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詩と物語がメインです サブはゲーム日記です
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HN:
風峰 N 颯斗
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1990/01/13
職業:
求職中
趣味:
文芸創作
自己紹介:
七河恭介です よろしくw
趣味は主に文芸創作ですw
以前よりかは明るくなりましたw
頭痛持ちです
最近は頭痛が酷くなって来ました
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<私立神龍帝高校1年7組教室>
初瀬「やっと来たか...風見...」

将騎「あぁ?璃紗が何したってんだよ!初瀬!!」

初瀬「相沢...お前に話している訳では無い...風見に話してるんだ!」

璃紗「...」

初瀬「どうした!風見!!」

将騎「初瀬!!」

幽魔「将騎!俺に任せろって!なっ?」

将騎「幽魔がそう言うならそうするけどよ...どうすんだ?」

幽魔「良いから俺に任せろってのw」

将騎「分かった...」

幽魔「初瀬...風見さんは...ついこの間まで病気で苦しんでたんだよ!!」

璃紗「...幽魔君...説明...ありがと(小声)」

幽魔「...あれ?まだ...完治してなかったんだね...」

花鈴「そういえば...璃紗最近声が出にくいって言ってたよね?」

璃紗「...ぅん...ゴメンね?花鈴には言わなきゃって思ってたんだけど...」

花鈴「でも...何で幽魔君が知ってるの?」

璃紗「...一週間前に...幽魔君に...勉強教えて...貰った時に」

幽魔「何か...謝りたくなって来る...」

花鈴「うん...」

将騎「...幽魔が話してくれ」

幽魔「あ...あぁ...」

将騎「ん?どした、幽魔」

幽魔「ぃぁ...一週間前に璃紗ちゃんが宿題の分からない所聞きに来たからさ...」

花鈴「それで?」

幽魔「うん...少々解き方を施したんだ...」

将騎「...で?」

幽魔「解き方を施した後に...俺に『ありがとう』って言った声がいつもより小さかったから...どうしたの?って俺が聞くと...」

将騎「最近声が出にくい...と?」

幽魔「そゆことぉ!」

初瀬「そうゆう事なら仕方が無い...か」

将騎「おう!」

初瀬「...体育委員...頼む!」

幽&花「OK!」

幽魔「えー...今から球技大会の種目を決めたいと思いますw」

花鈴「ちょっと...幽魔君!何で笑うの?」

幽魔「ダメだ!...堅苦しい喋り方するとどうしても笑けるww」

花鈴「じゃあ...いつも通りで良いんじゃない?」

初瀬「良いから進めろ!」

幽魔「うるせぇ!黙ってろ初瀬!!」

花鈴「幽魔君!!」

幽魔「...ゴメン...花鈴ちゃん」

花鈴「もう...話進めるわね?」

幽魔「え?あ...うん...」

花鈴「あの...先生?」

初瀬「何だ?」

花鈴「...種目決まってるんですけど...」

初瀬「何ぃ?」

幽魔「そういえば...三種目決まってたっけ?」

花鈴「うん...何だったっけ?幽魔君」

幽魔「サッカーとバレーボールとバスケットボールだよ?花鈴ちゃん」

花鈴「そうだったわね...」

幽魔「さてと...今からどの種目に出たいか聞くから出たい種目で手を挙げろよ?」

クラス全員「OK!」

幽魔「まずはサッカーに出たいってヤツは?」

龍也「幽魔!俺の名前書いてくれ!」

幽魔「龍也以外に居るか?」

将騎「俺も!」

幽魔「俺もサッカーかなw」

花鈴「私もღ」

璃紗「...私も...」

幽魔「サッカーはこんだけか?」

花鈴「みたいね...」

幽魔「んじゃ次...バレーは?」

優衣「私...やる」

優花「私も」

優美子「私も」

龍奈「私も」

翔悟「俺も」

龍牙「俺も」

花鈴「バレーはこの人数で良いの?」

幽魔「異論は無いみたいだな」

花鈴「じゃあ...残った人達はバスケットって事ね」

幽魔「そういう事になるね」

初瀬「決まった様だな」

幽魔「おうw」

花鈴「メンバー表に纏めておきます」

幽魔「チーム編成は...後で良っか」

花鈴「うん」


チーム編成のメンバーは決まった!

後は...チーム編成だけ!










