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プロフィール
HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
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最近は頭痛が酷くなって来ました
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〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「確か...花鈴ちゃんって妹さん居たよね?」
花鈴「えっ?どうして??」
幽魔「俺も弟が居るからさ...」
花鈴「でも...どういう関係が...」
幽魔「同じクラスらしいんだよね...」
花鈴「えっ?でも...お兄ちゃんの息子にベッタリって...」
...此処で将騎が現れる...
将騎「それは表面上らしいぞ?」
幽魔「Σ(・ω・`)!!将騎!?」
花鈴「どういう事?お兄ちゃん!?」
将騎「翼に聞いたんだが...」
幽魔「ほぉ...」
花鈴「なんて?」
将騎「憧れだけの存在だったらしい...」
幽魔「なるほどね...俺みたいなモンか...」
花鈴「ゆ...幽魔君!?」
幽魔「えっ?」
花鈴「確かに...幽魔君...全学年の女子達にたかられてるモンね...」
幽魔「全く...困ったモンだよ...」
花鈴「えっ?」
幽魔「俺は...花鈴ちゃんが傍に居てくれるなら何処でも良いんだよღ」
花鈴「幽魔君ღ」...花鈴が幽魔に抱き着く...
幽魔「今度の休み...妹さん連れて来てね?ღ」
花鈴「うん!ღ幽魔君も...弟さん連れて来てね?ღ」
将騎「Wデートか...」
幽魔「帰ったら紅魔に伝えておくよღ」
花鈴「私も瑠奈に伝えておくねღ」
幽魔「うんღ」
花鈴「瑠奈...今頃...何してるかな?」
幽魔「紅魔と仲良くしてくれてたら嬉しいけどね」
花鈴「そうね...」
...その頃、紅魔と瑠奈は...
<私立龍波中学校2年9組教室>
...紅魔が窓際の自分の席で突っ伏している...
翼「紅魔ぁ」
紅魔「んぁ?どした...翼」...翼に呼ばれて紅魔が起き上がる...
翼「神宮寺...なんとかしてくれよ...」
紅魔「?瑠奈ちゃんがなんでお前と?」
翼「俺が聞きたいよ...」
紅魔「んまぁ...瑠奈ちゃん連れて来てくれよ...」
翼「自分で呼べよ...」
紅魔「兄貴と姉貴の喧嘩の所為で眠いんだ...」
翼「俺も兄貴欲しいぜ...」
紅魔「そういや...お前...兄弟とかって居るのか?」
翼「ん?ぃぁ...居ないけど...」
紅魔「出来れば...どっちか連れてってくれ...」
翼「おいおい...無理だろ...」
...瑠奈が来る...
瑠奈「紅魔様...翼君...何を話してるんですの?」
紅魔「瑠奈ちゃん...ぃぁ...兄弟の話してるんだよ」
翼「そうそう...俺さ...兄弟居ないから羨ましいんだよ」
紅魔「そっか...でも居たら嫌だって思うけどな...瑠奈ちゃんは?」
瑠奈「私は...姉が...」
翼「妹でも弟でもどっちでも良いから欲しいな...」
紅魔「妹ねぇ...」
翼「別に弟でも良いんだけどな...」
紅魔「上に3人も居ると...ちょっとな...」
翼「なんだよ?」
紅魔「ぃぁ...下が欲しくなるんだよな...」
瑠奈「分かる気がしますわ」
紅魔「あのさ...」
瑠奈「なんでしょう?紅魔様」
紅魔「ぃぁ...その...なんで様づけ?」
瑠奈「えっ?紅魔君...嫌...だった?」
紅魔「俺は...そっちの呼び方が好き...かな?」
瑠奈「分かったわ...次から...気をつけるね?」
紅魔「さっき兄貴からメール来たんだけどさ...」
瑠奈「えっ?」
紅魔「何か...瑠奈ちゃんと俺&兄貴と花鈴さんで今度の休みにWデートしようって...」
瑠奈「お姉様達と一緒にデート...」
紅魔「もちろん...瑠奈ちゃんと一緒なら俺は何処でも良いんだけども...」
瑠奈「紅魔君ったら...幽魔さんみたい...」
紅魔「えっ?」
瑠奈「お姉様ね...幽魔さんに言われたんだって...」
紅魔「えっ?」
瑠奈「『花鈴ちゃんと一緒なら何処でも良いよღ』って」
紅魔「流石...兄貴だゼ...」
2-9名も無き女子一同「紅魔くぅん♡コッチ向いてぇ~♡」
翼「お前も大変だな...紅魔...」
紅魔「まだ全学年の女子生徒が来ないだけ...翼よりはマシさ...」
翼「んまぁ...お互い大変って事に変わりないなw」
紅魔「まぁなww」
2-9名も無き女子一同「紅魔くぅん♡翼くぅん♡」
瑠奈「んもぅ...なんで...皆...」
由愛「そうよね...」
悠璃「翼のモテ振りも今までと変わりないわね♡」
翼&紅「やれやれ...」
...2-9の騒ぎを聞きつけてか、全学年の女子生徒がドタドタとやって来る...
