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趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
アニソン大好きです
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<鮫野家 リビング>
花憐「幽魔ぁ~!たっだいまぁ~♡」
幽魔「...姉さん...酒臭い...」
花憐「そんな事ないわよぉ~♡」
幽魔「...こんなに酔うまで飲んで来んなよな...」
紅魔「兄貴...花憐姉貴は?」
幽魔「...鈴麗に水を持って来させろ!!」
紅魔「鈴麗姉貴!!水!!」
鈴麗「何で水が必要なのよ!?」
紅魔「花憐姉貴が酔って帰って来たみたいでさ...兄貴が...」
鈴麗「分かったわよ!!持って行けば良いんでしょ!?」
紅魔「姉貴...何でそんなにカリカリしてんだよ!?」
鈴麗「別に!!何でも無いわよ!!」
歓迎会の予定は引き延ばしに!?
次回、花憐の酔いも醒めて!?
鈴麗「兄さん!紅魔!」
幽魔「鈴麗!そろそろ花鈴達来るから...」
鈴麗「何で兄さんの奥さんが来るのよ?」
幽魔「一緒に住む事になったからだ」
紅魔「兄貴...姉貴に説明...」
幽魔「あ?鈴麗に説明してもアホだから理解出来るわきゃねぇだろ...」
鈴麗「兄さん!!」
幽魔「それと...久々に花憐姉さん帰って来るらしいから...」
鈴麗「花憐姉さんが!?ホント?兄さん!!」
幽魔「嘘ついてどうなるってんだ?」
...チャイムの音がする...
幽魔「開いてるよ?花鈴ღ」
花鈴「幽魔ღどうして分かったの?」
幽魔「そろそろ来るんじゃないかなって思ってたんだღ」
花鈴「これからお世話になるわね?ღ」
幽魔「こちらこそ...なっღ」
花鈴「鈴麗...よろしくね?」
鈴麗「はい!義姉さん」
瑠奈「私も...よろしくお願い致します!鈴麗義姉様!!」
鈴麗「よろしくね?えぇと...」
紅魔「俺の彼女の瑠奈ちゃんだよ?姉貴」
鈴麗「改めてよろしくね?瑠奈!」
瑠奈「はいっ!鈴麗義姉様」
幽魔「姉さんには説明済んでるから安心して良いよ?花鈴ღ」
花鈴「えぇ...ありがとうღ」
幽魔「瑠奈も安心してくれて良いからね?」
瑠奈「お心遣いありがとう御座います!お義兄様」
鈴麗...扱い酷くてゴメンね?
読者の皆様...今回は短くて申し訳ない...
次からは気を付けさせて頂く...
次回、花憐も合流して歓迎会!?
[ホテル・ド・春日 プール更衣室]
紅魔「兄貴...ガラにも無い事言ってんなよ...」
幽魔「俺が弟を褒めるのがそんなにおかしいのか?」
紅魔「そういう訳じゃねぇけどさ...」
幽魔「なら気にスンなよ...疲れるヤツだ...」
花鈴「幽魔くぅ~んღ行こっ?ღ」
瑠奈「紅魔君も早くぅ~ღ」
幽魔「紅魔!置いてくゼ?」
紅魔「兄貴!!俺の方が先に...」
...幽魔が紅魔の背中を踏んで花鈴達に追い着く...
幽魔「わりぃな...紅魔w」
紅魔「兄貴ぃ!!ズルいぞ?」
幽魔「踏み台代わりにゃ丁度良い姿勢してたからな...使わせて貰ったゼ?ww」
...そう言いながら花鈴を抱き上げる幽魔...
花鈴「幽魔君ღ」
幽魔「行きましょうか?お姫様ღ」
花鈴「はいっ!ღ」
...花鈴は幽魔に抱かれながらプールへ向かう...
紅魔「くっ!兄貴め...背中痛いじゃねぇかよ...」
瑠奈「紅魔君...行こっღ」
...瑠奈が紅魔の手を牽く...
紅魔「瑠奈ちゃん...ありがとっღ」
...紅魔が瑠奈を抱きしめる...