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<神沢家 浩と由愛の部屋>
浩「ふぁ~あ...ウィ~ッス!瑠希奈、由愛」

瑠希奈「あ!浩...おはよう!」

由愛「お兄ちゃん、お義姉ちゃん...おはよう」

瑠希奈「浩...眠そうね...」

浩「まぁな...瑠希奈が全然寝つかねぇからな...心配でよ...ずっと起きてたww」

瑠希奈「ゴメンね...浩...」

浩「良いって良いって!俺が勝手に寝なかっただけだからよww」

瑠希奈「そう...なら良いけど...」

浩「早く飯食わねぇと遅刻するぞ??由愛!瑠希奈!」

由愛「大丈夫!今日は愛しのあの人が迎えに来てくれるコトになってるから♥」

浩「由愛にも彼氏が出来たか...ってまさか相沢って名字じゃねぇだろうな??」

由愛「そうだけど...なんで??」

浩「そんなヤツ!俺が追い払ってやる!!」

由愛「お兄ちゃんにそこまで束縛される必要ないわ!!」


<神沢家 玄関>

チャイムがなる...

??「由愛ちゃ~ん、迎えに来たよ~」

由愛「ちょっと待って!今行くから!!」

??「OK!!」

由愛「じゃあ、行って来るね!!」

浩「勝手に行け!!」

由愛「言われなくても行くモン!!お兄ちゃんの馬鹿!!大ッ嫌い!!」

浩「嫌いで結構だ!!俺は瑠希奈にだけ好かれてりゃ良いしww」

由愛、玄関のドアを開ける...

そこには将騎の息子の翼が立っていた...

翼「おはよ!」

由愛「おはよう!!...あれ??他の皆は??」

麗が翼の後ろに居る...

翼「...麗さぁ、何でいっつも俺の後ろに隠れるかなぁ??」

麗「良いじゃない...別に...それとも何か隠れちゃ困るコトでも??」

翼「そういう訳じゃ...」

霞「なら良いじゃない!!」

と、霞も翼の後ろから現れる...

龍子「そうそう!」

龍子までもが翼の後ろから歩いて来る...

翼「皆、俺の後ろに居たわけね...」

由愛「早く行かないと遅刻しちゃうよ??」

翼「まぁ、しゃあないから行くか!!」

麗達「行こッ!翼君♥」

翼「はいはい...」

翼達が学校の方に歩いて行く...

<私立龍波中学校>
橋下「おはよう!」

と、校門で橋下が挨拶している...

翼「いつもくだらんギャグばっか言ってんと真面目に授業してや!せんせww」

と翼が言って教室まで走って行く!!

麗達「待ってよ!!翼君!!」

橋下「くだらんギャグとは失礼な...」

と、翼達が走り去った後にブツブツ言っている...

そんな時、将騎達はと言うと...

<私立神龍帝高校1年7組教室>
将騎「(。-`ω-)ンー。゚幽魔よぉ...花鈴と璃紗は??」

幽魔「花鈴ちゃんは何か気分が悪いとかで遅れて来るけど璃紗ちゃんは知らねぇwww」

将騎「そうか...アイツ何処行ったんだ??」

と、将騎がそう言ってる間に浩と瑠希奈が教室に入って来る

浩「オッ━━(。・д・)ノ゙━━ス!」

凌「おう!浩がキタ━(゚(゚ω(゚ω゚(☆ω☆)゚ω゚)ω゚)゚)━!!!!!」

翔悟「やっとかよ...」

龍牙「まぁ、来たんだから良いジャンww」

浩「どうしたよ??」

龍牙「凌のヤツの秘密をよw皆に暴露しちゃわねぇか??」

浩「俺はパスww」

凌「ほれ見ろ!」

浩「もっと面白いコトを思いついたからだよ!!」

翔悟「なんだよ??」

浩「相沢!!」

将騎「んだよ!!」

浩「お前の息子が俺の妹を誑かしてんだ!何とかしやがれ!!」

将騎「それは当人同士の問題だから俺の関知する所ではない!www」

その頃、花鈴はと言うと...

<相沢家 玄関>
星騎「どったの??花鈴ちゃんw」

花鈴「璃紗待ってるんだけどなかなか来なくて...」

星騎「まぁ、そろそろ来るでしょ??何か支度してたみたいだからwww」

花鈴「なんで星騎お義兄ちゃんがそのコトを??」

星騎「君飛湖の馬鹿を問い詰めたww」

君飛湖「呼んだか!?」

と鼻血を出しながら君飛湖登場!!

君飛湖「いやぁ...璃紗ちゃんったらスタイル良いねぇ...」

と花鈴の胸を揉みながら君飛湖が言う

星騎「アホ...」

と星騎が言いながら君飛湖を殴り飛ばす...

