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詩と物語がメインです サブはゲーム日記です
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HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
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〈私立神龍帝高校演劇部部室〉
星騎「んまぁ...そろそろ解散とするかね...」

将騎「えっ?なんで?」

星騎「んぁ?そろそろ授業始まるんじゃなかったか?」

愛里「そうね...じゃあそろそろ...」

将騎「兄さんってそんなに真面目だったっけ?w」

星騎「将騎...おまっ!」

璃紗「将騎...あまり先輩を困らせない方が...(小声」

将騎「ご...ゴメン...」

幽魔「とりあえず教室へ!先輩!お疲れ様でした!」

花鈴「あっ!幽魔君...待ってよぉ...」

幽魔「花鈴ちゃん...ღ」...幽魔が花鈴の腕と自分の腕を絡ませる...

花鈴「幽魔君...ღ」...花鈴が幽魔に抱き着く...

星騎「仲が良くて良いな...アイツらは...」

愛里「そうね...」

星騎「んで...お前らは...行かんくても大丈夫なのか?」

将騎「うっはwそうだった!璃紗行くぞ!」

璃紗「将騎...待って...」

...幽魔と花鈴...そして将騎と璃紗が教室に急ぐ...

星騎「俺達もそろそろ...」

愛里「でも...部室の鍵...」

星騎「んまぁ...教室戻るまでに職員室あるんだからさ...」

愛里「そうね...」

...星騎と愛里も部室から出る...

...そして星騎が部室の鍵を閉める...

...ガチャッ...

...鍵の閉まる音がした...

星騎「コレで良しっと!」

愛里「星騎君!急がないと!!」

星騎「そう急かなくても大丈夫だよ」

愛里「でも...」

星騎「ウチのクラスの担任はいつも1時間目始まるギリギリに来るから大丈夫さ」

愛里「そうなの?」

星騎「そそw」

愛里「でも念には念を...」

星騎「分かったよ...今行くから...」

愛里「早く!!」

...星騎と愛里も教室に急ぐ...

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「間に合ったぁ...」

花鈴「...幽魔君ღ」

幽魔「ん?」

花鈴「そろそろ...降ろして...」

幽魔「席まで行くって...足...痛いんでしょ?」

花鈴「えっ!?どうして...知ってるの?」

幽魔「どうしてって...花鈴ちゃんの抱き着き方がいつもと違ったから...」

花鈴「幽魔君...ありがとう...」

幽魔「花鈴ちゃん...後で...傷の手当てするから...」

花鈴「うんっღ」

...幽魔が花鈴の席の前に着く...

花鈴「此処で...良い...」

幽魔「立つの...辛いでしょ?俺が...座らせてあげる...」

花鈴「幽魔君...いつもゴメンね...」

幽魔「ううん...こんな事しか出来ないけど...」

花鈴「そんな事無いよ?幽魔君のお蔭で私...どれほど救われてるか...」

将騎「お前ら...演技に熱籠り過ぎ...」

璃紗「将騎...(小声」

将騎「んぁ?璃紗??」

璃紗「2人に怒られても...知らない...」

幽魔「将騎!俺達がいつ演技をしたって!」

...幽魔がポーズ付きでセリフ風に言う...

花鈴「そうよ...酷い...」

...花鈴が泣く...

幽魔「花鈴ちゃん...もうすぐ席だから...」

花鈴「幽魔君...いつもありがとうღ」

幽魔「お礼を言うのは俺の方だよ...いつも支えてくれて...ありがとうღ」

花鈴「幽魔君ღ」幽魔「花鈴ちゃんღ」...2人は抱擁を交わす...

将騎「やれやれ...」璃紗「将騎...2人に聞こえる...(小声」

将騎「すまねぇ...」

幽魔「花鈴ちゃん...足に衝撃が無い様に...ゆっくり...座らせるからねღ」

花鈴「ありがとღ幽魔君ღღ」

...幽魔が繊細にゆっくりと丁寧に花鈴を椅子に座らせる...