瑠奈「お義兄様達...見失っちゃう...」
紅魔「追い駆けないと...」
瑠奈「紅魔君!コッチ!!」
紅魔「待って!瑠奈ちゃん!!」
...紅魔達が迷ってる中、幽魔達は...
[ホテル・ド・春日 プール]
幽魔「えっと...俺達の荷物は...」
花鈴「パラソルとビニールシートが置いてあるんだよね?」
幽魔「そうそう...花鈴ちゃん!行こっღ」
...幽魔が花鈴の手を牽く...
花鈴「幽魔君...場所分かったの?」
幽魔「アイツのやりそうな事は大抵分かるよ...」
...幽魔がやれやれと言いたそうにビニールシートのある場所を指す...
花鈴「えっ?...あっ!...」
...花鈴が照れて幽魔の腕にしがみついている...
幽魔「ハートパラソルをわざわざ使う所が...紅魔らしい...」
花鈴「ハート柄のビニールシート使う所が瑠奈らしいわ...」
幽魔「それにしても...紅魔達遅いな...」
花鈴「そうね...何処で迷ってるのかしら...」
幽魔「そういえば...紅魔のヤツは方向音痴だった様な...」
花鈴「瑠奈もそうだった気が...」
幽魔「2人揃ってそうだとすると...」
花鈴「大変な事になってるかも...」
幽魔「ちょっと俺...見て来るよ...」
花鈴「ゴメンね...幽魔君...」
幽魔「花鈴ちゃん...まだ足痛いでしょ?だから休んでてღ」
花鈴「ありがと...幽魔君...優しいねღ私...幽魔君選んで良かったღ」
幽魔「それじゃ...ちょい行って来るねღ」
花鈴「うんっღ此処で待ってるから早く戻って来てね?ღ」
幽魔「分かったღ」
...幽魔が紅魔達を迎えに行く為走って行った...
花鈴「瑠奈達...大丈夫かな...幽魔君がついてるから大丈夫よねღ」
...その頃、瑠奈達は...
紅魔「迷った...」
瑠奈「紅魔君...どうするの?」
...幽魔が紅魔と瑠奈の手を掴む...
幽魔「ったくぅ...こんな近くで迷ってたのか...」
紅魔「あ...兄貴...」
瑠奈「お義兄様...」
幽魔「あまり俺達に心配掛けるな...」
...幽魔が紅魔と瑠奈を連れて花鈴の所に戻る...
ナンパ師「ねぇお嬢さん...1人?俺と遊ぼうよ♡」
花鈴「彼氏と妹達と一緒です!」
ナンパ師「つれないなぁ...」
幽魔「人の女に何してんだ?唯斗!」
唯斗「ゲッ!幽魔さん...って事は...」
幽魔「俺の妻の花鈴ちゃんだ!」
唯斗「スンマセン!幽魔さん...」
幽魔「早く散れ!!」
唯斗「分かりました!!」
...唯斗と呼ばれた男は去って行く...
花鈴「幽魔君...幽魔くぅ~ん!!」
...花鈴が幽魔に泣きついた...
幽魔「ゴメンね...まさかアイツがナンパ師やってるとは知らなくて...」
紅魔「兄貴...さっきの...」
幽魔「紅魔も知っての通り...昔...」
紅魔「分かってる...兄貴が...ホストで稼いでた時の...」
幽魔「俺がNo.1だった店の下っ端だ...まさかナンパ師に堕ちていたとは...」
花鈴「幽魔君...ホストしてたの?」
幽魔「親父の伝手でね...」
花鈴「そっか...」
幽魔「幻滅...したよね?」
花鈴「ううん...ちょっと吃驚しただけ...」
幽魔「そっか...」
紅魔「兄貴...」
幽魔「瑠奈ちゃんとウォータースライダーでも行って来い!」
紅魔「兄貴達は...」
花鈴「私達は...」
幽魔「此処で話してるから...」
瑠奈「紅魔君...行きましょ?ღ」
紅魔「う...うん...」
...紅魔が後ろ髪を曳かれる様な思いで瑠奈と共にウォータースライダーに向かう...