君飛湖「ピギャー」

星騎「俺はそろそろ行くかねぇww」

花鈴「星騎お義兄ちゃん行ってらっしゃい!」

星騎「ほ~いwww」

星騎、おもいきり走って3分で学校に到着www

星騎「ふぅw疲れたww」

<私立神龍帝高校2年7組教室>
星騎「ふぅww」

綺羅「よぅw」

星騎「オッスww」

綺羅「珍しいなw朝から教室来るなんて...」

星騎「来ねぇと怒られるからな...」

と、言ってる間に愛里が星騎の所に来る

星騎「おはよw(早速かよ...」

綺羅「おっはーww」

愛里「おはようw星騎君に綺羅君」

星騎「もしかして弁当のコト??」

愛里「もうw星騎君ってば...」

猟聖「久ビーw星騎ww」

星騎「猟聖じゃねぇかww」

その頃、璃紗達は...

<相沢家 璃紗と将騎の部屋>

花鈴「璃紗ぁ..早く行こうよ...」

璃紗「今行くぅ~...」

制服がグチャグチャな璃紗登場!!

花鈴「どういう着替え方したらそんなに乱れるの??」

璃紗「今度教えてあげようか??」

花鈴「そんなコトより早く行こッ!!」

璃紗「待ってよぉ...」

<相沢家 玄関>
花&璃「行って来ま~す」

...15分後...
<私立神龍帝高校1年7組教室>

花鈴と璃紗が教室に入って来た...

幽魔「おっはよーw花鈴ちゃんww」

花鈴「おっはよーw幽魔君ww」

璃紗「花鈴ってば早過ぎ...」

花鈴「璃紗が遅いんでしょ??」

幽魔「まぁまぁ...花鈴ちゃん...抑えて抑えて!」

花鈴「幽魔君がそう言うなら...」

璃紗「花鈴ってば愛する人の前ではすぐ良い子になるわよね...」

幽魔「璃紗ちゃんも抑えて...ねっ??」

将騎「そうだぜw璃紗」

...初瀬が来る...

初瀬「やっと来たか...風見...」










次回、球技大会の種目を決める前に担任の初瀬が璃紗に一言キツい言葉を放つ...

それを聞いていた将騎が...

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<神沢家 玄関>
浩「親父、お袋!!瑠希奈と一緒に帰って来いって言ってたけど何だってんだ??」

瓢真「浩!!よくやった!!」

浩「親父...頭おかしくなったか??」

悠菜「浩!!子供が出来たんだって??」

浩「...何で知ってんだよ!?2人共!!」

瑠希奈「浩...怒っちゃ嫌♡」

浩「瑠希奈がそう言うなら...」

...そこに龍瑚登場!!

