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HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
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〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
花鈴「ねぇ...幽魔君?」

幽魔「(*'ω'*)......ん?」

花鈴「デザートも...食べたい?ღ」

幽魔「うんっ!ღ」

花鈴「デザートは...私のお気に入りの...『花鈴特製花鈴型ユキウサケーキ』だよっღ」

幽魔「食べるのが...勿体ないくらい...綺麗だよღ」

花鈴「食べてღ」

幽魔「うんっღ」

...幽魔が大事に大事に食べている...

花鈴「幽魔君...豪快に食べて良いんだよ?ღ私の形してるからって大切に食べなくても...」

幽魔「花鈴ちゃんの形してるからこそ...大切に...食べないとღ」

花鈴「幽魔君...大好きっღ」

...花鈴が幽魔に抱き着く...

幽魔「花鈴ちゃん...俺も大好きだよღ」

...幽魔が花鈴を抱きしめる...

花鈴「幽魔君...私の前から消えたら...見つかるまで探し続けるからねっ?ღ」

幽魔「花鈴ちゃんの前から...消えたりしないよღ」

花鈴「約束だよっღ」

幽魔「うんっღ」

チャイム「キーンコーンカーンコーン..........」

花鈴「チャイム...鳴っちゃったねっღ」

幽魔「教室戻ろっか?ღ」

花鈴「うんっღ」

...幽魔と花鈴が教室に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
将騎「そろそろ帰ろうぜぇ?」

浩「そうだな...アイツらも...仲直り終えた頃だろうからな...」

翔悟「んじゃ...俺と優美子ちゃんはお先に帰らせて貰うぜ?」

優美子「皆...お疲れ様...」

瑠希奈「優美子...勢いに任せて私と浩みたいにならないでね?」

優美子「大丈夫だよ?瑠希ちゃん」

瑠希奈「なら...良いけど...」

浩「翔悟...お疲れさん」

翔悟「んじゃ...火曜日学校でな?」

...花鈴と幽魔が駆け込んで来る...

龍牙「幽魔!?どしたんだよ?」

龍奈「花鈴も...そんなに慌てて...」

幽魔「俺達も...」

花鈴「先に帰らせて貰うね?」

凌「お...おう...」

優花「お...お疲れ様...」

...幽魔と花鈴は待ち合わせ場所に向かう...

...その頃、紅魔と瑠奈は...

<私立龍波中学校2年9組教室>
紅魔「...場所分かんねぇと...行き様が無いんだけど...」

瑠奈「そうだよねぇ...」

...るるるりりるるるりり...

紅魔「んぁ?メール??」

...幽魔からメールが1件...

紅魔「兄貴?」

幽魔メール「えっとな...春日峠で待ってる...By幽魔」

紅魔「...先に言っとけよな...こんな大事な事...」

瑠奈「紅魔君?」

紅魔「春日峠だってさ...」

瑠奈「行こっღ紅魔君!」

紅魔「OK!」

...紅魔と瑠奈が春日峠に向かう...

[春日峠 時計台]
...幽魔と花鈴が到着する...

幽魔「アイツら...遅いな...」

花鈴「えっ?さっき待ち合わせ場所の事送ったんじゃ...」

幽魔「俺の送信メール...見る?ღ」

花鈴「うんっ!ღ」

...幽魔の送信Boxは花鈴とのメールが殆どである...

花鈴「殆ど私ღ」

幽魔「えへっღ」

花鈴「えっと...」

幽魔「確か...あった②」

...幽魔が送信3件目を花鈴に見せる...

花鈴「えっ?デートの約束しか...」

幽魔「最後まで読んでみて?」

花鈴「えっ?...うんっღ」

...改行がしばらく続いて、最後の一行くらい...

幽&花「春日峠...時計台午後4時30分頃...」

花鈴「幽魔君!?ღ」

...怒りながらも照れている花鈴...

幽魔「怒りながら照れてる花鈴ちゃんも可愛いよღ」

花鈴「もう...そうやっていつも話を逸らすんだから...」

...紅魔と瑠奈が時計台に着く...