幽魔「アイツ...心配してくれてんのかね...生意気...だよ...」
花鈴「幽魔君...あの...」
幽魔「うん...黙っててゴメン...確かに中学入学と同時にホストは...始めた...」
花鈴「そっか...」
幽魔「俺達ホストってのは...女を騙して儲ける仕事だって...先代のNo.1は俺に教えてくれたよ...」
花鈴「うん...」
幽魔「それでも...金を稼がないと...紅魔や鈴麗を...俺1人じゃ養えなかった...」
花鈴「自分の学費だけでも...精一杯だって...昔お兄ちゃんから聞いたわ...」
幽魔「それでも...俺達兄妹は親に勘当された身...親類を頼る訳にもいかず...」
花鈴「幽魔君...」
幽魔「その所為か...妹の鈴麗は心配性になり、紅魔のヤツは...喧嘩に明け暮れた...」
花鈴「そう...なんだ...」
幽魔「俺の所為で...アイツ達は...」
花鈴「幽魔...」
幽魔「親父に勘当されたのは...お前達の所為じゃないから心配スンなって言ってやった...」
花鈴「...どうなったの?」
幽魔「鈴麗は...お兄ちゃんがそう言うならって言ってくれた...だけど紅魔は...」
花鈴「違った訳ね...」
幽魔「あぁ...アイツ達の両親を奪ったのは俺だからね...責任持って俺がアイツ達を社会人になるまで育てるよ...もちろん、3者面談だけは避けて通って...ね」
花鈴「ねぇ幽魔...私が...3者面談一緒に...」
幽魔「花鈴に迷惑掛けらんねぇよ...」
花鈴「私達も...お母さんに勘当された様なモンだから...あなたの所に置いて欲しいの...家事は...鈴麗達と一緒にするから...」
幽魔「花鈴...分かったよღ荷物の整理とか終わったら呼んでくれよღ」
花鈴「えぇ...勿論...この小旅行が終わった後に...ねっღ」
幽魔「フッ...分かったよღ」
ホストからナンパ師に落魄れるなんて...流石下っ端と言うべきか...
紅魔と瑠奈の方向音痴は度を過ぎていた...
次回、小旅行後に...!?
[ホテル・ド・春日 75643号室]
紅魔「兄貴...」
幽魔「どっちにするか...決めたのか?w」
紅魔「なんで...1組ずつなんだ?」
幽魔「それはだな...」
紅魔「それは?」
幽魔「6階から上の階ってのは1組ずつしか無いってホテル側の事情ってヤツだ...」
瑠奈「その様な事情...」
花鈴「聞いた事...無いわ...」
幽魔「まぁ...俺も最初説明された時は耳を疑ったけどね...」
紅魔「兄貴...騙されて...無いよ...な?」
幽魔「んぁ?俺が...そんなに鈍い男だとでも?」
紅魔「ぃぁ...そんな事は...」
花鈴「幽魔君の言う事だから...私...信じる!!ღ」
瑠奈「お姉様が...そう言うなら...私も...」
紅魔「瑠奈ちゃんがそう言うなら...」
幽魔「暇だから...何かしようぜ?」
花鈴「プール...行きたいなღ」
瑠奈「私も...行きたい」
紅魔「プールか...でも...今から行って飯間に合うのか?」
幽魔「飯は...な...」
紅魔「どした?兄貴...」
幽魔「9時からになってる...」
花鈴「後...2時間半?」
幽魔「そうなるね...」
花鈴「思いっきり遊べるねっღ」
幽魔「うんっღ」
紅魔「ウォータースライダー...か...」
瑠奈「どうしたの?紅魔君...」
幽魔「そう言えば...紅魔は高所恐怖症だったっけ?」
紅魔「うぎっ!?あ...兄貴...ななな何言ってんだよ?」
幽魔「まぁ...低い方もあるみたいだし...」
紅魔「兄貴?俺なら大丈夫...だから...」
幽魔「無理スンなww...瑠奈ちゃん」
瑠奈「何?お義兄様」
幽魔「紅魔を...頼む...」
紅魔「瑠奈ちゃん...お願い...」
瑠奈「紅魔君のお願いなら...何でも...」
花鈴「幽魔君...いつ行くの?ღ」
幽魔「今すぐ...行こうかღ」
紅魔「兄貴...俺と瑠奈ちゃん...先行って場所取っとくわ...」
瑠奈「お義兄様とお姉様は...ゆっくり来てねっ?」
幽魔「紅魔...」
花鈴「瑠奈の事...お願いね?」
紅魔「義姉さん...分かったよ」
幽魔「紅魔...ほらよっ!」
...幽魔が紅魔にビニールシートなど遊び道具一式を渡す...