龍瑚「浩君と再開してからは浩君にベッタリだな!!瑠希奈」

瑠希奈「お兄ちゃん...ねぇ、お父さん達は??」

龍瑚「さぁな...俺は先に行ってろって言われただけだから知らん!!」

浩「知らんって龍瑚さん...」

龍瑚「知らんモンは知らん!!」

悠菜「とりあえず入って!!瑠希奈ちゃん、龍瑚君!!」

龍瑚「それじゃ遠慮なく...」

瑠希奈「ちょっとは遠慮しようよ...すみません...図々しい兄で...」

悠菜「気にしないで!!2人が来てくれたコトで盛り上がってるのが2人居るから...」

龍瑚「2人ですか!?1人は浩君って分かりますが...もう1人は??」

悠菜「入れば分かるわ!!」

<神沢家 浩と由愛の部屋>
浩「(*'ω'*)......ん?由愛...そんなにハシャいでどうした??」

由愛「だって瑠希奈お義姉ちゃん達が来たんだもん!!」

浩「ははは...由愛は瑠希奈のコト慕い切ってるな...」

由愛「だって由愛ね、瑠希奈お義姉ちゃんみたいに美人になりたいんだもん!!」

瑠希奈「由愛ちゃんにそう言って貰えると嬉しいな...」

由愛「浩お兄ちゃんったらね...いつも瑠希奈お義姉ちゃんのコト話してくれるんだよ!?」

浩「由愛...別に言わなくても...」

由愛「だって...由愛ってばこの年でおばさんとかヤ( ´ ・  д  ・ `  ゙)ダ。」

瑠希奈「由愛ちゃん何で知ってるの!?私のお腹に浩の赤ちゃんが居るって...」

由愛「由愛ね...お母さんが話してるの聞いちゃったの...」

浩「そんなコト言ってもしゃあねぇだろ!!我が侭言うな!!由愛...」

由愛「分かった...おめでとう...お兄ちゃん、お義姉ちゃん...」

浩「サンキューな!!由愛」

瑠希奈「ありがとう!!由愛ちゃん」

<神沢家 玄関>
希壱「スマン...遅れて...」

瓢真「気にせんで良いよ...」

瑠璃菜「ゴメンね...悠菜ちゃん...」

悠菜「瑠璃菜ちゃんが謝るコトないわよ!!それより、子供達は仲良くやってるわよ!!」

希壱「家が見付かるまで此処で世話になっても良いのか?瓢真」

瓢真「何言ってんだ!!希壱!!今日は浩と瑠希奈ちゃんの子供が出来た祝福の日だぞ??」

希壱「そうだったな...スマン」

悠菜「入って!!」

瑠璃菜「ゴメンね...突然押しかけちゃって...他に頼める所なくて...」

悠菜「家で良かったらいつでも来てね?」

瑠璃菜「ありがとう...」

<神沢家 居間>
龍瑚「2人共遅いゼ...待ち草臥れちまった!!」

希壱「そんなコト言っても仕方無いだろう...仕事が長引いたんだ...」

龍瑚「親父は都合が悪くなるといつも仕事のセイにするよな??」

浩「抑えて下さいって...龍瑚さん」

龍瑚「すまない...」

浩「とりあえず...由愛達呼んで来ます...」

瓢真「頼んだぞ??」

浩「分かってるっての...」

<神沢家 浩と由愛の部屋>
浩「由愛、瑠希奈!!そろそろ飯だとさ...」

由愛「分かった!!私、先に居間行ってるね!!」

浩「おう!!」

瑠希奈「由愛ちゃん...気を使ってくれたのかな??」

浩「さぁな...とにかく沢山食べねぇとお腹の子が危ねぇぞ??」

瑠希奈「分かってるわ!!浩...*。+゚☆アイ(*・ω・人・ω・*)チテル☆゚+。*゚」

浩「俺も*。+゚☆アイ(*・ω・人・ω・*)チテル☆゚+。*゚」

<神沢家 居間>
瓢真「遅い!!」

由愛「ゴメンね...お父さん...」

瓢真「ぃぁ...由愛じゃなくて浩のコトだ!!」

浩「わりぃわりぃ」

希壱「瓢真...そう怒るな!!」

瑠希奈「ゴメンなさい...」

瑠希奈と浩が隣合わせに座る...

瓢真「とりあえず食べるとしよう...」

浩「瑠希奈、沢山食べねぇとお腹の子に栄養行かねぇゼ??俺の分も食べて良いからよ...」

瑠希奈「浩がやっと父親らしくなって来た...嬉しいなぁ...」

浩「良いから食べろって...」

瑠希奈「もうお腹いっぱい...」

浩「で、予定日いつ??」

瑠希奈「予定日は...7月25日よ」

浩「...俺と一日違いか...」

瑠希奈「そういえば浩の誕生日は7月24日だもんね」

浩「そういう瑠希奈は7月26日だろ??」

由愛「親子全員続くなんて良いなぁ...」

瑠希奈「予定日だから多少の誤差はあるのよ??
でも...元気で生まれて来てくれたらそれだけで良いわ」

浩「そうそう...男の方が俺似で女の方が瑠希奈似だったら嬉しいけどなww」

瑠希奈「子供の名前...考えておかないとね...」

浩「だな...」

















2人の子供は祝福して貰えた

次回は、球技大会の種目が決まって?...

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<南浜別病院 浩の病室>
瑠希奈が入ってくる...

瑠希奈「じゃあね浩!!ちゃんとお昼始まる前に来なきゃ私の作ったお弁当食べられないよ??」

浩「分かった分かった...昼始まるまでに出られる様に親父に頼んでみるよ...」

瑠希奈「浩...もしかして疲れてる??」

浩「そんなコトねぇよ...」

瑠希奈「浩...私には本当のコト言って...お願い...だから...」

浩「あぁ...ゴメン...瑠希奈、本当に良いのか??」

玖魅「ん?何が??」

浩「本当に俺なんかで良いのか??」

瑠希奈「何言ってるの??愛してる人の誘いじゃ無いと私、温泉なんて行かないわよ??」

浩「ははは...わりぃわりぃ!!ヤッパ疲れてんのかな??さっき言ったコト忘れてく...」

瑠希奈が浩にキスをする...