全女子生徒「翼くぅん♡紅魔くぅん♡コッチ向いてぇ~♡」
翼&紅「いっ!?」
紅魔「翼...どうするよ?」
翼「紅魔!...逃げるぞ!!」
紅魔「その言葉...待ってたぜ?」
翼「しばらく屋上に隠れるぞ!」
紅魔「おう!」
...翼と紅魔が屋上まで走る...
瑠奈「紅魔君...大丈夫かな?」
悠璃「翼...何も逃げなくても...」
<私立龍波中学校屋上>
紅魔「さーってと...」
翼「何処に隠れる?紅魔」
紅魔「そうだな...」...紅魔が何やら隠れられそうな場所を見つける...
翼「どうした?...紅魔??」
紅魔「あの場所なんてどうだ?」...紅魔が自分達が入って来た扉の上を指す...
翼「あの場所なら確かに見つからないな...」
...翼と紅魔が屋上の扉の上に隠れる...
全女子生徒「翼くぅん♡紅魔くぅん♡何処ぉ~?」
翼「ホントに見つからないんだよな?紅魔...(小声」
紅魔「大丈夫だ...此処は絶対見つからない...(小声」
全女子生徒「2人共居ないね...教室戻りましょ...」
...女子生徒達がそれぞれの教室に戻って行く...
...紅魔が女子達が去って行ったのを確認する...
紅魔「行ったみたいだぜ?翼」
翼「助かったぜ...紅魔...」
紅魔「なぁに...良いってコトよ!困った時は...お互い様ってヤツさ」
翼「モテるのも困るよな...」
紅魔「あぁ...そろそろ授業じゃなかったっけ?」
翼「もうそんな時間か?」
紅魔「休憩も出来ねぇとは...」
翼「確かにな...」
紅魔「先週からずっと寝不足なのによぉ...ふぁ~あ...」...紅魔が欠伸をする...
翼「大丈夫か?紅魔」
紅魔「んぁ?まぁ...一応...な...」...紅魔が倒れる...
翼「紅魔!?大丈夫かよ...」
紅魔「........」
翼「チッ...」...翼が紅魔を担いで教室に走る...
<私立龍波中学校2年9組教室>
翼「ぜぇ...はぁ....ぜぇ...はぁ....」
悠璃「翼?」
翼「悠...璃...」...翼も倒れる...
由愛「翼君?」
麗「悠璃...由愛ちゃん...霞ちゃん...龍子ちゃん...翼君を席に運びましょ?」
瑠奈「紅魔君!?」
紅魔「瑠奈...ちゃん...」
瑠奈「立てる?」
紅魔「今...ちょい無理...」
瑠奈「えっ?」
紅魔「戒...すまねぇが...」
戒「OK!紅魔君...大丈夫なのか?」
紅魔「呼び捨てで呼んでくれて良いよw」
戒「そうか...紅魔の席って何処?」
紅魔「窓際の...翼の前...」
戒「後ろから2番目か...」
紅魔「そそ...」
悠璃「翼...大丈夫?」
翼「どうやら...俺も...寝不足が...祟ったみたいだ」
紅魔「...お前もか?...翼...」
翼「どうやら...なっ?」
翼&紅「はははは...は...は...」...2人同時に机に突っ伏す...