紅魔「あ...兄貴...」
幽魔「んぁ?」
瑠奈「荷物が多いと思ったら...」
花鈴「コレを用意してたのねっღ」
幽魔「んまぁ...プール行きたいって言うと予想してたからな...」
花鈴「幽魔君に水着姿見て貰えるღ」
瑠奈「お姉様...嬉しそう...」
花鈴「ふふっ...瑠奈も嬉しそうね...」
紅魔「瑠奈ちゃーん!行こーっ!」
瑠奈「あっ!紅魔君...待ってー!!」
...紅魔と瑠奈は部屋を出てプールに向かう...
幽魔「俺達もそろそろ...」
花鈴「うんっ!ღ」
...幽魔と花鈴も部屋の鍵を閉めプールに向かう...
[ホテル・ド・春日 プール更衣室前]
...紅魔と瑠奈が更衣室前に着く...
瑠奈「紅魔君...」
紅魔「ん?」
瑠奈「一緒に...えよ?」
紅魔「えっ?」
瑠奈「一緒に...着替え...よ?」
紅魔「でも...他の人達が来たら...」
瑠奈「来るとしても...お姉様達くらいだよ?」
紅魔「じゃあ...コッチ来て?」
...紅魔が瑠奈を抱き寄せる...
瑠奈「紅魔君...」
...幽魔と花鈴が追い着く...
幽魔「お前ら...まだ着替えてないの?」
花鈴「全くもぅ...早く着替えるわよ?」
...幽魔達が更衣室に入って行く...
[ホテル・ド・春日 プール更衣室]
紅魔「兄貴...」
幽魔「お前...瑠奈ちゃんの着替え...覗くなよ?」
紅魔「兄貴こそ...義姉さんの着替え...覗くんじゃねぇだろうな?」
花鈴「幽魔くぅ~ん...後ろ...留めてぇ?ღ」
幽魔「うんっ!ღ」
...幽魔が花鈴の水着を留める...
花鈴「幽魔君...ありがとっღ」
幽魔「ん?」
花鈴「だーい好きっ!ღ」
...花鈴が幽魔に抱き着く...
幽魔「(///▽///)テレテレ」
花鈴「照れてる幽魔君もカッコ良いよっღ」
紅魔「兄貴達...嬉しそうだな...」
瑠奈「紅魔くぅ~~んღ」
紅魔「どうしたの?瑠奈ちゃんღ」
瑠奈「後ろ留めらんなぁ~いღ」
紅魔「今行くよぉღ」
...紅魔が瑠奈の水着の後ろを留める...
瑠奈「紅魔君...ありがとうღ」
紅魔「(⊃∀`* )エヘヘ♪」
瑠奈「紅魔君!お義兄様!お姉様!行きましょう」
紅魔「場所取りは...着替える前に一瞬でしておいたから...」
幽魔「流石...俺の弟だなww」
プールで遊ぶ事になった幽魔一行...
...紅魔の高所恐怖症は治るのか!?...
次回、Wデートに緊急密着!?Part3!!
〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
花鈴「ねぇ...幽魔君?」
幽魔「(*'ω'*)......ん?」
花鈴「デザートも...食べたい?ღ」
幽魔「うんっ!ღ」
花鈴「デザートは...私のお気に入りの...『花鈴特製花鈴型ユキウサケーキ』だよっღ」
幽魔「食べるのが...勿体ないくらい...綺麗だよღ」
花鈴「食べてღ」
幽魔「うんっღ」
...幽魔が大事に大事に食べている...