浩「瑠希...奈??」

瑠希奈「そんな寂しいコト言わないで!!私、浩と初めて逢った時決めたの...
浩と2人で楽しいコトも寂しいコトも辛いコトも分かち合おうって...」

浩「そうだよな...待っててくれねぇか??今は瑠希奈のコト...抱き寄せられない...
もう少し...元の俺に...いつも通りの俺に戻るまで...」

瑠希奈「私は、いつまでもあなたのコト...浩のコト待ってるから!!」

浩「じゃあ、ノートと俺のコトは瑠希奈に任せた!!」

瑠希奈「任せて!!浩の為なら火の中、水の中よ!!」

浩「俺の家寄るならこんな時間まで居ると遅刻しちまうぜ??」

瑠希奈「ホントだね...それじゃ待ってるから!!」

浩「あぁ!!」

<南浜別病院前>
瑠希奈「浩...行って来るね!!」

<神沢家 玄関>
瑠希奈「おば様!」

悠菜「瑠希奈ちゃん?どうしたの??」

瑠希奈「浩の鞄...ありますか??」

悠菜「ちょっと待っててね..今見て来るから...」

瑠希奈「はい!おば様♡」

...悠菜が浩の部屋に向かう...

瑠希奈「浩の為だなんて言って...お弁当作り過ぎちゃったかな??」

...しばらくして悠菜が戻って来る...

悠菜「浩の鞄...コレよ?」

瑠希奈「おば様...もしかしたら父達が来るかも知れませんが...その時は...」

悠菜「瑠璃菜ちゃん達が?分かったわ...瑠希奈ちゃん...おめでとう!」

瑠希奈「えっ?」

悠菜「浩と...温泉旅行行くんでしょ?」

瑠希奈「どうしてその事を?」

悠菜「親の私達には言わないけど...妹の由愛には言ってるみたいだから...」

...由愛が起きて来る...

由愛「ママー...呼んだ?」

瑠希奈「由愛ちゃん!」

由愛「瑠希奈お義姉ちゃん!!どうして此処に?お兄ちゃんの傍に居ないで良いの?」

瑠希奈「浩の為に学校行って...代わりにノート取って上げないとね...浩は今日帰って来るから...」

由愛「ホントに?やったー!!」

悠菜「そんなにハシャがないの!...ホンット...誰に似たのかしらね...お兄ちゃんっ子な部分...」

瑠希奈「私...そろそろ行かないと...」

悠菜「そうね...ゴメンね?引き止めちゃって...」

瑠希奈「大丈夫です!それじゃ...行って来ます!!」

悠菜「行ってらっしゃい!」

...瑠希奈が走って学校へ向かう...

...30分後...

<私立神龍帝高校前>
瑠希奈「やっと着いた...此処が今日から私が通う学校ね...大きい学校..
えっと...何処に行けば良いんだっけ??その前に学校の中入らなきゃ!!」

