08 | 2024/09 | 10 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
...担任が入って来る...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
初瀬「おみゃーら!早く席につけぃ!」
幽魔「(#■д■)アァ?」
将騎「その前に腹ごしらえを...」
璃紗「将騎...授業が...(小声」
花鈴「璃紗...放っておけば良いんじゃない?」
幽魔「んまぁ...コイツは放っておいた方が色んな意味で楽な存在だww」
将騎「まだチャイム鳴ってねぇぞ?オイチャンww」
初瀬「そうか...ならもう一度職員室に戻るとしよう...」
...初瀬が教室から出て行く...
幽魔「...喰いたいからってそこまでするのかよ...」
花鈴「お兄ちゃん...」
璃紗「見損なった...(小声」
将騎「なんだよ!その軽蔑の眼差しは!!良いだろ?食べ物は早く食べて上げないといけないんだぞ?」
幽魔「やれやれ...」
...と言いつつ花鈴を見つめている幽魔...
花鈴「(*'ω'*)......ん?幽魔君...私の顔...何かついてる?」
幽魔「今日も...綺麗で可愛いなぁ...と思ってさღ」
花鈴「幽魔君ღ」
...花鈴が幽魔に抱き着いている...
将騎「ずっと引っ付いふぇふぇ暑くふぁふぃふぁんふぇふふぇえふぁ」
幽魔「喰うか喋るかどっちか片方に集中しろよ...」
花鈴「幽魔君の胸の中は涼しいから大丈夫だもんっღ」
幽魔「そ...そうかなぁ...」
花鈴「私の言う事...疑うの?ღ」
...花鈴が上目遣いで指を銜える様にして幽魔を見つめる...
幽魔「(ヤッパ花鈴ちゃん...可愛いღღ)」
...幽魔が花鈴を抱きしめた...
花鈴「えっ?ღ」
幽魔「疑ってないさ!ღ」
...幽魔が髪を掻き上げて花鈴の頬に手を添えながら言う...
花鈴「幽魔君ღ」
幽魔「花鈴ちゃんღ」
...2人がキスをする...
浩「お前ら...暑苦しい...」
幽魔「(#■д■)アァ?文句あんのか?神沢!」
花鈴「コラッ!幽魔君?ღ」
幽魔「いきなり突っ掛かって...悪かったな...神沢...」
浩「ぃぁ...俺の方こそ...スマン...邪魔して...」
瑠希奈「浩!♡先に行くなんてひっどぉい♡」
浩「わりぃわりぃ...ルンの事...待ってたんだけどよ...」
瑠希奈「うん...」
浩「ルンの親父さん...煩くって...」
瑠希奈「ゴメンね...パパ...浩の事...」
浩「まぁ...仕方ねぇさ...」
幽魔「おい!」
浩「なんだよ...」
...幽魔が浩に蹴りを入れる...
浩「Σ(・ω・`)!!テメェ...」
幽魔「...その方が...お前らしいだろ?」
浩「...サンキュー...幽魔...」
幽魔「...気にスンな...浩...」
花&瑠希「2人共...素直じゃないんだから...」
瑠希奈「ホントは仲良くしたいんでしょ?」
浩「...まぁな...」
花鈴「変なプライド...捨てたら?」
幽魔「花鈴ちゃんが...そう言うなら...」
浩「...」
幽魔「意地張っててもしゃあねぇからな...言うとすっかな...」
花鈴「うんっღ」
幽魔「浩...あのよぉ...」
浩「...なんだよ...」
幽魔「これからは...仲良く...しようぜ?」
浩「あ?...俺からも...頼む...仲良く...してくれ...」
花&瑠希「良かったぁ...」
幽魔「言いたい事言ったら...気持ちがスッキリしたよ...」
花鈴「幽魔君...抱っこღ」
幽魔「えっ?ღ」
花鈴「ダメ?ღღ」
...花鈴が上目遣いで指を銜える様にして幽魔を見つめる...
幽魔「花鈴ちゃんが喜んでくれるなら...」
...幽魔が花鈴をお姫様抱っこする...
花鈴「王子様...今日は何処に連れて行って下さるの?ღ」
幽魔「姫が行きたい所なら何処までも...ღ」
花鈴「私は...幽魔君が居れば何処に居ても幸せღ」
幽魔「図書室にでも...行く?ღ」
花鈴「うんっღ」
...2人が手を繋いでスキップして図書室に向かう...