紅魔「兄貴!」

幽魔「んぁ?」

紅魔「今...改行バッカされてる後の一行に気付いたよ!!」

幽魔「下に続いてたら最後まで読め!バカ紅魔!!」

瑠奈「お義兄様...酷い!!」

幽魔「る...瑠奈ちゃん...」

花鈴「幽魔君...バカ瑠奈の言う事に怯まなくても良いわよ?ღ」

幽魔「う...うん」

紅魔「何か...俺達...」

瑠奈「デートは?お姉ちゃん...」

花鈴「瑠奈は何処に行きたい?」

瑠奈「私!?私は...泊りがけで...遊園地行きたい!」

花鈴「アンタ...バカぁ?」

幽魔「んまぁ...金ならあるけども...」

紅魔「兄貴...」

幽魔「んまぁ...金は全額俺が持つ...紅魔は...気にスンな...」

紅魔「サンキュー!兄貴」

幽魔「礼なんざ...いらねぇよ...大黒柱の...俺の役目だ...」

花鈴「じゃあ...私達も幽魔君の所に転がり込んじゃおっかなぁღ」

幽魔「えっ?花鈴ちゃん達...親父さん達は?」

花鈴「私達も父さんと母さんから離れて暮らしてるから...」

幽魔「まぁ...鈴麗には...帰ってから話すとして...荷物の整理とかあるでしょ?」

花鈴「うんっღじゃあ荷物の整理とかは...帰ってからするねღ」

幽魔「紅魔!瑠奈ちゃん!先にホテルのチェックイン済ますから早く来い!!」

紅魔「ちょっ!兄貴達...早いって...」

瑠奈「お姉ちゃん達...もう少し待ってくれても...」

幽魔「早く行かないと部屋...取れなくなるだろ?」

花鈴「早く行くわよ?」

紅&瑠「はーい...」

[ホテル・ド・春日]
従業員「本日4名でご予約の鮫野様でいらっしゃいますか?」

幽魔「はい!」

紅魔「兄貴...予約してたのかよ...」

花鈴「流石...幽魔君ღ」

瑠奈「お義兄様...頼りになりますわ...」

幽魔「先払いでしたよね?」

従業員「ルームサービス込みのご予約ですので...1万飛んで568円で御座います...」

幽魔「んじゃ...コレで...」

...幽魔が1万570円出す...

従業員「2円のお返しになります...」

幽魔「何階になるんですか?」

従業員「はい!...7階まで上がって頂きまして...右端に突き当たった部屋になります」

幽魔「んじゃ...7階まで上がるか...」

花鈴「うんっ!ღ」

...幽魔がさり気無く花鈴の手を握る...

花鈴「幽魔君っღ」

...花鈴が幽魔に抱き着く...

紅魔「んじゃ...俺達も...」

瑠奈「うんっ!ღ」

...紅魔もさり気無く瑠奈の手を握る...

瑠奈「紅魔君っღ」

...瑠奈も紅魔に抱き着く...

...7階に着く...

幽魔「えっと...右端に突き当たった部屋...ってぇと...此処か...」

...幽魔が75643号室の前で立ち止まる...

花鈴「幽魔君?入ろっღ」

幽魔「うんっ!ღ」

紅魔「階段長かったな...兄貴...」

幽魔「とりあえず...部屋入れ...」

瑠奈「紅魔君...入りましょ?」

紅魔「うん」

[ホテル・ド・春日 75643号室]
幽魔「ベッドか敷布団...どっちが良い?」

紅魔「兄貴達から...選べよ...」

花鈴「何か...」

瑠奈「違和感...感じるんですけど...」

幽魔「最初に言っておくが...敷布団もベッドも1組しか無い...」

花鈴「ちょっと...幽魔君!?私は別に良いけど...瑠奈達戸惑ってるじゃない...」

紅魔「えっと...ということは...」

瑠奈「間違いを起こさない様に...って?」

幽魔「節度ある行動しろってこった...」

花鈴「幽魔君!!肝心な事伝えなさ過ぎ...」

幽魔「ゴメン②」

花鈴「んもぅ...」

紅魔「何か兄貴達...」

瑠奈「長年連れ添った夫婦みたい...」

幽魔「そうだったとしたら...お前ら禁断の恋に走ってるからな...」

花鈴「そうよねぇ...従業員の人達から見れば...アンタ達...兄妹だもんねぇ...」

幽魔「しかも...双子の...」

紅魔「うぎっ!」

瑠奈「紅魔君と兄妹なんて...結婚出来ないからやだー!」

幽魔「やれやれ...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

...何か展開的に微妙だけども...良っかw(ぉぃww

次回、Wデートに緊急密着!?Part2!!

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〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
花鈴「幽魔君...」

幽魔「(*'ω'*)......ん?」

花鈴「お弁当作り過ぎちゃって...今...食べられる?ღ」

幽魔「うんっღ大丈夫だよღღ」

花鈴「それじゃ...味わって食べてね?」

...花鈴が5段重ねの重箱の包みを解き、蓋を開け幽魔の前に並べる...

花鈴「召し上がれっღ」

幽魔「頂きますღ」

...幽魔がガツガツ食べている...

花鈴「喉に詰まったりすると大変だから...ゆっくり食べてねっღ」

幽魔「うんっღわがtt...苦しい...」

花鈴「幽魔君!お茶!!」

...花鈴が幽魔に口移しでお茶を飲ませる...

幽魔「花鈴ちゃん...助かったよღ」

花鈴「誰も取らないわよ?ღ」

幽魔「どうにも...癖が...」

花鈴「逃げないから大丈夫ღ」

幽魔「忙しなくてゴメンね?」

花鈴「大丈夫だよ?ღ」

幽魔「美味しいっ!ღ最高ღ」

花鈴「ホントに?」

幽魔「うんっღいつも...ありがとうღღ」

...幽魔が花鈴の頬にキスをする...

花鈴「幽魔君...ღ」

幽魔「花鈴ちゃん...ღ」

...不良達が来る...

不良A「そうそう...それでよぉ...」

不良B「ふぅん...だから此処をサボり場に選んだのか...」

不良C「おい!お前ら!此処は俺達の...」

...幽魔が不良3人を睨む...

幽魔「(#▼д▼)アァ?文句あんのか?コルァ!」

不良A「此処でイチャイチャしてんじゃねぇ...」

...言い終える前に吹っ飛ぶ不良A...