<私立神龍帝高校 校庭>
瑠希奈「校庭も広いわねぇ...何処に行けば良いのか分かんない...困ったなぁ...」

初瀬「滝崎瑠希奈さんだね??」

瑠希奈「そうですけど...もしかして私の担任になる先生ですか??
あの...えっと...おはよう御座います!!」

初瀬「おはよう御座います^^そうですねぇ...教室の方に行きましょうか??」

瑠希奈「はい!!えと...浩は遅れて来ます...多分、お昼前には来ると思います!!」

初瀬「困った問題児ですねぇ...^^;分かりました^^では、教室へ!!」

瑠希奈「分かりました!!えと...どっちに行けば...」

初瀬「私に着いて来れば分かります!!」

<私立神龍帝高校1年7組教室>
初瀬「皆、席につけ!!転校生だ!!」

男子達「女の子か??」

初瀬「だが...彼氏と許婚が同じヤツだけどな!!」

龍牙「それって...」

翔悟「あの人かなぁ...」

凌「あの子かねぇ...」

龍牙「だろうな...浩の許婚か...」

男子達「何ぃ!?優衣ちゃんは??」

翔悟「さぁね...」

凌「さぁ...」

龍牙「さぁな...」

凌「あの日以来見てねぇな...」

男子達「あの日っていつだよ!?」

翔&龍&凌「浩の全国トーナメント!!」

初瀬「...お前ら、そろそろ紹介して良いか??」

全員「良いよ!!」

初瀬「入れ!!」

瑠希奈「はーい!!滝崎瑠希奈(たきざきるきな)です!!浩はお昼前から来るけど
とりあえずよろしくねっ♡」

男子達「よろしく~」

幽魔「やっぱり女子なら誰でも良いらしいな」

男子達「そうでもねぇよ!!可愛い子が良いんだよ!!」

龍牙「おらぁ、死神のお通りだぃ!ツイン・デス・ナックル!」

男子達「かはぁっ!〓■●ポテッ」

幽魔「相変わらずだねぇ...龍牙!!」

龍牙「まぁなww」

初瀬「さて、今日の午前中の授業は全部ホームルームだ!」

瑠希奈「先生、どうして午前中は全部ホームルームなんですか??
私、浩のノート取って上げようと思って浩のノート借りて来たのに...」

幽魔「確かに午前中が全部ホームルームってのは作為的だな...」

初瀬「新しい教科書取りに行くのが面倒なんだ...
神沢が居てくれたらアイツに取りに行かせるんだがな...」

幽魔「しゃあねぇな!!花鈴ちゃん!!」

花鈴「分かったわ!!幽魔君!!」

瑠希奈「ゴメンね...幽魔君、花鈴ちゃん...」

幽&花「気にしないで良いよ!!」

瑠希奈「ありがとう...2人共...」

初瀬「それじゃ、頼むぞ??鮫野、神宮寺!!」

将騎「ん??呼んだか??www」

幽魔「wwwお前...お呼びじゃないみたいだゼ??」

将騎「お呼びじゃない、お呼びじゃない、こりゃまた失礼しましたwww」

龍也「将騎ってそんな感じだったっけ??」

将騎「お前にゃ言われたくねぇぞ??龍也」

龍也「酷いねぇww」

将騎「オマエモナーwww」

初瀬「...とりあえず、午前中の4時限はホームルームを2時限、俺の授業...
つまり、世界史をするとしよう...」

校内放送「初瀬先生、初瀬先生、お電話です!!至急、職員室へお戻り下さい」

初瀬「電話?仕方無いな...ちょっと待っててな...えっと滝崎の席は神沢の席の隣だ
えと、時雨!神沢の席を教えてやれ!!俺は今、時間が無い!!」

凌「へーい!分かった...瑠希奈ちゃん、浩の席は一番端の一番後ろだぜ!!
だから、窓際の席ってコトだよww」

瑠希奈「ありがとう、凌君!!えっと...浩の隣かぁ...嬉しいなぁ!!」

<私立神龍帝高校職員室>
初瀬「何番ですか?」

春倉「初瀬先生!3番です!!」

初瀬「ありがとう御座います!!春倉先生!」

春倉「そんなコトより早く出た方が良いですよ!!神沢の父親からです!」

初瀬「神沢の??分かりました!」

初瀬3番を押す!!

初瀬「はい!担任の初瀬です!」

瓢真「初瀬先生ですか!!今からそっちに家の馬鹿息子を『救急車』で送らせます!」

初瀬「分かりました!!滝崎を迎えに出させます!」

瓢真「瑠希奈ちゃんを!?もう着いてるんですか!!分かりました!!
多分、後3時間は掛かると思いますがね...」

初瀬「分かりました!!お待ちして居ります!!」

瓢真「では!」瓢真、電話を切る...

春倉「初瀬先生...神沢の父親は何と??」

初瀬「救急車で神沢を送ると言っていました」

春倉「そうですか...分かりました...」

初瀬「では、私は教室の方へ戻りますよ...生徒達が待ってますので...」

春倉「私も教室に行かなくては...生徒が喚いてると困りますからね..」

<私立神龍帝高校1年7組教室>
初瀬「浩の馬鹿は救急車で登校らしいぞww」

瑠希奈以外のクラスメイト全員「救急車!?」

龍奈「だって病院から学校まで普通に来ようと思うと2時間近く掛かるじゃない...」

龍牙「そうか??」

龍奈「だって病院って此処から歩いて4時間近くも掛かる所にあるんだよ!?」

凌「そんなに遠かったっけ??」

優花「そうよ??もしかして...気付いてなかった??」

凌「気付く訳ねぇだろ!?」

優花「普通に気付くわよ??」

初瀬「...とりあえず、球技大会が来月まで迫ってるんだ!!今月の最後までに何をやるか決めなくては以前に体育委員は誰がやる??」

花鈴「あっ!じゃあ、私と幽魔君でやります!!」

初瀬「鮫野は良いのか?」

幽魔「俺ならモチロン!!花鈴ちゃんと一緒なら何でもw」

将騎「相変わらずだなww」

花鈴「そうかなぁ?」

将騎「うんうんww」

初瀬「次に生活委員だが...」

瑠希奈「あっ!じゃあ、私と浩でやります!!」

初瀬「しかし...神沢がやってくれるかどうか...」

瑠希奈「浩は私の言う事なんでも聞いてくれるから...」

優衣「言ってくれるわ!!」

??「はぁ...何か気まずい時に来てしまったな...俺」

瑠希奈「えっ??浩???」

浩「よっ!ただいま...瑠希奈!!」

浩が瑠希奈に微笑んで手を振って答える...