花鈴「幽魔君...大丈夫?」幽魔「平気、平気!疲れてないよ?」

花鈴「そうじゃなくて...」幽魔「ん?」

花鈴「ううん...何でもない...」幽魔「傷の手当て...するね?ღ」

花鈴「うんっ!ღ」幽魔「えっと...消毒剤...消毒剤は...っと...」

...幽魔が医療用ポシェットを探っている...

幽魔「あったあった...」...幽魔が花鈴の足首にガーゼを当て消毒する...

花鈴「きゅぅっღ」...沁みたのか...花鈴が可愛い声を出す...

幽魔「ゴメンね?沁みちゃったかな?」

花鈴「ゴメンね...変な声出しちゃって...」...花鈴が幽魔に謝る...

幽魔「俺なら大丈夫だから...」花鈴「幽魔君...優しいんだねღ」

幽魔「俺は将騎みたいに冷酷非道じゃないからねღ」将騎「どういう意味だ!幽魔!!」

幽魔「怒んなって...」

花鈴「だって...お兄ちゃんだったら『変な声出すな!!』って怒るでしょ?」

将騎「当たり前だ!何が『きゅぅっღ』だ!ふざけた声出して!!」

璃紗「...将騎...幽魔君の顔...(小声」

将騎「璃紗?幽魔の顔がなんだって?」

幽魔「将騎...どうなりたい?」

将騎「えっ?えっ?...ギャーーーーー!!(大声」

...将騎の悲鳴が学校中に響き渡る...

幽魔「ゴメンね...花鈴ちゃん...」

花鈴「幽魔君が謝る事じゃ...」

幽魔「将騎の事じゃなくて...傷の手当て...ほったらかしにして...」

花鈴「ううん...良いの...幽魔君に触られてるだけで...私...幸せღ」

幽魔「そう言って貰えると...嬉しいなღ」

花鈴「手当ての続き...お願いღღ」...花鈴がおねだりしている...

幽魔「うんっ!ღいつでも俺に言ってღღ」

花鈴「ありがとぉღ」

...幽魔が手当ての続きをしている...

幽魔「これで...良しっと...」

...幽魔が花鈴の足首に湿布をする...

花鈴「えっ?湿布??」

幽魔「軽く...捻ってたみたいだからさ...包帯でも良かったんだけど...」

花鈴「えっ?幽魔...君?」

幽魔「包帯だと...お義父さん達が心配するだろうと思ってさ...」

花鈴「幽魔君...大好きっღ」...花鈴が幽魔に抱き着く...

幽魔「もう...離さない!」花鈴「約束...だからね?ღ」

璃紗「花鈴...(小声」

花鈴「どうしたの?璃紗??」

璃紗「トイレとか...どうするの?(小声」

将騎「そうだよなぁ...授業とか...」

璃紗「体育の時なんて...大変よ?(小声」

花鈴「そうよねぇ...」

幽魔「でもよ...トイレに彼女と一緒に入ったって人も居たし...」

将騎「誰だよ?それ...」

...此処で星騎達登場...

星騎「んまぁ...俺達だが?」

愛里「星騎君...恥ずかしいわ...」

将騎「兄さん達が!?」

星騎「んまぁ...秘密だったんだが...」

愛里「もう...秘密って言ったのにぃ♡」

星騎「ゴメン②」

愛里「教室戻りましょ?」

星騎「だな!」

...星騎達が教室に戻る...

花鈴「授業とかノートどうしよう...」

幽魔「俺に...任せて!」

花鈴「えっ?」

幽魔「俺...両利きだから...」

将騎「そういう問題じゃない気がスンだけども...」

花鈴「幽魔君に文句言わないで!ღ」

璃紗「幽魔君の事になると花鈴は怖いから...気をつけて...(小声」

幽魔「花鈴ちゃん...落ち着いて...」

花鈴「幽魔君が...そう言うなら...」

将騎「幽魔が花鈴と一緒になってくれて良かったゼ...」

幽魔「花鈴ちゃんをこれ以上怒らすなよ?」

将騎「ご...ゴメン...」

花鈴「幽魔君...トイレ...着いて来てღ」

幽魔「えっ?あっ!うんっ!ღ」

...幽魔が花鈴と腕を組んでトイレに行く...