瑠奈「紅魔君!?大丈夫?紅魔君!!」
悠璃「翼!?ちょっと翼?大丈夫なの?」
...その頃、幽魔と花鈴は...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「んまぁ...今日の帰りに2人と待ち合わせて即効デートっていうのもありだと...」
花鈴「幽魔君...怒られないの?ღ」
幽魔「俺?俺は弟達と住んでるから...怒るのは鈴麗くらい...かな?ღ」
花鈴「3人で暮らしてるの?ღ」
幽魔「うん...金は俺が稼いでるんだけどね...」
将騎「そういや...ふぉんふぁふぉふぉふぃっふぇふぁな...」
幽魔「また...早弁かよ?...懲りねぇなぁ...昼飯分けろって喚いても分けねぇぜ?」
将騎「そう言うなよ...」
幽魔「そう毎日毎日取られたんじゃ花鈴ちゃんに申し訳が立たねぇよ...」
花鈴「お兄ちゃん!?なんで幽魔君の分まで取っちゃうのよ!」
将騎「だってだって...幽魔の弁当の方が大きいんだもん!」
花鈴「お兄ちゃんのお弁当なんて適当に何か詰め込んでおけば良いけど...」
将騎「んばぬ?」
花鈴「幽魔君のお弁当は...お兄ちゃんのお弁当みたくしちゃいけないの!」
将騎「誰が決めた?」
花鈴「幽魔君には...栄養バランスの良い物取って貰わないと...ねっ?ღ」
幽魔「花鈴ちゃん...そこまで考えて作ってくれてたなんて...ღ」
...幽魔が花鈴を抱きしめる...
花鈴「えっ?ちょっと幽魔君?ღ」
幽魔「俺...スンごい嬉しいよ!花鈴ちゃんが俺の栄養バランスの悪さ...
知っててくれてたなんて...」
花鈴「幽魔君...休みの日...鈴麗ちゃん達が居ないからって...」
幽魔「えっ?えっ?」
花鈴「インスタント物ばっかり食べて...」
幽魔「なんで知ってんの?」
将騎「わりぃな幽魔...チクらせて貰ったぜ?」
幽魔「あーっ!将騎っ!お前!!」
将騎「なんだよ?」
幽魔「元はと言えば...あのインスタント食品...」
将騎「えっ?何を言うのかな?...」
幽魔「ほとんどお前が持って来て一緒に食おうって言ったのが始まりじゃねぇか!!」
将騎「ピギャー!それを言うなぁ!!」
花鈴「お兄ちゃん!?」
璃紗「将騎ったら...懲りないんだから...」
幽魔「やれやれ...」
将騎「お前ら...」
幽魔「早く飯の時間にならないかなぁ...花鈴ちゃんの今日のお弁当なんだろなぁღ...」
花鈴「お昼まで...ひ・み・つღ」
幽魔「昼が待ち遠しいよ...ღ」
将騎「うぅ...腹減ったぁ...」
...そこにウマイのうを大量に持った星騎が通りかかる...
星騎「早い所教室に戻らねぇとな...」
将騎「兄さん!」
星騎「なんだ?『ウマイのう』は一本たりとも渡さんぜよ!」
...星騎が教室にそそくさと戻って行く...
将騎「しょ...食料が...」
幽魔「やれやれ」...そう言いながら幽魔が教室を出て行く
花鈴「幽魔君?待ってღ」...花鈴が幽魔を追い駆ける...