幽魔「せっかく美味いモン喰ってる時に...気分悪くさせんじゃねぇよ!」

不良B「やりやがったな!」

不良C「やっちまおうぜ!」

不良A「あの女...ヤっちまうか...」

花鈴「幽魔君...助けて...」

幽魔「ゲスの考えそうな事なんて大抵分かるっての!花鈴ちゃん!一旦弁当片付けて!」

花鈴「うんっ!」

幽魔「教室行って...浩と将騎...呼んで来てくれるかな?」

花鈴「分かった!」

...花鈴が教室に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
...花鈴が駆け込んで来る...

浩「んぁ?どした?」

将騎「幽魔と昼飯喰ってたんじゃないのか?」

花鈴「それどころじゃないの!夢幻桜歌公園まで来て!!」

浩「何だか分かんねぇけど...」

将騎「大変なコトになってるらしいな!」

...将騎と浩が花鈴と一緒に夢幻桜歌公園に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
...花鈴達は予想外な光景を目の当たりにした...
幽魔「花鈴ちゃん...」

...そこにはズタボロの幽魔が...

将騎「おいおい...お前ともあろうヤツがこんな雑魚共に梃子摺るなよな...」

幽魔「んなコト...言ったって...何かを護りながらは...キツいんだよ...」

花鈴「護るって?...あっ!お弁当...」

幽魔「ヘヘッ...花鈴ちゃんの愛情タップリの弁当...あんなヤツらに...」

不良達「まだ減らず口を聞く気か!?」

幽魔「フェアに行こうぜ...フェアに...よっ?」

...幽魔が立ち上がりファイティングポーズを取る...

浩「あの構え...まさか!!」

将騎「幽魔!それは辞めろぉぉぉ!!」

幽魔「ゴッド!」

花鈴「幽魔...君!?」

幽魔「デス・フェニックス!」

...幽魔の身体が地獄の業火に包まれて不良達に突っ込んで行く...

不良ABC「ヒェエエエエエエ...」

花鈴「幽魔君!私達の想い出の場所が...壊れちゃう!!」

...花鈴が幽魔の前に立つ...

幽魔「クッ!止まれぇぇぇ!!」

...幽魔が元に戻って止まった...

花鈴「.............」

...花鈴が幽魔をはたく...

幽魔「.............」

花鈴「どうして!?幽魔君は...私達の想い出を全部...壊したいの?」

幽魔「そういう訳じゃ...」

花鈴「此処で炎なんて使ったら...想い出...全部...灰になっちゃうんだよ?」

幽魔「.............」

花鈴「私の知ってる幽魔君は...優しくて...何事にも理論的で...」

幽魔「...力で物事を解決しようとしない...」

花鈴「幽魔君...変わったね...」

幽魔「えっ?」

花鈴「私の声...貴方には...もう届かないの?」

幽魔「...去れ!」

不良達「Σ(・ω・`)!!」

花鈴「幽魔君...」

幽魔「今日は...花鈴ちゃんに免じて許してやる...」

不良達「はいぃ!!」

幽魔「その代わりもう此処には来るな!次顔を合わせた時はどうなるか分かるよな?」

不良達「えっ?」

幽魔「...“死”よりも怖ろしい状況を見せる...」

不良達「もう此処には近づきませぇぇぇぇん!!」

...不良達は逃げる様に去って行った...

幽魔「...今の俺じゃ...花鈴ちゃんを幸せには...出来ないな...」

花鈴「えっ?」

将騎「お前...何言ってんだよ?」

浩「そうだよ!神宮寺の気持ちも考えろよ!!」

花鈴「...私を抱きしめて...『もう離さない』 って言ったのに...」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「...幽魔君...酷いよ...」

将騎「幽魔...まさか!お前!!」

浩「止めても...無駄なのか?」

花鈴「じゃあ...今日の...デートの...後...で?」

幽魔「..................」

花鈴「ずっと...一緒に居てくれるって言ったのに?」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「寂しい時には...抱きしめてくれるって言ったのに?」

幽魔「...ゴメン...」

花鈴「永遠に...護ってくれるって言ったのに?」

幽魔「...ホントに...ゴメン...」

花鈴「...幽魔君のバカ...もう知らない...」

将騎「花鈴?」

花鈴「幽魔君なんて大嫌い!!もう何処にでも行っちゃえ!!」

幽魔「花鈴ちゃん!待っ...」

将騎「今のお前を...花鈴の所に向かわせる訳には...いかないんだ...」

幽魔「......だよな...花鈴ちゃんに伝えておいてくれ...」

将騎「何を!?」

幽魔「いままでありがとう...ゴメン...それと...」

将騎「それと?」

幽魔「...“さよ...なら”...元気で...居て...ね...」

浩「幽魔!貴様ぁ!!!!!!!!!!!」

...浩が幽魔を殴り飛ばす...

将騎「浩?」

浩「神宮寺の事...何も分かってねぇのな...」

幽魔「んぁ?」

浩「毎日毎日...ルンの所来て...お前の誕生日プレゼントだの...」

幽魔「.............」

浩「お前が寒くない様にって...ルンの所に来ては...編み物練習したり...」

幽魔「そう...か...」

浩「神宮寺は...ルンに何でも話してた...」

幽魔「...何...でも?」

浩「あぁ...お前から毎日の様に貰うプレゼントとか...な...」

幽魔「.............だよな...」

浩「んぁ?」

幽魔「俺...バカだよな...全然気持ち...分かっちゃ居ねぇ...」

将騎「.............」

幽魔「幸せにするとか言いながら...結局は...傷つけて...」

将騎「...花鈴の所...行って来い...」

幽魔「...何処に居るか...分かんねぇよ...」

浩「ルンの所に居るんじゃねぇかな?」

幽魔「滝崎...何処に居るんだ?」

浩「...教室...」

幽魔「.........」

...幽魔が教室に向かって走る...