花鈴「幽魔君...豪快に食べて良いんだよ?ღ私の形してるからって大切に食べなくても...」
幽魔「花鈴ちゃんの形してるからこそ...大切に...食べないとღ」
花鈴「幽魔君...大好きっღ」
...花鈴が幽魔に抱き着く...
幽魔「花鈴ちゃん...俺も大好きだよღ」
...幽魔が花鈴を抱きしめる...
花鈴「幽魔君...私の前から消えたら...見つかるまで探し続けるからねっ?ღ」
幽魔「花鈴ちゃんの前から...消えたりしないよღ」
花鈴「約束だよっღ」
幽魔「うんっღ」
チャイム「キーンコーンカーンコーン..........」
花鈴「チャイム...鳴っちゃったねっღ」
幽魔「教室戻ろっか?ღ」
花鈴「うんっღ」
...幽魔と花鈴が教室に向かって走る...
〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
将騎「そろそろ帰ろうぜぇ?」
浩「そうだな...アイツらも...仲直り終えた頃だろうからな...」
翔悟「んじゃ...俺と優美子ちゃんはお先に帰らせて貰うぜ?」
優美子「皆...お疲れ様...」
瑠希奈「優美子...勢いに任せて私と浩みたいにならないでね?」
優美子「大丈夫だよ?瑠希ちゃん」
瑠希奈「なら...良いけど...」
浩「翔悟...お疲れさん」
翔悟「んじゃ...火曜日学校でな?」
...花鈴と幽魔が駆け込んで来る...
龍牙「幽魔!?どしたんだよ?」
龍奈「花鈴も...そんなに慌てて...」
幽魔「俺達も...」
花鈴「先に帰らせて貰うね?」
凌「お...おう...」
優花「お...お疲れ様...」
...幽魔と花鈴は待ち合わせ場所に向かう...
...その頃、紅魔と瑠奈は...
<私立龍波中学校2年9組教室>
紅魔「...場所分かんねぇと...行き様が無いんだけど...」
瑠奈「そうだよねぇ...」
...るるるりりるるるりり...
紅魔「んぁ?メール??」
...幽魔からメールが1件...
紅魔「兄貴?」
幽魔メール「えっとな...春日峠で待ってる...By幽魔」
紅魔「...先に言っとけよな...こんな大事な事...」
瑠奈「紅魔君?」
紅魔「春日峠だってさ...」
瑠奈「行こっღ紅魔君!」
紅魔「OK!」
...紅魔と瑠奈が春日峠に向かう...
[春日峠 時計台]
...幽魔と花鈴が到着する...
幽魔「アイツら...遅いな...」
花鈴「えっ?さっき待ち合わせ場所の事送ったんじゃ...」
幽魔「俺の送信メール...見る?ღ」
花鈴「うんっ!ღ」
...幽魔の送信Boxは花鈴とのメールが殆どである...
花鈴「殆ど私ღ」
幽魔「えへっღ」
花鈴「えっと...」
幽魔「確か...あった②」
...幽魔が送信3件目を花鈴に見せる...
花鈴「えっ?デートの約束しか...」
幽魔「最後まで読んでみて?」
花鈴「えっ?...うんっღ」
...改行がしばらく続いて、最後の一行くらい...
幽&花「春日峠...時計台午後4時30分頃...」
花鈴「幽魔君!?ღ」
...怒りながらも照れている花鈴...
幽魔「怒りながら照れてる花鈴ちゃんも可愛いよღ」
花鈴「もう...そうやっていつも話を逸らすんだから...」
...紅魔と瑠奈が時計台に着く...