〈私立神龍帝高校1階廊下〉
幽魔「ったくぅ...買って来て欲しいなら言葉で言えっての...」
花鈴「幽魔君っ!」
幽魔「か...花鈴ちゃん!どうしたの?」
花鈴「もしかして...いつも?」
幽魔「ほぼ毎日かな?アイツが俺に目配せした時は食糧危機の証拠だから...」
花鈴「ゴメンね?いつもお兄ちゃんが...」
幽魔「大丈夫!もう慣れたよ...」
花鈴「えっ?」
幽魔「始めの内は...嫌だったんだけどね...」
花鈴「じゃあどうして?」
幽魔「断ると面倒な事になるから...」
花鈴「そっかぁ...」
幽魔「花鈴ちゃんも...一緒に来る?ღ」
花鈴「良いの?ღ」
幽魔「うんっ!ღ」
〈私立神龍帝高校購買部〉
幽魔「姉さん!」
花鈴「えっ?」
...そこには...とても綺麗な女性が立っていた...
花憐「幽魔!?隣の子は?」
花鈴「初めまして!お姉様...神宮寺花鈴で御座いますღ」
可憐「自己紹介が遅れてゴメンなさいね?私は鮫野花憐!幽魔の姉よ?」
花鈴「幽魔君の...妻ですღ(///▽///)テレテレ」
幽魔「姉さん...どうしたの?」
花憐「ふぅん...弟には勿体ないくらいね...」
幽魔「ねっ...姉さん!何言い出すんだよ!?」
花鈴「えっ?」
花憐「弟の妻には勿体ないくらい可愛いわぁ...」
幽魔「それより姉さん...今日は何があるのさ?」
花憐「そうねぇ...ビッグジャンボバーガー2個とハート柄のスカーフね...」
幽魔「じゃあ...それ全部ね」
花憐「アンタ...相変わらず豪快ねぇ...」
幽魔「何円?」
花憐「えっと...7858円よ...」
幽魔「げっ...ほとんど将騎の食費じゃねぇかよ...トホホ...」
花鈴「えっ?でもスカーフなんてどうするの?」
花憐「花鈴ちゃん...分かってるんでしょ?」
花鈴「えっ?」
花憐「優等生の天然ちゃんって可愛いわねぇ...」
花鈴「天然なんかじゃ...」
...2人が談笑してる間に幽魔が代金を払っている...
幽魔「姉さん...勘定よろしく...」
花憐「えっ?あぁ...はいはい...」
花鈴「(幽魔君...あのスカーフどうするんだろう?鈴麗ちゃんにあげるのかな?)」
花憐「200円のお釣りよ...」
幽魔「いつもゴメンな?姉さん...」
花憐「気にしないの!」
幽魔「ありがと...姉さん...」
花憐「また来なさいよ?また花鈴ちゃん連れて...ねっ?」
幽魔「分かった...」
...幽魔が花鈴と一緒に教室に向かう...
〈私立神龍帝高校1階廊下〉
花鈴「幽魔君?」
幽魔「ん?ღ」
花鈴「さっきのスカーフ...」
幽魔「ゴメンゴメン...今出すよ...」
...幽魔がハート柄のスカーフを取り出す...
花鈴「えっ?」
幽魔「少し遅くなったけど...誕生日...おめでとうღ」
花鈴「えっ?...あっ!」
幽魔「今年は...渡してなかったよね?ღ」
花鈴「ありがとっღさっそくしてみるね?」...花鈴が幽魔に貰ったスカーフをする...
幽魔「花鈴ちゃん...とっても似合ってるよღ」
花鈴「幽魔君ありがとっღ大事にするね?ღ」
幽魔「うんっღ」
...そうこうしてる間に教室に到着...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「ほらよっ!」
...幽魔が将騎にさっき買ったジャンボビッグバーガー2個を袋ごと投げる...
将騎「サンキュー!」
幽魔「お前...それ好きだよな?」
将騎「おう!」
幽魔「後2分で喰い切れるのか?」
将騎「なぬっ?」
幽魔「やれやれ...」
将騎よ...お前...大食感にキャラ位置固定されかねんよ...
Wデートは後編で...