瑠希奈「おかえり...浩!!」

瑠希奈も浩に微笑んで手を振って答える...

浩「で...俺が瑠希奈と生活委員ってどゆコト??」

瑠希奈「私が立候補&推薦したの...」

浩「まっ!良いけどな...瑠希奈と一緒に居られればそれで...」

瑠希奈「私も...私も浩と居られるならそれで良いわ...」

浩「そろそろ俺達の秘密言っても良いんじゃねぇのか??瑠希奈」

瑠希奈「えぇ...そうね...浩」

浩「瑠希奈が言ってくれ...俺は...恥ずかしい」

そう言って浩は自分の机に倒れこむ様に座って空を見上げる...

瑠希奈「浩ってば照れ屋なんだから...」

瑠希奈はクスッと笑っている...

龍奈「瑠希奈ちゃん、浩君との秘密って??」

瑠希奈「えっとねぇ...浩との間に...」

龍奈「浩君との間に??」

瑠希奈「子供がね...居るの...って言ったら皆驚くよねぇ...」

凌&翔&龍「マジで!?」

浩「おう...マジだ!!」

浩がヤル気無さそうに答える...

瑠希奈「あはは、浩ってばこの話誰かにした後
その返答が適当だったら自分も適当に答えるよね...」

浩「まぁな...だってこの手の話を皆信じようとしねぇんだもん!!」

瑠希奈「良いじゃない...浩だって実感無いだろうけどもう父親なんだよ!?」

浩「つうか、俺は子供が居たコト事態知らなかったぜ??」

瑠希奈「だって私も昨日知ったんだもん...
病院行った時に一応検査みたいなの受けたんだよ!?
そしたら『おめでとう御座います』って...」

浩「おいおい...いつの間に...」

瑠希奈「さぁ...分かんない...」

浩「分かんないって瑠希奈...お前なぁ...」

瑠希奈「だって分かんないだもん!!」

浩「まぁ、良いわ...で、男か女のどっちだった訳!?」

瑠希奈「それが...男と女の双子なの...」

浩「双子っておいおい...名前付けるの難しいパターンだな...」

瑠希奈「とりあえずノートは取っておいたわ!!」

浩「サンキュー!!瑠希奈の字って綺麗だからテスト勉強に役立つぜ!!」

瑠希奈「あのね...浩...」

浩「ん??」

瑠希奈「新しい家が決まるまで浩の家に泊まるコトになってるからよろしくね??」

浩「おう!!」


作者でさえも予想し得ない凄い展開だけど

次回は、浩達の子供のコトが浩達の両親にバレて?...

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<Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場前>

浩「...ったくぅ!!トーナメント会場遠過ぎ...」

凌「何文句言ってんだ!!出られるだけ良いじゃねぇか!!」

翔悟「凌の言うとおり!!」

龍牙「まぁ、頑張って来いや!!」

柳「神沢...今回の決勝戦の相手お前にゃどうも荷が重いだろうな...」

浩「どういうコトだ?コーチ」

柳「今回の決勝戦の相手...滝崎瑠希奈(たきざきるきな)だ...」

浩「瑠希奈が...ボクシングを...」

凌&翔悟「知ってるのか!?」

浩「知ってるも何も...幼馴染の許婚だ!!」

...そこに間が悪いコトに優衣達が...

優衣「そんな...嘘よ!!」

浩「.........」

優美子「ねぇ...翔悟君...何か知ってるんでしょ??」

翔悟「さ...さぁね...俺は...知らないけど」

優花「凌...アンタは??」

凌「さぁな...俺は知らん.........」

龍奈「龍牙君は...どうなの??」

龍牙「俺か??今知った」

龍牙はアッサリと答えた...