〈私立神龍帝高校 1年7組教室〉
...放課後...

...瑠希奈が花鈴の話を聞いている...

花鈴「ねぇ...瑠希...私...」

瑠希奈「幽魔君に...大嫌いって言っちゃったんでしょ?」

花鈴「えっ?」

瑠希奈「アンタが一番最初に話したんでしょ?」

花鈴「ゴメンね...頭の中...真っ白になっちゃった...」

瑠希奈「しょうがないわねぇ...」

...幽魔が教室に入って来る...

幽魔「...荷物取って...用事済ませたらすぐ消える...」

瑠希奈「そう...私達には関係ないわ...ねぇ?花鈴...」

花鈴「.........うん...」

...幽魔が教科書などを鞄の中に入れて...花鈴の弁当を花鈴の机の上に置く...

花鈴「.....」

...去り際に花鈴の耳元で幽魔が囁く...

幽魔「“...さよなら...花鈴ちゃん...”」

...そう言って幽魔は教室を後にした...

...幽魔が去った後の教室...

花鈴「...幽魔君...ひっぐ...幽魔くぅぅぅん!わぁぁぁぁぁぁぁん...ひっぐ...」

瑠希奈「素直じゃないわね...アンタ達2人...」

...凌達が看板を持って教室に入って来た...

...将騎と浩はカメラを持っている...

花鈴「えっ?えっ?」

凌達「ドッキリ!大成功!!」

瑠希奈「ゴメンねぇ...花鈴」

花鈴「どういう事!?」

龍奈「実は...ね...璃紗が...」

龍牙「そうだったっけ?俺は翔悟から...」

翔悟「何言ってんだよ!?俺は将騎から聞いたんだぜ!?」

優花「私は...優美子から...」

優美子「私も...璃紗ちゃんから...」

将騎「幽魔...居ないんだけど...」

璃紗「えっ?」

将騎「アイツが居ないと...ネタばらし出来ねぇorz」

...幽魔の顔に陰が掛かっている...

将騎「幽...魔?」

幽魔「...んだよ...」

凌「ネタばらs・・・」

幽魔「くだらねぇ...」

浩「聞いてけ」

幽魔「馬鹿馬鹿しい...」

...幽魔が立ち去る...

花鈴「幽魔君!待って!!」

...花鈴が後ろから抱き着いて幽魔を止める...

幽魔「花鈴ちゃん...俺には...」

花鈴「幽魔君じゃなきゃ...ダメなのぉ!!」

瑠希奈「自分の気持ちに素直になったら?鮫野君」

幽魔「えっ?」

瑠希奈「あなた...花鈴が心配だからって...」

花鈴「ちょっと!瑠希!?」

幽魔「...花鈴ちゃん...俺...君の隣に居ても良いのかな?」

花鈴「幽魔君が居ないと...ダメなの!」

幽魔「ゴメン...また...傷つけちゃった...」

花鈴「幽魔君なら...良いよღ」

幽魔「花鈴ちゃん!今度こそ...ホントに...離さない...」

...幽魔が花鈴を強く抱きしめる...

花鈴「幽魔君...痛いよ...」

幽魔「あっ!ご...ゴメン...」

花鈴「いつもの幽魔君に戻ったぁ!ღ」

幽魔「えっ?」

浩「みたいだなww」

将騎「良かった②」

璃紗「花鈴...良かったね...(小声」

花鈴「うんっ!」

幽魔「で...ネタばらしってのは?w」

花鈴「幽魔君も知らないの?」

幽魔「どうせ...不良嗾けたのは...お前らってコトだろ?」

将騎「幽魔!?いつから...」

幽魔「最初っから...」

花鈴「私達も演技してたのよ?」

瑠希奈「流石...演劇部次期部長&副部長...」

将騎「恐れ入りました...」

幽魔「そりゃもう...」

花鈴「先輩達に厳しく鍛えられたから...」

幽魔「演技のイロハを教えて貰ったと言っても過言では無いかも知れない...」

将騎「...おいおい...ホントに泣いてたんじゃないのか?」

花鈴「幽魔君以外の人が居る場所で本気で泣く訳無いでしょ?」

幽魔「えっ?」

花鈴「幽魔君が居ても...他の人が一緒に居たら...本気で泣けないの...」

瑠希奈「やっと...いつもの花鈴に戻ったわね...」

龍奈「うんっ!ヤッパ花鈴の隣には幽魔君が居てくれないと...」

幽魔「どういう事?」

優美子「幽魔君居ないと...花鈴がおかしくなっちゃうの!」

幽魔「えっ?」

優花「旦那なら...何とかしてよね...」

幽魔「おかしくなるったって...どうおかしくなるのか分からなかったら...」

瑠希奈「何かねぇ...甘えて来るのよね...」

幽魔「俺と居る時はいつもだけど...」

瑠希奈「そうなの?」

幽魔「うん」

花鈴「幽魔君...抱いてღ」

幽魔「えっ?...あっ!うんっღ」

花鈴「幽魔君...お昼ご飯...食べなおそ?ღ」

幽魔「じゃっ...いつもの場所...行く?ღ」

花鈴「うんっ!ღ」

...幽魔と花鈴は...お弁当を持って夢幻桜歌公園に向かう...