次回、幽魔と花鈴の想い出の地が明らかに!
幽魔「確か...花鈴ちゃんって妹さん居たよね?」
花鈴「えっ?どうして??」
幽魔「俺も弟が居るからさ...」
花鈴「でも...どういう関係が...」
幽魔「同じクラスらしいんだよね...」
花鈴「えっ?でも...お兄ちゃんの息子にベッタリって...」
...此処で将騎が現れる...
将騎「それは表面上らしいぞ?」
幽魔「Σ(・ω・`)!!将騎!?」
花鈴「どういう事?お兄ちゃん!?」
将騎「翼に聞いたんだが...」
幽魔「ほぉ...」
花鈴「なんて?」
将騎「憧れだけの存在だったらしい...」
幽魔「なるほどね...俺みたいなモンか...」
花鈴「ゆ...幽魔君!?」
幽魔「えっ?」
花鈴「確かに...幽魔君...全学年の女子達にたかられてるモンね...」
幽魔「全く...困ったモンだよ...」
花鈴「えっ?」
幽魔「俺は...花鈴ちゃんが傍に居てくれるなら何処でも良いんだよღ」
花鈴「幽魔君ღ」...花鈴が幽魔に抱き着く...
幽魔「今度の休み...妹さん連れて来てね?ღ」
花鈴「うん!ღ幽魔君も...弟さん連れて来てね?ღ」
将騎「Wデートか...」
幽魔「帰ったら紅魔に伝えておくよღ」
花鈴「私も瑠奈に伝えておくねღ」
幽魔「うんღ」
花鈴「瑠奈...今頃...何してるかな?」
幽魔「紅魔と仲良くしてくれてたら嬉しいけどね」
花鈴「そうね...」
...その頃、紅魔と瑠奈は...
<私立龍波中学校2年9組教室>
...紅魔が窓際の自分の席で突っ伏している...
翼「紅魔ぁ」
紅魔「んぁ?どした...翼」...翼に呼ばれて紅魔が起き上がる...
翼「神宮寺...なんとかしてくれよ...」
紅魔「?瑠奈ちゃんがなんでお前と?」
翼「俺が聞きたいよ...」
紅魔「んまぁ...瑠奈ちゃん連れて来てくれよ...」
翼「自分で呼べよ...」
紅魔「兄貴と姉貴の喧嘩の所為で眠いんだ...」
翼「俺も兄貴欲しいぜ...」
紅魔「そういや...お前...兄弟とかって居るのか?」
翼「ん?ぃぁ...居ないけど...」
紅魔「出来れば...どっちか連れてってくれ...」
翼「おいおい...無理だろ...」
...瑠奈が来る...
瑠奈「紅魔様...翼君...何を話してるんですの?」
紅魔「瑠奈ちゃん...ぃぁ...兄弟の話してるんだよ」
翼「そうそう...俺さ...兄弟居ないから羨ましいんだよ」
紅魔「そっか...でも居たら嫌だって思うけどな...瑠奈ちゃんは?」
瑠奈「私は...姉が...」
翼「妹でも弟でもどっちでも良いから欲しいな...」
紅魔「妹ねぇ...」
翼「別に弟でも良いんだけどな...」
紅魔「上に3人も居ると...ちょっとな...」
翼「なんだよ?」
紅魔「ぃぁ...下が欲しくなるんだよな...」
瑠奈「分かる気がしますわ」
紅魔「あのさ...」
瑠奈「なんでしょう?紅魔様」
紅魔「ぃぁ...その...なんで様づけ?」
瑠奈「えっ?紅魔君...嫌...だった?」
紅魔「俺は...そっちの呼び方が好き...かな?」
瑠奈「分かったわ...次から...気をつけるね?」
紅魔「さっき兄貴からメール来たんだけどさ...」
瑠奈「えっ?」
紅魔「何か...瑠奈ちゃんと俺&兄貴と花鈴さんで今度の休みにWデートしようって...」
瑠奈「お姉様達と一緒にデート...」
紅魔「もちろん...瑠奈ちゃんと一緒なら俺は何処でも良いんだけども...」
瑠奈「紅魔君ったら...幽魔さんみたい...」
紅魔「えっ?」
瑠奈「お姉様ね...幽魔さんに言われたんだって...」
紅魔「えっ?」
瑠奈「『花鈴ちゃんと一緒なら何処でも良いよღ』って」
紅魔「流石...兄貴だゼ...」
2-9名も無き女子一同「紅魔くぅん♡コッチ向いてぇ~♡」
翼「お前も大変だな...紅魔...」
紅魔「まだ全学年の女子生徒が来ないだけ...翼よりはマシさ...」
翼「んまぁ...お互い大変って事に変わりないなw」
紅魔「まぁなww」
2-9名も無き女子一同「紅魔くぅん♡翼くぅん♡」
瑠奈「んもぅ...なんで...皆...」
由愛「そうよね...」
悠璃「翼のモテ振りも今までと変わりないわね♡」
翼&紅「やれやれ...」
...2-9の騒ぎを聞きつけてか、全学年の女子生徒がドタドタとやって来る...