将騎「賢いのか馬鹿なのか...時々分からなくなる...」
浩「確かにな...」
将騎「浩...お前も喰うか?」
浩「でっかいハンバーガーだなwww」
将騎「此処の購買部に売ってるモノで一番好きなんだよwこのハンバーガーww」
浩「ジャンボビッグ...こんなデカいの...1人で2つも喰うなんて贅沢だろwww」
将騎「幽魔が買って来てくれたんだぞ?w」
浩「お前...よく体型維持出来るよな...」
将騎「おう!w“ガリーズブートキャンプ”があるから大丈夫だw」
浩「何処で手に入れたんだよww」
将騎「兄さんから横流しして貰ったw」
浩「相沢先輩から!?」
将騎「おう!」
浩「横流しって犯罪なんじゃ...」
将騎「なんか...友達から借りてそのままパクったらしいww」
浩「借りパクかよ!?」
...その頃...星騎達は...
〈私立神龍帝高校2年6組教室〉
愛里「星騎君!?」
星騎「えっ?えっ?どしたの?」
愛里「あのビデオ...何処にやったの?」
星騎「あ...あのビデオって?」
愛里「私が...奈津に借りてた...」
星騎「知らないよ!だいたい...どんなビデオなんだよ...」
綺羅「やれやれ...お前ら...夫婦喧嘩は他所でやれよ...なぁ?奈津」
奈津「えっ?そうよね...綺羅」
星騎「んぁ?綺羅と木更津さん...付き合ってんのか?」
奈津「綺羅がしつこいから...」
愛里「星騎君!?話逸らさないの!」
星騎「ビデオなんて知らない...」
奈津「ゴメンね?愛里...あのビデオ...実は...」
愛里「えっ?」
奈津「妹の物だったの...勝手に持ち出したら...怒られちゃって...」
愛里「そうだったんだぁ...妹って...悠璃ちゃん?」
奈津「どうして愛里が知ってるの?」
愛里「色々あって...そうよね?星騎君」
綺羅「星騎ならさっき出てったけども...」
奈津「どうして押さえておかないのよ?」
綺羅「無茶言うな!アイツの逃げ足は...コンマ7秒前後なんだぞ?」
奈津「えっ?」
綺羅「そんな人間...押さえつける方が困難だろ!!」
奈津「...役立たず...」
綺羅「ひっでぇな!」
奈津「文句あるの?」
綺羅「当たり前だろ!」
奈津「出来る出来ないの問題じゃないでしょ?」
綺羅「不可能な事には挑戦する主義じゃねぇんだ」
竜吾「お前は相変わらずだな...」
春香「やるかやらないかの問題って言いたいんでしょ?竜吾君」
竜吾「そそ」
綺羅「んじゃ...竜吾に任せるわ」
竜吾「チッ!出来れば...アイツを追うのだけは勘弁だったんだがな...」
...竜吾が教室から出て行く...
〈私立神龍帝高校屋上〉
星騎「フィー...」
...星騎が屋上で酒を呑んでいる...
...竜吾が来る...
竜吾「お前...」
星騎「あぁ...お前か...アイツには...内緒な?」
竜吾「アイツって愛里ちゃんか?」
星騎「んまぁ...な」
竜吾「お前...何か隠してないか?」
星騎「んぁ?なんで全部お前に話さねぇといけねぇんだよ?」
竜吾「とりあえず...早く戻らねぇと...怒ってるみたいだぜ?」
星騎「今呑んでる一缶呑み終えたら戻る...」
竜吾「...早くしろよ...」
星騎「うるせぇな...酒ぐらいゆっくり呑ませろや...」
...竜吾が教室に戻って行く...
星騎「愛里と...由真...か...」
...星騎が呟いている...
〈私立神龍帝高校2年6組教室〉
竜吾「チッ!」
春香「どうだった?」
竜吾「聞く耳持たずって感じだったな...」
綺羅「お前の言い方だったら仕方ねぇんじゃねぇの?」
竜吾「なんだと?」
綺羅「喧嘩ッ早いのもどうかと思うけどな...」
...星騎が戻って来る...