将騎「んまぁ...幽魔が脅しを懸けてたから不良共は行けないだろう...」

浩「だけどよぉ...他の不良共が...」

龍牙「それは...ねぇみたいだぜ?」

浩「んぁ?どういうコトだ?」

翔悟「どうやら...学校中の不良共に情報が回ったらしい...」

将騎「えっ?」

凌「鮫野幽魔を相手にすると死よりも怖ろしいコトが起きるってな...」

将騎「なら...大丈夫か...」

龍牙「逆に...怖い物見たさに行くヤツらが出たらどうスンだよ...」

翔悟「そうだよな...」

浩「今回のドッキリ企画みたいには行かないかもな...」

凌「絶対そう上手い事行かないだろ...」

...その頃、幽魔と花鈴は...

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
幽魔「んじゃ...気を取り直して...」

花鈴「うんっღ」

幽魔「いっただきまーすღ」

...幽魔がまた、ガツガツ食べている...

花鈴「ゆっくり食べないと...お昼の二の舞になっちゃうよ?」

幽魔「そうだね...ゆっくり食べるღ」

花鈴「幽魔君...美味しい?ღ」

幽魔「とっても美味しいよღღ」

花鈴「良かったぁღ幽魔君の口に合うか...不安だったのღ」

幽魔「花鈴ちゃんの料理...世界中のどんな料理よりも美味しいよღ」

花鈴「ホント...に?」

幽魔「うんっღ今まで食べて来た料理の中で...花鈴ちゃんの料理が一番美味しいღ」

花鈴「幽魔君...嬉しいっღ」

...花鈴が幽魔に抱き着いた...





ドッキリ計画...やり過ぎな部分もあったが...幽魔と花鈴は互いの大切さを再認識した

次回、幽魔と花鈴・紅魔と瑠奈のWデートに緊急密着!?

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...担任が入って来る...
〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
初瀬「おみゃーら!早く席につけぃ!」

幽魔「(#■д■)アァ?」

将騎「その前に腹ごしらえを...」

璃紗「将騎...授業が...(小声」

花鈴「璃紗...放っておけば良いんじゃない?」

幽魔「んまぁ...コイツは放っておいた方が色んな意味で楽な存在だww」

将騎「まだチャイム鳴ってねぇぞ?オイチャンww」

初瀬「そうか...ならもう一度職員室に戻るとしよう...」

...初瀬が教室から出て行く...

幽魔「...喰いたいからってそこまでするのかよ...」

花鈴「お兄ちゃん...」

璃紗「見損なった...(小声」

将騎「なんだよ!その軽蔑の眼差しは!!良いだろ?食べ物は早く食べて上げないといけないんだぞ?」

幽魔「やれやれ...」

...と言いつつ花鈴を見つめている幽魔...

花鈴「(*'ω'*)......ん?幽魔君...私の顔...何かついてる?」

幽魔「今日も...綺麗で可愛いなぁ...と思ってさღ」

花鈴「幽魔君ღ」

...花鈴が幽魔に抱き着いている...

将騎「ずっと引っ付いふぇふぇ暑くふぁふぃふぁんふぇふふぇえふぁ」

幽魔「喰うか喋るかどっちか片方に集中しろよ...」

花鈴「幽魔君の胸の中は涼しいから大丈夫だもんっღ」

幽魔「そ...そうかなぁ...」

花鈴「私の言う事...疑うの?ღ」

...花鈴が上目遣いで指を銜える様にして幽魔を見つめる...

幽魔「(ヤッパ花鈴ちゃん...可愛いღღ)」

...幽魔が花鈴を抱きしめた...

花鈴「えっ?ღ」

幽魔「疑ってないさ!ღ」

...幽魔が髪を掻き上げて花鈴の頬に手を添えながら言う...

花鈴「幽魔君ღ」

幽魔「花鈴ちゃんღ」

...2人がキスをする...

浩「お前ら...暑苦しい...」

幽魔「(#■д■)アァ?文句あんのか?神沢!」

花鈴「コラッ!幽魔君?ღ」

幽魔「いきなり突っ掛かって...悪かったな...神沢...」

浩「ぃぁ...俺の方こそ...スマン...邪魔して...」

瑠希奈「浩!♡先に行くなんてひっどぉい♡」

浩「わりぃわりぃ...ルンの事...待ってたんだけどよ...」

瑠希奈「うん...」

浩「ルンの親父さん...煩くって...」

瑠希奈「ゴメンね...パパ...浩の事...」

浩「まぁ...仕方ねぇさ...」

幽魔「おい!」

浩「なんだよ...」

...幽魔が浩に蹴りを入れる...

