第2夜 恋と部活

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
浩「なぁ…優衣はもう部活とか入ったのか??」

優衣「部活??…まだだけど、どうして??浩君。」

浩「良かったら一緒に見に行かないか??」

優衣「良いわよ!!それじゃ、放課後…で良いわよね??」

浩「あぁ!!じゃ、放課後な!!」

優衣「分かったわ!!」

幽魔「へぇｗ浩!!お前もやっと彼女が出来た訳かｗｗ」

…と、今俺に嫌味を言って来たのは…

クラスで一番の秀才

鮫野幽魔（さめのゆうま）っつって俺の一番嫌いなヤツだ!!

幽魔「ぉぃぉぃｗ2つ忘れてるゼ??」

浩「何をだよ!?」

花鈴「スポーツ万能でモテ気質…でしょ??幽魔君♥」

…などと幽魔のコトを調子付けるのは、

神宮寺花鈴（じんぐうじかりん）っつって幽魔の彼女であって神宮寺家のご令嬢だ。

将騎「ぉぃぉぃ、こんな所でボサッとしてないで…ってお前らかーい!!」

と馬鹿みたいにテンションが高いのは、

相沢将騎（あいざわしょうき）っつって自称幽魔の親友らしい。

将騎「なぁ…幽魔はさ、もう部活何処入るか決めた??」

幽魔「俺か??俺は…やっぱりボクシング部かな??」

将騎「お前らしいなｗｗ」

幽魔「そうか??そういうお前はどうなんだよ!!将騎!!」

将騎「俺か??俺は…お前と同じに決まってるジャン!!」

幽魔「まぁ、お前らしいゼｗｗ花鈴ちゃんは??」

花鈴「私??私は…華道部よ!!」

幽魔「花鈴ちゃんらしいね＾＾」

花鈴「ありがとう＾＾幽魔君」

将騎「そうか!?花鈴には女子ボクシング部が似合…う〓■●ﾎﾟﾃｯ」

幽魔「お～い!!…駄目だコリャｗｗｗ」

花鈴「ねぇ…幽魔君も私には女子ボクシング部が似合うと思う??」

幽魔「清楚で可憐な花鈴ちゃんに、
ボクシングなんて野蛮な部活は似合わないよ。」

花鈴「えへへｗ幽魔君にそう言って貰えると嬉しいな!!」

幽魔「お、お世辞じゃないから；；」

花鈴「分かってるよ!!幽魔君、お世辞言える様な人じゃないモン」

幽魔「それって…。」

　　　　　…二人がキスしようとしたその時!!…

龍也「ｵｯ━━(｡･д･)ﾉﾞ━━ｽ!ってお前ら朝ッパラから羨ましいぞｗｗ」

とそう言って教室に入って来たのは、

神崎龍也（かんざきりゅうや）っつって幽魔の幼馴染…らしい。

幽魔「良い所で入って来んなよなｗｗ龍也ｗｗｗ」

龍也「キスし終わるまで俺に学校に来んなってか??」

幽魔「誰がそんなコト言ったぁ!!龍也!!」

龍也「冗談だよ!!冗談ｗｗｗそんな怒んなってｗｗｗ」

幽魔「キレてないですよｗｗｗ」

龍也「 ﾞ;｀;:ﾞ;｀;:ヽ(ﾟ∀ﾟゞ)ﾌﾞｯｗｗｗ」

幽魔「汚ぇなぁ!!」

龍也「んじゃ笑かすな!!」

幽魔「世の中はお前中心に動いてねぇんだよ!!」

将騎「幽さんカッコ良い!!ｗｗ」

幽魔「ありがとう!!ｗｗ」

龍也「又、それかよｗｗ」

幽魔「何か言ったか??」

龍也「別にｗｗ」

浩「どうでも良いけどお前ら早く自分の席行ってくれ!!」

幽魔「お前なんかに言われなくても行くっての!!」

凌「相変わらず態度大きいねぇｗｗ鮫野!!」

幽魔「あぁ!?んだと!!時雨!!」

凌「お前…カルシウム足りねぇだろ??浩もだろうけどなｗｗｗ」

優花「ホントよねぇｗアンタ達さ、似た者同士仲良くしたら??」

幽魔「うるせぇなぁｗｗ城崎も時雨も!!
っつうかさ、城崎と時雨…お前ら出来てんの??」

凌&優花「それが何か!?」

浩&優衣「おめでとう!!」

凌&優花「ｻﾝｷｭｰ!!ｗｗ」

浩「何か俺の周り良い雰囲気ジャンｗｗ」

優衣「そうね…。浩君、約束忘れて帰ったりしないでよ!?」

浩「分かってるって!!優衣一人置いて帰る訳ないジャンｗｗ」

優衣「ホントに??」

浩「おうｂ」

優衣「じゃあ、放課後ねっ!!」

浩「ああ!!」

　　　　　　　　　　　　　　　　　…放課後…

浩「優衣～!!何処だぁ??」

優衣「浩君～!!」

浩「ｳｫｯ!!後ろに居たのか!!ｗｗ」

優衣「えぇ!!それより…部活動見に行きましょ??」

浩「そうだな!!でもよぉ…優衣には華道部なんて似合うんじゃねぇか??」

優衣「そうかなぁ??じゃあ浩君は??」

浩「俺か??俺はサッカー部しかないっしょ??」

優衣「じゃあ試合の時は教えてね??」

浩「何でだ??」

優衣「応援に行くからに決まってるじゃない!!」

浩「あぁ!!分かった」

優衣「じゃあ、後でね??」

浩「おうｂ」



次回は、部活動開始!!