈴の話を聞いている...

花鈴「ねぇ...瑠希...私...」

瑠希奈「幽魔君に...大嫌いって言っちゃったんでしょ?」

花鈴「えっ?」

瑠希奈「アンタが一番最初に話したんでしょ?」

花鈴「ゴメンね...頭の中...真っ白になっちゃった...」

瑠希奈「しょうがないわねぇ...」

...幽魔が教室に入って来る...

幽魔「...荷物取って...用事済ませたらすぐ消える...」

瑠希奈「そう...私達には関係ないわ...ねぇ?花鈴...」

花鈴「.........うん...」

...幽魔が教科書などを鞄の中に入れて...花鈴の弁当を花鈴の机の上に置く...

花鈴「.....」

...去り際に花鈴の耳元で幽魔が囁く...

幽魔「“...さよなら...花鈴ちゃん...”」

...そう言って幽魔は教室を後にした...

...幽魔が去った後の教室...

花鈴「...幽魔君...ひっぐ...幽魔くぅぅぅん!わぁぁぁぁぁぁぁん...ひっぐ...」

瑠希奈「素直じゃないわね...アンタ達2人...」

...凌達が看板を持って教室に入って来た...

...将騎と浩はカメラを持っている...

花鈴「えっ?えっ?」

凌達「ドッキリ!大成功!!」

瑠希奈「ゴメンねぇ...花鈴」

花鈴「どういう事!?」

龍奈「実は...ね...璃紗が...」

龍牙「そうだったっけ?俺は翔悟から...」

翔悟「何言ってんだよ!?俺は将騎から聞いたんだぜ!?」

優花「私は...優美子から...」

優美子「私も...璃紗ちゃんから...」

将騎「幽魔...居ないんだけど...」

璃紗「えっ?」

将騎「アイツが居ないと...ネタばらし出来ねぇorz」

...幽魔の顔に陰が掛かっている...

将騎「幽...魔?」

幽魔「...んだよ...」

凌「ネタばらs・・・」

幽魔「くだらねぇ...」

浩「聞いてけ」

幽魔「馬鹿馬鹿しい...」

...幽魔が立ち去る...

花鈴「幽魔君!待って!!」

...花鈴が後ろから抱き着いて幽魔を止める...

幽魔「花鈴ちゃん...俺には...」

花鈴「幽魔君じゃなきゃ...ダメなのぉ!!」

瑠希奈「自分の気持ちに素直になったら?鮫野君」

幽魔「えっ?」

瑠希奈「あなた...花鈴が心配だからって...」

花鈴「ちょっと!瑠希!?」

幽魔「...花鈴ちゃん...俺...君の隣に居ても良いのかな?」

花鈴「幽魔君が居ないと...ダメなの!」

幽魔「ゴメン...また...傷つけちゃった...」

花鈴「幽魔君なら...良いよღ」

幽魔「花鈴ちゃん!今度こそ...ホントに...離さない...」

...幽魔が花鈴を強く抱きしめる...

花鈴「幽魔君...痛いよ...」

幽魔「あっ!ご...ゴメン...」

花鈴「いつもの幽魔君に戻ったぁ!ღ」

幽魔「えっ?」

浩「みたいだなww」

将騎「良かった②」

璃紗「花鈴...良かったね...(小声」

花鈴「うんっ!」

幽魔「で...ネタばらしってのは?w」

花鈴「幽魔君も知らないの?」

幽魔「どうせ...不良嗾けたのは...お前らってコトだろ?」

将騎「幽魔!?いつから...」

幽魔「最初っから...」

花鈴「私達も演技してたのよ?」

瑠希奈「流石...演劇部次期部長&副部長...」

将騎「恐れ入りました...」

幽魔「そりゃもう...」

花鈴「先輩達に厳しく鍛えられたから...」

幽魔「演技のイロハを教えて貰ったと言っても過言では無いかも知れない...」

将騎「...おいおい...ホントに泣いてたんじゃないのか?」

花鈴「幽魔君以外の人が居る場所で本気で泣く訳無いでしょ?」

幽魔「えっ?」

花鈴「幽魔君が居ても...他の人が一緒に居たら...本気で泣けないの...」

瑠希奈「やっと...いつもの花鈴に戻ったわね...」

龍奈「うんっ!ヤッパ花鈴の隣には幽魔君が居てくれないと...」

幽魔「どういう事?」

優美子「幽魔君居ないと...花鈴がおかしくなっちゃうの!」

幽魔「えっ?」

優花「旦那なら...何とかしてよね...」

幽魔「おかしくなるったって...どうおかしくなるのか分からなかったら...」

瑠希奈「何かねぇ...甘えて来るのよね...」

幽魔「俺と居る時はいつもだけど...」

瑠希奈「そうなの?」

幽魔「うん」

花鈴「幽魔君...抱いてღ」

幽魔「えっ?...あっ!うんっღ」

花鈴「幽魔君...お昼ご飯...食べなおそ?ღ」

幽魔「じゃっ...いつもの場所...行く?ღ」

花鈴「うんっ!ღ」

...幽魔と花鈴は...お弁当を持って夢幻桜歌公園に向かう...

将騎「んまぁ...幽魔が脅しを懸けてたから不良共は行けないだろう...」

浩「だけどよぉ...他の不良共が...」

龍牙「それは...ねぇみたいだぜ?」

浩「んぁ?どういうコトだ?」

翔悟「どうやら...学校中の不良共に情報が回ったらしい...」

将騎「えっ?」

凌「鮫野幽魔を相手にすると死よりも怖ろしいコトが起きるってな...」

将騎「なら...大丈夫か...」

龍牙「逆に...怖い物見たさに行くヤツらが出たらどうスンだよ...」

翔悟「そうだよな...」

浩「今回のドッキリ企画みたいには行かないかもな...」

凌「絶対そう上手い事行かないだろ...」

...その頃、幽魔と花鈴は...

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
幽魔「んじゃ...気を取り直して...」

花鈴「うんっღ」

幽魔「いっただきまーすღ」

...幽魔がまた、ガツガツ食べている...

花鈴「ゆっくり食べないと...お昼の二の舞になっちゃうよ?」

幽魔「そうだね...ゆっくり食べるღ」

花鈴「幽魔君...美味しい?ღ」

幽魔「とっても美味しいよღღ」

花鈴「良かったぁღ幽魔君の口に合うか...不安だったのღ」

幽魔「花鈴ちゃんの料理...世界中のどんな料理よりも美味しいよღ」

花鈴「ホント...に?」

幽魔「うんっღ今まで食べて来た料理の中で...花鈴ちゃんの料理が一番美味しいღ」

花鈴「幽魔君...嬉しいっღ」

...花鈴が幽魔に抱き着いた...





ドッキリ計画...やり過ぎな部分もあったが...幽魔と花鈴は互いの大切さを再認識した

次回、幽魔と花鈴・紅魔と瑠奈のWデートに緊急密着!?

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]