第12話 心の籠ったプレゼント♥

〔朱雀谷高等学校　1-4教室〕
星騎「…。」星騎が考え事をしている…。

竜吾「おぉ～い、おぉ～い。…駄目だ、こりゃ…。」

春香「星騎君、愛里が呼んで…。」

星騎「愛里ちゃんが俺を呼んでる?今、行くゼ!!My haney♥」

竜吾「…、あの野郎!!」

春香「どうしたの?竜吾君♥」

竜吾「御免な…。いきなり大声出して…。」

春香「良いの♥竜吾君…、最近疲れてない?」

竜吾「わ、分かるの?」

春香「当然でしょ?私は彼方の『妻』に成るんですから!!」

竜吾「春香ちゃん★」

春香「竜吾君♥」

…2人は抱き合った…。

…その頃星騎達は、というと…。



〔朱雀谷高等学校　屋上〕
星騎「愛里ちゃん、呼んだかな?」

愛里「あ、あのね…。う～ん…。う～ん…。なんでもない♥」

星騎「（なんか隠してる…。）妖しい。」

愛里「星騎君…。…これ…、貰ってくれる?」

星騎「これは?」

愛里「女の子に言わせないで♥」

星騎「えぇっと…、今日ってなんの日だっけ?」

愛里「思い出・し・て♥」

星騎「俺達が初めて会った日…だっけ?」

愛里「…。いつも…、あ・り・が・と♥」

星騎「えっ?新しいマフラー?」

愛里「だって、だって、星騎君のボロボロになってたんだもん。」

星騎「…もしかして、愛里ちゃんの手作り?」

愛里「うん♥ちなみにペア・ルックだよ。どうして?」

星騎「…こんなに愛の籠ったプレゼント初めてだな…。ありがとう❤」

愛里「喜んで貰えて良かった❤」

星騎「じゃあ、俺からも…。」

愛里「えっ?」

星騎「目瞑って★」

愛里「うん♥」

星騎は、愛里の後ろに回ってプレゼントを自ら付けてあげている・・・。

星騎「…これで良しっと。目開けて良いよ★」

愛里「嬉しい❤最高のプレゼントだよぉ♥」

星騎「愛里ちゃん、ピアスとかネックレス欲しそうにしてたから・・・。」

愛里「私がしても良いのかな?こんなに可愛いピアスやネックレス」

星騎「気に入って貰えたかな?」

愛里「とっても♥♥」

星騎「うんうん。似合ってる、似合ってる。」

愛里「ホント♥?」

星騎「愛里ちゃんは真夏の海に居る愛しのマーメイドさ♥」

愛里「私嬉しい～♥」

次回、星騎の甘い言葉に愛里は、もっとメロメロに…。

そして、愛里と星騎の後輩が星騎達の様にLOVEx2で入学式に…。