浩「Σ(・ω・`)!!テメェ...」

幽魔「...その方が...お前らしいだろ?」

浩「...サンキュー...幽魔...」

幽魔「...気にスンな...浩...」

花&瑠希「2人共...素直じゃないんだから...」

瑠希奈「ホントは仲良くしたいんでしょ?」

浩「...まぁな...」

花鈴「変なプライド...捨てたら?」

幽魔「花鈴ちゃんが...そう言うなら...」

浩「...」

幽魔「意地張っててもしゃあねぇからな...言うとすっかな...」

花鈴「うんっღ」

幽魔「浩...あのよぉ...」

浩「...なんだよ...」

幽魔「これからは...仲良く...しようぜ?」

浩「あ?...俺からも...頼む...仲良く...してくれ...」

花&瑠希「良かったぁ...」

幽魔「言いたい事言ったら...気持ちがスッキリしたよ...」

花鈴「幽魔君...抱っこღ」

幽魔「えっ?ღ」

花鈴「ダメ?ღღ」

...花鈴が上目遣いで指を銜える様にして幽魔を見つめる...

幽魔「花鈴ちゃんが喜んでくれるなら...」

...幽魔が花鈴をお姫様抱っこする...

花鈴「王子様...今日は何処に連れて行って下さるの?ღ」

幽魔「姫が行きたい所なら何処までも...ღ」

花鈴「私は...幽魔君が居れば何処に居ても幸せღ」

幽魔「図書室にでも...行く?ღ」

花鈴「うんっღ」

...2人が手を繋いでスキップして図書室に向かう...

将騎「賢いのか馬鹿なのか...時々分からなくなる...」

浩「確かにな...」

将騎「浩...お前も喰うか?」

浩「でっかいハンバーガーだなwww」

将騎「此処の購買部に売ってるモノで一番好きなんだよwこのハンバーガーww」

浩「ジャンボビッグ...こんなデカいの...1人で2つも喰うなんて贅沢だろwww」

将騎「幽魔が買って来てくれたんだぞ?w」

浩「お前...よく体型維持出来るよな...」

将騎「おう!w“ガリーズブートキャンプ”があるから大丈夫だw」

浩「何処で手に入れたんだよww」

将騎「兄さんから横流しして貰ったw」

浩「相沢先輩から!?」

将騎「おう!」

浩「横流しって犯罪なんじゃ...」

将騎「なんか...友達から借りてそのままパクったらしいww」

浩「借りパクかよ!?」

...その頃...星騎達は...

〈私立神龍帝高校2年6組教室〉
愛里「星騎君!?」

星騎「えっ?えっ?どしたの?」

愛里「あのビデオ...何処にやったの?」

星騎「あ...あのビデオって?」

愛里「私が...奈津に借りてた...」

星騎「知らないよ!だいたい...どんなビデオなんだよ...」

綺羅「やれやれ...お前ら...夫婦喧嘩は他所でやれよ...なぁ?奈津」

奈津「えっ?そうよね...綺羅」

星騎「んぁ?綺羅と木更津さん...付き合ってんのか?」

奈津「綺羅がしつこいから...」

愛里「星騎君!?話逸らさないの!」

星騎「ビデオなんて知らない...」

奈津「ゴメンね?愛里...あのビデオ...実は...」

愛里「えっ?」

奈津「妹の物だったの...勝手に持ち出したら...怒られちゃって...」

愛里「そうだったんだぁ...妹って...悠璃ちゃん?」

奈津「どうして愛里が知ってるの?」

愛里「色々あって...そうよね?星騎君」

綺羅「星騎ならさっき出てったけども...」

奈津「どうして押さえておかないのよ?」

綺羅「無茶言うな!アイツの逃げ足は...コンマ7秒前後なんだぞ?」

奈津「えっ?」

綺羅「そんな人間...押さえつける方が困難だろ!!」

奈津「...役立たず...」

綺羅「ひっでぇな!」

奈津「文句あるの?」

綺羅「当たり前だろ!」

奈津「出来る出来ないの問題じゃないでしょ?」

綺羅「不可能な事には挑戦する主義じゃねぇんだ」

竜吾「お前は相変わらずだな...」

春香「やるかやらないかの問題って言いたいんでしょ?竜吾君」

竜吾「そそ」

綺羅「んじゃ...竜吾に任せるわ」

竜吾「チッ!出来れば...アイツを追うのだけは勘弁だったんだがな...」

...竜吾が教室から出て行く...

〈私立神龍帝高校屋上〉
星騎「フィー...」

...星騎が屋上で酒を呑んでいる...

...竜吾が来る...

竜吾「お前...」

星騎「あぁ...お前か...アイツには...内緒な?」

竜吾「アイツって愛里ちゃんか?」

星騎「んまぁ...な」

竜吾「お前...何か隠してないか?」

星騎「んぁ?なんで全部お前に話さねぇといけねぇんだよ?」

竜吾「とりあえず...早く戻らねぇと...怒ってるみたいだぜ?」

星騎「今呑んでる一缶呑み終えたら戻る...」

竜吾「...早くしろよ...」

星騎「うるせぇな...酒ぐらいゆっくり呑ませろや...」

...竜吾が教室に戻って行く...

星騎「愛里と...由真...か...」

...星騎が呟いている...

〈私立神龍帝高校2年6組教室〉
竜吾「チッ!」

春香「どうだった?」

竜吾「聞く耳持たずって感じだったな...」

綺羅「お前の言い方だったら仕方ねぇんじゃねぇの?」

竜吾「なんだと?」

綺羅「喧嘩ッ早いのもどうかと思うけどな...」

...星騎が戻って来る...