全女子生徒「翼くぅん♡紅魔くぅん♡コッチ向いてぇ~♡」
翼&紅「いっ!?」
紅魔「翼...どうするよ?」
翼「紅魔!...逃げるぞ!!」
紅魔「その言葉...待ってたぜ?」
翼「しばらく屋上に隠れるぞ!」
紅魔「おう!」
...翼と紅魔が屋上まで走る...
瑠奈「紅魔君...大丈夫かな?」
悠璃「翼...何も逃げなくても...」
<私立龍波中学校屋上>
紅魔「さーってと...」
翼「何処に隠れる?紅魔」
紅魔「そうだな...」...紅魔が何やら隠れられそうな場所を見つける...
翼「どうした?...紅魔??」
紅魔「あの場所なんてどうだ?」...紅魔が自分達が入って来た扉の上を指す...
翼「あの場所なら確かに見つからないな...」
...翼と紅魔が屋上の扉の上に隠れる...
全女子生徒「翼くぅん♡紅魔くぅん♡何処ぉ~?」
翼「ホントに見つからないんだよな?紅魔...(小声」
紅魔「大丈夫だ...此処は絶対見つからない...(小声」
全女子生徒「2人共居ないね...教室戻りましょ...」
...女子生徒達がそれぞれの教室に戻って行く...
...紅魔が女子達が去って行ったのを確認する...
紅魔「行ったみたいだぜ?翼」
翼「助かったぜ...紅魔...」
紅魔「なぁに...良いってコトよ!困った時は...お互い様ってヤツさ」
翼「モテるのも困るよな...」
紅魔「あぁ...そろそろ授業じゃなかったっけ?」
翼「もうそんな時間か?」
紅魔「休憩も出来ねぇとは...」
翼「確かにな...」
紅魔「先週からずっと寝不足なのによぉ...ふぁ~あ...」...紅魔が欠伸をする...
翼「大丈夫か?紅魔」
紅魔「んぁ?まぁ...一応...な...」...紅魔が倒れる...
翼「紅魔!?大丈夫かよ...」
紅魔「........」
翼「チッ...」...翼が紅魔を担いで教室に走る...
<私立龍波中学校2年9組教室>
翼「ぜぇ...はぁ....ぜぇ...はぁ....」
悠璃「翼?」
翼「悠...璃...」...翼も倒れる...
由愛「翼君?」
麗「悠璃...由愛ちゃん...霞ちゃん...龍子ちゃん...翼君を席に運びましょ?」
瑠奈「紅魔君!?」
紅魔「瑠奈...ちゃん...」
瑠奈「立てる?」
紅魔「今...ちょい無理...」
瑠奈「えっ?」
紅魔「戒...すまねぇが...」
戒「OK!紅魔君...大丈夫なのか?」
紅魔「呼び捨てで呼んでくれて良いよw」
戒「そうか...紅魔の席って何処?」
紅魔「窓際の...翼の前...」
戒「後ろから2番目か...」
紅魔「そそ...」
悠璃「翼...大丈夫?」
翼「どうやら...俺も...寝不足が...祟ったみたいだ」
紅魔「...お前もか?...翼...」
翼「どうやら...なっ?」
翼&紅「はははは...は...は...」...2人同時に机に突っ伏す...