星騎「やれやれ...グダグダうるせぇ野郎だぜ...竜吾は...よ」
綺羅「んまぁ...俺もオメェの気持ち分からんでもねぇよ...星騎」
竜吾「んだと!?」
愛里「喧嘩しないの!」
奈津「綺羅も...挑発しちゃダメ...」
春香「竜吾君...落ち着いて...」
星騎「...分かりもしねぇのに...俺の過去について...とやかく...ウゼぇんだよ...」
竜吾「星騎!テメェ!!」
...竜吾が星騎に殴り掛かる...
星騎「んぁ?殴るってのはなぁ...こうヤんだよ!!」
...星騎が竜吾を殴り飛ばす...
竜吾「グッ!...ガハッ...」
綺羅「俺...知らねっと...」
...綺羅が逃げようとする...
奈津「綺羅...逃げられないわよ...」
春香「だって...」
愛里「居合わせただけで当事者になっちゃうから...」
星騎「大丈夫だよ...俺がヤった事だ...」
愛里「でも...」
星騎「心配スンなって!こういうのは...ヤっちまった本人だけが...」
綺羅「お前...まさか...」
星騎「んまぁ...辞めるコトには...なんねぇだろうけどよ...」
綺羅「なんだよ?」
星騎「もしもの時は......を頼む」
綺羅「あ?何言ってるか聞こえねぇよ」
星騎「もしもの時は...“2人”を頼む...」
綺羅「“2人”って誰だよ?お前には...向坂だけじゃねぇのか?」
星騎「...色々...あんだよ...あんま...詮索スンなよな...」
綺羅「わりぃ②...危うく竜吾みたくなる所だった...」
星騎「まぁ...良いんだけどな...」
愛里「星騎君...もしかして...分かってたの?」
星騎「ん?...まぁ...な...」
綺羅「なんだよ?教えろよ!星騎」
奈津「愛里?...何の話?」
愛里「私と...星騎君だけの秘密」
星騎「そういう事だ!...盗み聞きなんて姑息な真似...スンなよ?」
綺羅「盗み聞きってのはどういう事だ?」
星騎「やれやれ...」
愛里「屋上...行きましょ?」
星騎「ん?...あぁ...」
〈私立神龍帝高校屋上〉
星騎「...で?由真の方は...最近出て来てないのか?」
愛里「何かねぇ...星騎君には逢いたいみたいなんだけどね...」
星騎「俺達が2人きりになんねぇと出て来たくないってか?」
愛里「うん...」
星騎「我が儘なお姫様だこって...」
...愛里と由真が入れ替わる...
由真「我が儘で悪かったわね...」
星騎「聞いてたのかよ!?」
由真「愛里を通して私にも聞こえてる事忘れないでよね...」
星騎「わぁってるって...」
由真「星騎...」
星騎「んぁ?」
...由真が星騎にキスをする...
由真「愛里の事...傷つけたら許さないから!!」
星騎「俺が...愛里の事...傷つける訳ねぇだろ?」
由真「じゃあ...また...お昼に...ねっ?」
星騎「分かった」
...由真と愛里が入れ替わる...
愛里「んもぅ...由真と居る時は私の事...呼び捨てで呼んでくれるのに...」
星騎「だって...愛里が呼び捨てで呼んでくれねぇからさ...意地悪してみたくなった」
愛里「そういう所...昔と変わってないね?」
星騎「そうか?」
愛里「うん...星騎の意地悪な所...ちょっとだけ...嫌い...」
星騎「じゃあ...これから意地悪しねぇよ...」
...その頃、幽魔達は...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「職員室戻ったきり...戻って来ねぇな?」
花鈴「ちょっと...遅すぎるよね?」
幽魔「わりぃが...翔悟...」
翔悟「わぁってるって...」
優美子「職員室...だよね?」
花鈴「ゴメンね...優美子...」
優美子「花鈴が謝る必要...無いと思うんだけど...」
幽魔「とりあえず頼むゼ?」
翔悟「任せろって」
...翔悟と優美子が職員室に向かう...