星騎「やれやれ...グダグダうるせぇ野郎だぜ...竜吾は...よ」

綺羅「んまぁ...俺もオメェの気持ち分からんでもねぇよ...星騎」

竜吾「んだと!?」

愛里「喧嘩しないの!」

奈津「綺羅も...挑発しちゃダメ...」

春香「竜吾君...落ち着いて...」

星騎「...分かりもしねぇのに...俺の過去について...とやかく...ウゼぇんだよ...」

竜吾「星騎!テメェ!!」

...竜吾が星騎に殴り掛かる...

星騎「んぁ?殴るってのはなぁ...こうヤんだよ!!」

...星騎が竜吾を殴り飛ばす...

竜吾「グッ!...ガハッ...」

綺羅「俺...知らねっと...」

...綺羅が逃げようとする...

奈津「綺羅...逃げられないわよ...」

春香「だって...」

愛里「居合わせただけで当事者になっちゃうから...」

星騎「大丈夫だよ...俺がヤった事だ...」

愛里「でも...」

星騎「心配スンなって!こういうのは...ヤっちまった本人だけが...」

綺羅「お前...まさか...」

星騎「んまぁ...辞めるコトには...なんねぇだろうけどよ...」

綺羅「なんだよ?」

星騎「もしもの時は......を頼む」

綺羅「あ?何言ってるか聞こえねぇよ」

星騎「もしもの時は...“2人”を頼む...」

綺羅「“2人”って誰だよ?お前には...向坂だけじゃねぇのか?」

星騎「...色々...あんだよ...あんま...詮索スンなよな...」

綺羅「わりぃ②...危うく竜吾みたくなる所だった...」

星騎「まぁ...良いんだけどな...」

愛里「星騎君...もしかして...分かってたの?」

星騎「ん?...まぁ...な...」

綺羅「なんだよ?教えろよ!星騎」

奈津「愛里?...何の話?」

愛里「私と...星騎君だけの秘密」

星騎「そういう事だ!...盗み聞きなんて姑息な真似...スンなよ?」

綺羅「盗み聞きってのはどういう事だ?」

星騎「やれやれ...」

愛里「屋上...行きましょ?」

星騎「ん?...あぁ...」

〈私立神龍帝高校屋上〉
星騎「...で?由真の方は...最近出て来てないのか?」

愛里「何かねぇ...星騎君には逢いたいみたいなんだけどね...」

星騎「俺達が2人きりになんねぇと出て来たくないってか?」

愛里「うん...」

星騎「我が儘なお姫様だこって...」

...愛里と由真が入れ替わる...

由真「我が儘で悪かったわね...」

星騎「聞いてたのかよ!?」

由真「愛里を通して私にも聞こえてる事忘れないでよね...」

星騎「わぁってるって...」

由真「星騎...」

星騎「んぁ?」

...由真が星騎にキスをする...

由真「愛里の事...傷つけたら許さないから!!」

星騎「俺が...愛里の事...傷つける訳ねぇだろ?」

由真「じゃあ...また...お昼に...ねっ?」

星騎「分かった」

...由真と愛里が入れ替わる...

愛里「んもぅ...由真と居る時は私の事...呼び捨てで呼んでくれるのに...」

星騎「だって...愛里が呼び捨てで呼んでくれねぇからさ...意地悪してみたくなった」

愛里「そういう所...昔と変わってないね?」

星騎「そうか?」

愛里「うん...星騎の意地悪な所...ちょっとだけ...嫌い...」

星騎「じゃあ...これから意地悪しねぇよ...」

...その頃、幽魔達は...

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「職員室戻ったきり...戻って来ねぇな?」

花鈴「ちょっと...遅すぎるよね?」

幽魔「わりぃが...翔悟...」

翔悟「わぁってるって...」

優美子「職員室...だよね?」

花鈴「ゴメンね...優美子...」

優美子「花鈴が謝る必要...無いと思うんだけど...」

幽魔「とりあえず頼むゼ?」

翔悟「任せろって」

...翔悟と優美子が職員室に向かう...

〈私立神龍帝高校職員室〉
翔&優「失礼します」

春倉「どうしました?」

翔悟「初瀬先生が職員室に戻ったっきり戻って来られないので...」

優美子「呼びに来ました...」

春倉「ちょっと待ってて下さいね?鷹上君、姫野さん」

翔悟「分かりました」

優美子「少々お待ちさせて頂きます」

春倉「初瀬先生!初瀬先生!」

初瀬「はい...なんでしょう?」

春倉「代議員の子達が...」

初瀬「えっ?あああああああああ!」

春倉「授業の用意しながら...寝てたんですか?困った方だ...」

初瀬「すみません...」

春倉「しっかりして下さらないと...」

初瀬「次からは...気をつけます...」

春倉「早くしないと...授業終わりますよ?」

初瀬「春倉先生...助かりました」

春倉「お互い大変ですが...無理はしない様にしましょ」

初瀬「そうですな」

翔悟「先生~」

優美子「皆...チャイム鳴ったらブーイングすると思いますが...」

初瀬「春倉先生!では...後で」

春倉「そうですね...」

...初瀬先生が自クラスに向かう...

〈私立神龍帝高校1年7組教室〉
幽魔「遅い!」

花鈴「先生も色々あるんだよ...」

将騎「初瀬の事だ...授業の用意しながら寝てたに決まってる!」

初瀬「酷い言われ様だな...」

浩「まぁ...遅かったんだから自業自得だろ...」

龍牙「言われるコトは分かってたはずだ」

凌「んまぁ...目の下にクマ出来てるから...誰でも分かるだろう」

瑠希奈「そう言われてみれば...」

龍奈「確かにそうかも...」

優花「先生...授業の用意に戻ったのに寝てるなんて...どういう事?」

初瀬「それは...その...」

幽魔「言い訳は...聞かねぇよ?」

花鈴「先生?授業...始めてください」

初瀬「ん?...あぁ...分かった」

...一時間後...