瑠奈「紅魔君!?大丈夫?紅魔君!!」
悠璃「翼!?ちょっと翼?大丈夫なの?」
...その頃、幽魔と花鈴は...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「んまぁ...今日の帰りに2人と待ち合わせて即効デートっていうのもありだと...」
花鈴「幽魔君...怒られないの?ღ」
幽魔「俺?俺は弟達と住んでるから...怒るのは鈴麗くらい...かな?ღ」
花鈴「3人で暮らしてるの?ღ」
幽魔「うん...金は俺が稼いでるんだけどね...」
将騎「そういや...ふぉんふぁふぉふぉふぃっふぇふぁな...」
幽魔「また...早弁かよ?...懲りねぇなぁ...昼飯分けろって喚いても分けねぇぜ?」
将騎「そう言うなよ...」
幽魔「そう毎日毎日取られたんじゃ花鈴ちゃんに申し訳が立たねぇよ...」
花鈴「お兄ちゃん!?なんで幽魔君の分まで取っちゃうのよ!」
将騎「だってだって...幽魔の弁当の方が大きいんだもん!」
花鈴「お兄ちゃんのお弁当なんて適当に何か詰め込んでおけば良いけど...」
将騎「んばぬ?」
花鈴「幽魔君のお弁当は...お兄ちゃんのお弁当みたくしちゃいけないの!」
将騎「誰が決めた?」
花鈴「幽魔君には...栄養バランスの良い物取って貰わないと...ねっ?ღ」
幽魔「花鈴ちゃん...そこまで考えて作ってくれてたなんて...ღ」
...幽魔が花鈴を抱きしめる...
花鈴「えっ?ちょっと幽魔君?ღ」
幽魔「俺...スンごい嬉しいよ!花鈴ちゃんが俺の栄養バランスの悪さ...
知っててくれてたなんて...」
花鈴「幽魔君...休みの日...鈴麗ちゃん達が居ないからって...」
幽魔「えっ?えっ?」
花鈴「インスタント物ばっかり食べて...」
幽魔「なんで知ってんの?」
将騎「わりぃな幽魔...チクらせて貰ったぜ?」
幽魔「あーっ!将騎っ!お前!!」
将騎「なんだよ?」
幽魔「元はと言えば...あのインスタント食品...」
将騎「えっ?何を言うのかな?...」
幽魔「ほとんどお前が持って来て一緒に食おうって言ったのが始まりじゃねぇか!!」
将騎「ピギャー!それを言うなぁ!!」
花鈴「お兄ちゃん!?」
璃紗「将騎ったら...懲りないんだから...」
幽魔「やれやれ...」
将騎「お前ら...」
幽魔「早く飯の時間にならないかなぁ...花鈴ちゃんの今日のお弁当なんだろなぁღ...」
花鈴「お昼まで...ひ・み・つღ」
幽魔「昼が待ち遠しいよ...ღ」
将騎「うぅ...腹減ったぁ...」
...そこにウマイのうを大量に持った星騎が通りかかる...
星騎「早い所教室に戻らねぇとな...」
将騎「兄さん!」
星騎「なんだ?『ウマイのう』は一本たりとも渡さんぜよ!」
...星騎が教室にそそくさと戻って行く...
将騎「しょ...食料が...」
幽魔「やれやれ」...そう言いながら幽魔が教室を出て行く
花鈴「幽魔君?待ってღ」...花鈴が幽魔を追い駆ける...