〈私立神龍帝高校職員室〉
翔&優「失礼します」
春倉「どうしました?」
翔悟「初瀬先生が職員室に戻ったっきり戻って来られないので...」
優美子「呼びに来ました...」
春倉「ちょっと待ってて下さいね?鷹上君、姫野さん」
翔悟「分かりました」
優美子「少々お待ちさせて頂きます」
春倉「初瀬先生!初瀬先生!」
初瀬「はい...なんでしょう?」
春倉「代議員の子達が...」
初瀬「えっ?あああああああああ!」
春倉「授業の用意しながら...寝てたんですか?困った方だ...」
初瀬「すみません...」
春倉「しっかりして下さらないと...」
初瀬「次からは...気をつけます...」
春倉「早くしないと...授業終わりますよ?」
初瀬「春倉先生...助かりました」
春倉「お互い大変ですが...無理はしない様にしましょ」
初瀬「そうですな」
翔悟「先生~」
優美子「皆...チャイム鳴ったらブーイングすると思いますが...」
初瀬「春倉先生!では...後で」
春倉「そうですね...」
...初瀬先生が自クラスに向かう...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「遅い!」
花鈴「先生も色々あるんだよ...」
将騎「初瀬の事だ...授業の用意しながら寝てたに決まってる!」
初瀬「酷い言われ様だな...」
浩「まぁ...遅かったんだから自業自得だろ...」
龍牙「言われるコトは分かってたはずだ」
凌「んまぁ...目の下にクマ出来てるから...誰でも分かるだろう」
瑠希奈「そう言われてみれば...」
龍奈「確かにそうかも...」
優花「先生...授業の用意に戻ったのに寝てるなんて...どういう事?」
初瀬「それは...その...」
幽魔「言い訳は...聞かねぇよ?」
花鈴「先生?授業...始めてください」
初瀬「ん?...あぁ...分かった」
...一時間後...
初瀬「鮫野...神宮寺...号令頼む...」
幽&花「起立!礼...」
初瀬「次の授業の準備をしておく様に」
将騎「へーいw」
...初瀬が職員室に戻って行く...
幽魔「まだ...4時間目の前かよ...」
花鈴「えっ?」
将騎「次の授業終わったら昼飯だな?お前ら...何処で食べるんだ?」
幽魔「いつもの場所」
花鈴「幽魔君...覚えててくれたんだღ」
幽魔「花鈴ちゃんが...学校の中で二番目に好きな場所って言ってたからねღ」
将騎「一番は何処だよ?」
花鈴「幽魔君の隣の席ღ」
将騎「どんだけ一緒に居たいんだよ...」
花鈴「一生が終わるまで...」
幽魔「ずっと一緒に...」
将騎「ヤレヤレだぜ...」
浩「で...次の授業って誰だったっけ?」
幽魔「えっと...チッ!」
浩「どうした?幽魔...」
幽魔「山宮...か...」
花鈴「...お弁当持って...いつもの場所...行く?」
幽魔「うん...」
花鈴「瑠希!」
瑠希奈「何?」
花鈴「ノート...見せてね?」
瑠希奈「良いわよ」
幽魔「浩...ノート見せてくれよ?」
浩「おう!」
...幽魔と花鈴が教室を出て行く...
将騎「アイツら...山宮の授業の単位...大丈夫かね...」
璃紗「2人なら...大丈夫...(小声」
将騎「璃紗がそう言うなら間違いないだろ...」
〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
...幽魔と花鈴が手を繋いで楽しそうに話しながら来る...
幽魔「此処...教室から少し離れてるけど...良い景色だよねღ」
花鈴「うんっღこの学校で初めて逢ったのは...此処だったよね?ღ」
幽魔「そうそう...俺が此処のベンチで寝てたら...」
花鈴「私が...座ろうとして声を掛けたんだよね?」
幽魔「そうそう...2人で...再会を抱き合って喜んだんだっけ...」
花鈴「うんっღ懐かしいなぁ...」
幽魔「その時からずっと...此処を気に入ってたよね?」
花鈴「だって...此処には...」
幽魔「此処には?」
花鈴「幽魔君との想い出が...沢山あるからღ」
幽魔「此処で再会して...此処で毎日一緒に食事して...」
花鈴「此処でファーストキスして...此処で毎日語り合って...」
幽魔「此処でお互いの好きな所を言い合って...」
花鈴「此処で...婚約...」
幽魔「此処は...俺達の想い出が沢山あるから...」
花鈴「どうしたの?」
幽魔「2人の卒業写真は...此処で沢山...撮りたいね?ღ」
花鈴「うんっღ」
...幽魔と花鈴の想い出の地...潰れません様に...
次回、不良達が幽魔と花鈴を!?