〈私立神龍帝高校1階女子トイレ〉
花鈴「幽魔君...一緒に...」

幽魔「えっ?」

花鈴「早くぅ!ღ」...花鈴が幽魔を引き摺り込む...

幽魔「大丈夫かなぁ...」

花鈴「幽魔君なら誰も咎めないよ?ღ」

幽魔「将騎が絶対何か言って来そうだけども...」

花鈴「私が...幽魔君の為に...お兄ちゃんを...」

幽魔「ありがとღ花鈴ちゃんღღ」

花鈴「幽魔君...キスして...ღ」

幽魔「えっ?...分かった...」

花鈴「幽魔君ღ」

幽魔「チュッღ」

花鈴「(///▽///)テレテレ」

ノックの音「ゴンゴンゴンゴンゴン!」

幽魔「Σ(・ω・`)!!」

花鈴「幽魔君...どうしよ...」

幽魔「どうすれば...」

花鈴「だ...誰?」

瑠希奈「花鈴!早くして...」

花鈴「えっ?瑠希??」

瑠希奈「花鈴...」

花鈴「瑠希...他は開いてないの?」

瑠希奈「全部...故障中...」

花鈴「ちょっ...ちょっと待って!」

幽魔「ど...どうしよう...」

花鈴「瑠希には私から説明するわ!」

...花鈴が扉を開く...

花鈴「ゴメンね...瑠希...」

瑠希奈「それは良いけど...なんで鮫野君まで?」

花鈴「実はね...私...1人でトイレ来るの心細いのよ...」

瑠希奈「なら私に言えば良いのに...」

花鈴「幽魔君と片時も離れたくなくって...無理言って着いて来て貰ったの...」

幽魔「ビックリさせて悪かったな...滝崎...」

瑠希奈「ううん...大丈夫...(今度私も浩を連れ込もうかしら?」

花鈴「幽魔君!教室...戻ろっ?ღ」

幽魔「うんっ!ღ」

...幽魔と花鈴は腕を組んで教室に戻って行く...

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「花鈴ちゃん...傷の具合...どう?」

花鈴「幽魔君の手当てのお蔭でとても楽よ?ღ」

幽魔「母さん直伝だからね...」

花鈴「幽魔君のご両親に逢ってみたいなぁღ」

幽魔「父さん..か...」

...幽魔が落ち込む...

花鈴「えっ?」

幽魔「父さんに逢えるなら...逢いたいよ...」

...幽魔が声も出さずに泣く...

花鈴「私...何か悪い事言った?」

幽魔「言ってなくてゴメンね?」

花鈴「えっ?」

幽魔「俺の父さん...去年...雪崩にあって...死んだんだ...」

将騎「そんなに最近だったか?」

幽魔「あぁ...父さんは...レスキュー隊だったんだけどさ...」

花鈴「うん...」

幽魔「雪山で遭難した人達を助ける為に...雪崩の...犠牲に...クッ!」

...幽魔が唇を噛み締める...

花鈴「幽魔君...辛かったでしょ?私の胸で良かったら泣きついて良いから...」

幽魔「花鈴ちゃん...うわーーーん!」

...幽魔が花鈴に泣きつく...

将騎「幽魔が人前で涙を流すなんて信じられん...」

花鈴「そんなに凄い事なの?」

将騎「凄いも何も...幽魔は葬式の時でも...泣くの堪えるヤツなんだぞ?」

幽魔「グスッ...花鈴ちゃん!花鈴ちゃーーん!!わぁぁぁぁん」

花鈴「幽魔君...」

幽魔「俺を残して死なないでね?」

花鈴「うんっ!...幽魔君もだからね?」

幽魔「うん...ヒッグ...」

花鈴「幽魔君っ!!ღ」

...花鈴が泣きついている幽魔を抱きしめる...