〈私立神龍帝高校1階廊下〉
幽魔「ったくぅ...買って来て欲しいなら言葉で言えっての...」
花鈴「幽魔君っ!」
幽魔「か...花鈴ちゃん!どうしたの?」
花鈴「もしかして...いつも?」
幽魔「ほぼ毎日かな?アイツが俺に目配せした時は食糧危機の証拠だから...」
花鈴「ゴメンね?いつもお兄ちゃんが...」
幽魔「大丈夫!もう慣れたよ...」
花鈴「えっ?」
幽魔「始めの内は...嫌だったんだけどね...」
花鈴「じゃあどうして?」
幽魔「断ると面倒な事になるから...」
花鈴「そっかぁ...」
幽魔「花鈴ちゃんも...一緒に来る?ღ」
花鈴「良いの?ღ」
幽魔「うんっ!ღ」
〈私立神龍帝高校購買部〉
幽魔「姉さん!」
花鈴「えっ?」
...そこには...とても綺麗な女性が立っていた...
花憐「幽魔!?隣の子は?」
花鈴「初めまして!お姉様...神宮寺花鈴で御座いますღ」
可憐「自己紹介が遅れてゴメンなさいね?私は鮫野花憐!幽魔の姉よ?」
花鈴「幽魔君の...妻ですღ(///▽///)テレテレ」
幽魔「姉さん...どうしたの?」
花憐「ふぅん...弟には勿体ないくらいね...」
幽魔「ねっ...姉さん!何言い出すんだよ!?」
花鈴「えっ?」
花憐「弟の妻には勿体ないくらい可愛いわぁ...」
幽魔「それより姉さん...今日は何があるのさ?」
花憐「そうねぇ...ビッグジャンボバーガー2個とハート柄のスカーフね...」
幽魔「じゃあ...それ全部ね」
花憐「アンタ...相変わらず豪快ねぇ...」
幽魔「何円?」
花憐「えっと...7858円よ...」
幽魔「げっ...ほとんど将騎の食費じゃねぇかよ...トホホ...」
花鈴「えっ?でもスカーフなんてどうするの?」
花憐「花鈴ちゃん...分かってるんでしょ?」
花鈴「えっ?」
花憐「優等生の天然ちゃんって可愛いわねぇ...」
花鈴「天然なんかじゃ...」
...2人が談笑してる間に幽魔が代金を払っている...
幽魔「姉さん...勘定よろしく...」
花憐「えっ?あぁ...はいはい...」
花鈴「(幽魔君...あのスカーフどうするんだろう?鈴麗ちゃんにあげるのかな?)」
花憐「200円のお釣りよ...」
幽魔「いつもゴメンな?姉さん...」
花憐「気にしないの!」
幽魔「ありがと...姉さん...」
花憐「また来なさいよ?また花鈴ちゃん連れて...ねっ?」
幽魔「分かった...」
...幽魔が花鈴と一緒に教室に向かう...
〈私立神龍帝高校1階廊下〉
花鈴「幽魔君?」
幽魔「ん?ღ」
花鈴「さっきのスカーフ...」
幽魔「ゴメンゴメン...今出すよ...」
...幽魔がハート柄のスカーフを取り出す...
花鈴「えっ?」
幽魔「少し遅くなったけど...誕生日...おめでとうღ」
花鈴「えっ?...あっ!」
幽魔「今年は...渡してなかったよね?ღ」
花鈴「ありがとっღさっそくしてみるね?」...花鈴が幽魔に貰ったスカーフをする...
幽魔「花鈴ちゃん...とっても似合ってるよღ」
花鈴「幽魔君ありがとっღ大事にするね?ღ」
幽魔「うんっღ」
...そうこうしてる間に教室に到着...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「ほらよっ!」
...幽魔が将騎にさっき買ったジャンボビッグバーガー2個を袋ごと投げる...
将騎「サンキュー!」
幽魔「お前...それ好きだよな?」
将騎「おう!」
幽魔「後2分で喰い切れるのか?」
将騎「なぬっ?」
幽魔「やれやれ...」
将騎よ...お前...大食感にキャラ位置固定されかねんよ...
Wデートは後編で...
次回、幽魔と花鈴の想い出の地が明らかに!
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