初瀬「鮫野...神宮寺...号令頼む...」

幽&花「起立!礼...」

初瀬「次の授業の準備をしておく様に」

将騎「へーいw」

...初瀬が職員室に戻って行く...

幽魔「まだ...4時間目の前かよ...」

花鈴「えっ?」

将騎「次の授業終わったら昼飯だな?お前ら...何処で食べるんだ?」

幽魔「いつもの場所」

花鈴「幽魔君...覚えててくれたんだღ」

幽魔「花鈴ちゃんが...学校の中で二番目に好きな場所って言ってたからねღ」

将騎「一番は何処だよ?」

花鈴「幽魔君の隣の席ღ」

将騎「どんだけ一緒に居たいんだよ...」

花鈴「一生が終わるまで...」

幽魔「ずっと一緒に...」

将騎「ヤレヤレだぜ...」

浩「で...次の授業って誰だったっけ?」

幽魔「えっと...チッ!」

浩「どうした?幽魔...」

幽魔「山宮...か...」

花鈴「...お弁当持って...いつもの場所...行く?」

幽魔「うん...」

花鈴「瑠希!」

瑠希奈「何?」

花鈴「ノート...見せてね?」

瑠希奈「良いわよ」

幽魔「浩...ノート見せてくれよ?」

浩「おう!」

...幽魔と花鈴が教室を出て行く...

将騎「アイツら...山宮の授業の単位...大丈夫かね...」

璃紗「2人なら...大丈夫...(小声」

将騎「璃紗がそう言うなら間違いないだろ...」

〈私立神龍帝高校 夢幻桜歌公園〉
...幽魔と花鈴が手を繋いで楽しそうに話しながら来る...

幽魔「此処...教室から少し離れてるけど...良い景色だよねღ」

花鈴「うんっღこの学校で初めて逢ったのは...此処だったよね?ღ」

幽魔「そうそう...俺が此処のベンチで寝てたら...」

花鈴「私が...座ろうとして声を掛けたんだよね?」

幽魔「そうそう...2人で...再会を抱き合って喜んだんだっけ...」

花鈴「うんっღ懐かしいなぁ...」

幽魔「その時からずっと...此処を気に入ってたよね?」

花鈴「だって...此処には...」

幽魔「此処には?」

花鈴「幽魔君との想い出が...沢山あるからღ」

幽魔「此処で再会して...此処で毎日一緒に食事して...」

花鈴「此処でファーストキスして...此処で毎日語り合って...」

幽魔「此処でお互いの好きな所を言い合って...」

花鈴「此処で...婚約...」

幽魔「此処は...俺達の想い出が沢山あるから...」

花鈴「どうしたの?」

幽魔「2人の卒業写真は...此処で沢山...撮りたいね?ღ」

花鈴「うんっღ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


...幽魔と花鈴の想い出の地...潰れません様に...

次回、不良達が幽魔と花鈴を!?

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いつも通り 学校には行っている
だけどすぐに 気落ちしてしまう
最近は 何故かなかなか寝付けないんだ
アイツと話せないから

夢に出て来てくれるんだ
やっぱりスレ違いは嫌だ!
1回学校サボってみっかな?
それでスレ違いしないなら やってみっかな?
だけど バレたら死に兼ねない
親の言い分も少し分かるよ 
ヤッパ心配なんだよね?
だけど親の言う事ばかり聞いても
アイツとスレ違っちゃ意味が無い!
だから次はスレ違わない為に
俺は サボりだけは最後まで取っておく


夢の中で アイツと暮らしている
いつも良い所で目が覚める
もう少しで スレ違いが失くせそうなのに
何故か アラームが鳴るよ
いくら設定してるからって
少しは空気読んでクレよな
ちょっとくらい夢見たって良いじゃねぇか
最近なかなか寝付けないんだし
もう少し俺の事も 考えてくれ
眠気殆どで 登校
眠れない理由は ダチには内緒
引かれるコト 明白だもん
だから次は寝付ける様に
夢の中で アイツの唇にキスをする

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お前には しつこいって嫌われるかもしれねぇけど
俺には... 必要で大切で大好きな存在だから
ウザがられても良い 嫌いになるならなれば良い
俺は...ずっと...傍に居てやるから

泣き出しそうな時には 俺を思い出せば良い
死にそうな時でも 俺が救い出してやるから
強がらなくて良いから 弱い部分をもっと見せてくれよ
お前が居ないと... 俺は...涙が零れそうになるから...


隣でずっと笑ってくれ
隣でずっと支えてくれ
隣でずっと...『大好きだよ』って 言ってくれ
お前が居なきゃ俺は...
ただの屍だから...
泣いても良いんだよ
涙を流して良いんだよ
俺が全て抱きしめてやるから
俺が涙 拭ってやるから


※俺は...お前の事が...この世界の...誰よりも
  ...大好き...だから...
  俺が...お前を...守ってやるから...


※1回くり返し

お前さえ居れば...他に何もいらない...

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