将騎「か...花鈴!?」

花鈴「どうしたの?お兄ちゃん??」

将騎「幽魔が...」

花鈴「キャーー!!幽魔君!幽魔君!!」

幽魔「く...苦しい...」

璃紗「花鈴...アンタ...見た目以上に大きいんだから...注意しないと...(小声」

花鈴「ゴメンね!幽魔君...ゴメンね?」

幽魔「大...丈...夫...」

花鈴「幽魔君!?幽魔君!しっかりして!ღ」

...幽魔が鼻血を出して気絶する...

将騎「おぅわ!幽魔が鼻血出してる...どうなってんだ?」

花鈴「お兄ちゃん!ゴメンなさい!!私...保健室行って来る!!」

将騎「んぁ?OK!!」

優花「花鈴...場所分かる?」

花鈴「大丈夫よ?優花...」

優花「そっ?なら良いけど...」

幽魔「うぅ...」

花鈴「ゴメンね?今...保健室に...」

優花「アンタねぇ...もしかして...強く抱きしめたんじゃ...」

花鈴「えっ?どうして...分かったの?」

優花「やっぱりね...璃紗にも言われてるんだろうけど...アンタ...
見た目以上に大きいんだから...気をつけなさいよ?」

花鈴「もぅ...言われなくても...分かってるわよ!!」

優花「早く行かないと...アンタの旦那...危ないわよ?」

花鈴「キャー!幽魔君!幽魔君!!」

幽魔「もう...悔いは...」

花鈴「幽魔君!」

幽魔「ご...ゴメン...」

...花鈴が幽魔を抱えて保健室に走る...