紅魔「兄貴!」
幽魔「んぁ?」
紅魔「今...改行バッカされてる後の一行に気付いたよ!!」
幽魔「下に続いてたら最後まで読め!バカ紅魔!!」
瑠奈「お義兄様...酷い!!」
幽魔「る...瑠奈ちゃん...」
花鈴「幽魔君...バカ瑠奈の言う事に怯まなくても良いわよ?ღ」
幽魔「う...うん」
紅魔「何か...俺達...」
瑠奈「デートは?お姉ちゃん...」
花鈴「瑠奈は何処に行きたい?」
瑠奈「私!?私は...泊りがけで...遊園地行きたい!」
花鈴「アンタ...バカぁ?」
幽魔「んまぁ...金ならあるけども...」
紅魔「兄貴...」
幽魔「んまぁ...金は全額俺が持つ...紅魔は...気にスンな...」
紅魔「サンキュー!兄貴」
幽魔「礼なんざ...いらねぇよ...大黒柱の...俺の役目だ...」
花鈴「じゃあ...私達も幽魔君の所に転がり込んじゃおっかなぁღ」
幽魔「えっ?花鈴ちゃん達...親父さん達は?」
花鈴「私達も父さんと母さんから離れて暮らしてるから...」
幽魔「まぁ...鈴麗には...帰ってから話すとして...荷物の整理とかあるでしょ?」
花鈴「うんっღじゃあ荷物の整理とかは...帰ってからするねღ」
幽魔「紅魔!瑠奈ちゃん!先にホテルのチェックイン済ますから早く来い!!」
紅魔「ちょっ!兄貴達...早いって...」
瑠奈「お姉ちゃん達...もう少し待ってくれても...」
幽魔「早く行かないと部屋...取れなくなるだろ?」
花鈴「早く行くわよ?」
紅&瑠「はーい...」
[ホテル・ド・春日]
従業員「本日4名でご予約の鮫野様でいらっしゃいますか?」
幽魔「はい!」
紅魔「兄貴...予約してたのかよ...」
花鈴「流石...幽魔君ღ」
瑠奈「お義兄様...頼りになりますわ...」
幽魔「先払いでしたよね?」
従業員「ルームサービス込みのご予約ですので...1万飛んで568円で御座います...」
幽魔「んじゃ...コレで...」
...幽魔が1万570円出す...
従業員「2円のお返しになります...」
幽魔「何階になるんですか?」
従業員「はい!...7階まで上がって頂きまして...右端に突き当たった部屋になります」
幽魔「んじゃ...7階まで上がるか...」
花鈴「うんっ!ღ」
...幽魔がさり気無く花鈴の手を握る...
花鈴「幽魔君っღ」
...花鈴が幽魔に抱き着く...
紅魔「んじゃ...俺達も...」
瑠奈「うんっ!ღ」
...紅魔もさり気無く瑠奈の手を握る...
瑠奈「紅魔君っღ」
...瑠奈も紅魔に抱き着く...
...7階に着く...
幽魔「えっと...右端に突き当たった部屋...ってぇと...此処か...」
...幽魔が75643号室の前で立ち止まる...
花鈴「幽魔君?入ろっღ」
幽魔「うんっ!ღ」
紅魔「階段長かったな...兄貴...」
幽魔「とりあえず...部屋入れ...」
瑠奈「紅魔君...入りましょ?」
紅魔「うん」
[ホテル・ド・春日 75643号室]
幽魔「ベッドか敷布団...どっちが良い?」
紅魔「兄貴達から...選べよ...」
花鈴「何か...」
瑠奈「違和感...感じるんですけど...」
幽魔「最初に言っておくが...敷布団もベッドも1組しか無い...」
花鈴「ちょっと...幽魔君!?私は別に良いけど...瑠奈達戸惑ってるじゃない...」
紅魔「えっと...ということは...」
瑠奈「間違いを起こさない様に...って?」
幽魔「節度ある行動しろってこった...」
花鈴「幽魔君!!肝心な事伝えなさ過ぎ...」
幽魔「ゴメン②」
花鈴「んもぅ...」
紅魔「何か兄貴達...」
瑠奈「長年連れ添った夫婦みたい...」
幽魔「そうだったとしたら...お前ら禁断の恋に走ってるからな...」
花鈴「そうよねぇ...従業員の人達から見れば...アンタ達...兄妹だもんねぇ...」
幽魔「しかも...双子の...」
紅魔「うぎっ!」
瑠奈「紅魔君と兄妹なんて...結婚出来ないからやだー!」
幽魔「やれやれ...」
...何か展開的に微妙だけども...良っかw(ぉぃww
次回、Wデートに緊急密着!?Part2!!