〈私立神龍帝高校1階廊下〉
花鈴「幽魔君...死なないで...」

幽魔「花鈴...残して...死ねるかよ...」

花鈴「幽魔...ゴメンね...もうすぐ...保健室だから...もう少しの辛抱だから...」

幽魔「分かった...それまで...もう少し...寝させて...貰うかな...」

花鈴「うんっღ」

〈私立神龍帝高校 保健室〉
花鈴「失礼します!」

宮野「どうしたの?神宮寺さん...血相抱えて...」

花鈴「宮野先生...幽魔が...幽魔が...」

幽魔「うぅ...」

宮野「鮫野君!?どうしたの?」

幽魔「ぃぁ...大した...事じゃ...」

花鈴「幽魔...ゴメンね...」

幽魔「大丈夫だよ...俺の方こそ...急に泣きついて...ゴメンな...」

宮野「神宮寺さん...鮫野君の手当て...手伝ってくれる?」

花鈴「はい!幽魔君...呼び捨てにしてゴメンね?」

幽魔「えっ?あっ!俺もゴメンね?花鈴ちゃん」

宮野「鮫野君...大丈夫?」

幽魔「はい!鼻血は何とか止まりました...」

宮野「えっ?」

花鈴「先生...ゴメンね?私...キツく幽魔君を抱きしめちゃったから...」

宮野「神宮寺さん...気をつけないと又同じ様な事...起こりかねないわよ?」

花鈴「はーい...以後気をつけます...」

幽魔「先生...花鈴ちゃんは悪くないんです...俺が...」

花鈴「幽魔君...良いの...」

幽魔「で...でもさ...」

花鈴「ありがとღ幽魔君ღღ」

宮野「どんな理由にせよ...人を窒息に近い状況にする事を許す訳にはいきません!」

幽魔「先生...花鈴ちゃんも反省してるんで...許してください...」

宮野「鮫野君のそういう真面目な所が苦手なのよね...」

花鈴「えっ?」

宮野「鮫野君に免じて...許してあげる」

花鈴「先生!ありがとっ!」

宮野「お礼なら...あなたの事を信頼してくれてる鮫野君に言いなさい...」

花鈴「えっ?」

宮野「鮫野君の言葉で...許そうって思ったんだからね...」

花鈴「えっ?えっ?」

宮野「鮫野君...ゴメンね?神宮寺さんの事...」

幽魔「ぃぇ...先生が分かってくださったなら...」

花鈴「幽魔君ღホントにゴメンね?ღღ」

幽魔「大丈夫②急に泣きついた俺も悪いんだし...」

花鈴「ううん...辛い事思い出させてゴメンなさい...それと...ありがとღ」

幽魔「ありがとうって??」

花鈴「先生に...謝ってくれて...」

幽魔「あぁ...ゴメンね?勝手な事して...」

花鈴「ううん...私...嬉しかったよღ」

宮野「用が済んだなら教室に戻りなさい...授業...遅れるわよ?」

幽魔「すみません...先生...すぐ行きますんで...」

花鈴「先生...ゴメンなさい...」

宮野「2人共真面目なのね...昔の私と...『彼』に似てる...」

花鈴「『彼』って誰ですか?」

宮野「えっ?ううん...何でもないの...何でも...」

幽魔「『彼』ってのは...鮫野康佑の事ですか?」

宮野「えっ?どうして...彼の名前を?」

幽魔「...5年前死んだ...叔父の名前だからです...」

宮野「彼が...5年前に?」

幽魔「去年死んだ父と5年前に山登りに行った際に...雪崩で...」

宮野「えっ?」

幽魔「...レスキュー隊の父は...自分の弟を助けられなくて悔やんでました...」

宮野「そう...」

幽魔「叔父には先生の事聞いてたんだ...『一番大切な人に...別れ告げられなかった』って悔やんでたよ...」

宮野「康佑さん...」

幽魔「叔父から預かってる物があるんです...先生にって...」

宮野「えっ?」

...幽魔が『愛理菜さんへ』と書かれた手紙を渡す...

宮野「康佑さん...」

康佑「愛理菜さん...この手紙を君が読む頃には...........」

...という風に宮野先生への想いが綴られていた...

宮野「うぅっ...康佑さん...」

花鈴「幽魔君...」

幽魔「今は...1人にしてあげよっか?」

花鈴「うん...」

...幽魔達が保健室を静かに出て行く...

〈私立神龍帝高校1階廊下〉
花鈴「宮野先生...辛そうだったね...」

幽魔「うん...」

花鈴「幽魔君が死んだら...私もあんな風に...」

幽魔「えっ?」

花鈴「ううん...何でもないの...」

...幽魔が花鈴を抱き上げる...

花鈴「えっ?」

幽魔「花鈴ちゃん...君を措いて死んだりしないさ...」

花鈴「幽魔君...」

...チュッღ...

幽魔「花鈴ちゃん...幸せになろうね?ღ」

花鈴「うんっ!ღ」

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
1-7名も無き女子一同「幽魔君...大丈夫?」

幽魔「ゴメンよ?心配掛けちゃって...でももう大丈夫!」

1-7名も無き女子一同「花鈴ちゃん...目...赤いよ?」

花鈴「えっ?ううん...何でもないの...」

...幽魔が花鈴の瞳を見つめる...

花鈴「(///▽///)テレテレ」

幽魔「Σ(・ω・`)!!」

花鈴「(*'ω'*)......ん?どうしたの?幽魔君...」

...幽魔が黙って花鈴の瞳を見ている...

花鈴「幽魔君?」

幽魔「ゴメン...ボーっとしてた...」

花鈴「むぅ...私の瞳を見たままボーっとするなんて...私の瞳...何か付いてる?」

...幽魔が黙って花鈴の涙を指で拭う...

花鈴「えっ?...幽魔君...言ってくれれば良いのにぃღ」

幽魔「一度してみたかったんだよね...見つめてから涙を指で拭うの...」

花鈴「えっ?」

幽魔「だって...憧れだったから...」

花鈴「幽魔君...」

幽魔「(*'ω'*)......ん?」

花鈴「だーい好きっღ」

...花鈴が幽魔に抱き着いた...


















...流す涙の数だけ強く優しくなれる...


次回、幽魔と花鈴が!?

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