浩「チッ!!やり辛い相手と当たったモンだぜ...」

柳「どうする??今回は見送るか??」

浩「冗談!!アイツの目を覚まさせてやりますよ!!元のお淑やかな瑠希奈に...」

柳「そうか...無理はするな...」

浩「了解!!」

<Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場>

浩「瑠希奈...待ってろよ!!俺が絶対元に戻してやるから!!」

審判「君...参加者??参加者ならリング隣りの控え室で待ってる様に」

浩「リング隣りって言われても右か左どっちだ??」

???「こっちよ!!」

浩「??まぁ、着いて行ってみるか...」

<Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場 選手控え室>

浩「しっかし...さっきの声何処かで...」

???「えっ??浩...君??」

浩「その声...瑠希奈...か??」

瑠希奈「えぇ!!浩君...逢いたかった!!」

浩「瑠希奈...これは忠告だ!!身を引け!!でなければ本当に怪我だけでは済まなくなるぞ??」

瑠希奈「分かった...その代わり約束...してくれる??今度こそ私の傍を離れないって...ずっと私の傍に居て...私だけを護るって...」

浩「あぁ...瑠希奈...お前には辛い想いさせたな...永遠にお前だけ愛し護るってな!!」

瑠希奈「じゃあ...その約束の証...ちょうだい...」

瑠希奈が目を瞑った...

浩が瑠希奈にキスをする...

瑠希奈「それじゃ...私を永遠に護ってね...浩...の拳で...」

浩「あぁ!!決勝戦まで登り詰めてやるぜ!!」

瑠希奈「浩...頑張ってね♡♡」

浩「じゃあ、行って来る!!」

瑠希奈「えぇ...あなたの大好きな私の料理沢山お弁当に入れて来たから...」

浩「そいつぁ、絶対に負けられねぇな!!」

瑠希奈「負けるつもり無いでしょ??浩」

浩「まぁな!!」

瑠希奈「行ってらっしゃい」

瑠希奈が浩に深く甘いキスをする...

浩「瑠希奈...お前の分まで頑張るぜ!!」

<Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場控え室前 廊下>

猟駕「試合前に女といちゃつけるなんて余裕だな...」

そう言って浩を挑発してるのは流鏑馬猟駕(やぶさめりょうが)浩の初戦の相手だ

浩「まぁな...俺は誰にも『負けねぇ』からな!!」

猟駕「まぁ、試合で俺様の強さにビビんなよ!?『チビ』!!」

浩「お前こそ俺のパンチの威力にビビんじゃねぇぞ!?『デブ』!!」

猟駕「んだとぉ!!」

審判「...赤コーナーより『愛を護る白狼の騎士』と異名を持つ
私立高校生大会優勝の神沢浩選手の入場ぅぅぅぅぅです!!」

浩「OK!!派手に決めてやる!!」

猟駕「ヤベぇヤツに喧嘩売っちまった...」

審判「...青コーナーより『サスライの拳神魂』と異名を持つ
私立高校生大会ベスト16の流鏑馬猟駕選手の入場ぅぅぅぅです!!」

猟駕「暴れるぜぇ!!」

審判「始め!!」

浩「OK!!一発で決めてやる!!」

猟駕「何ッ!!なめやがって!!前がガラ空きだぜ!!」

浩「それは“ワザと”だぜ!!」

猟駕「何だと!?」

浩「くらうが良い!!必殺!!アルティメットクラッシュボルケーノ!!」

猟駕「グワッ!!」

その場に倒れ込む猟駕...

審判「KO!!一回戦勝者は神沢浩選手!!」

浩「まぁ、この辺クラスなら当然だな!!」

浩...控え室に戻って行く...

<Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場 控え室>

瑠希奈「浩のパンチ凄いね...」

浩「そうか??相手が弱過ぎたんだ!!
俺が優勝した大会のベスト16に入ったヤツだからな...」

瑠希奈「浩は私の勇者様兼王子様なんだからね!!絶対優勝を持って帰って来てね!!」

浩「分かってるって!!」

順々に浩は勝ち上がって行っていよいよ決勝戦...

浩「瑠希奈...観客席の一番前で俺を応援してくれ...」

瑠希奈「分かったわ!!」

審判「いよいよクライマックスです!!
赤コーナーより挑戦者!!神沢ぁぁぁぁぁぁ浩ぉぉぉ選手の入場です!!

浩は瑠希奈と一緒に歩いて来る...

審判「おおっと!神沢選手と一緒に歩いているのは神沢選手の彼女でしょうか...
そんなコトは良いとして神沢選手!一度客席に下りたぁぁ!!」

浩「瑠希奈...俺のカッコ良い所!!見せてやる!!」

瑠希奈「浩!!頑張って♡♡♡」

浩「待たせたな!!」

そう言ってリングに飛び込んだ!!

浩「相手が誰でも俺の最強必殺の技でぶっ倒してやるぜ!!」

審判「最強必殺って言いますと“アルティメットクラッシュボルケーノ”ですか??」

浩「いえ...あれは確かに必殺技ですけど...普通の必殺です!!この試合で俺の言った『最強必殺』が分かりますよ!!...今まで誰にも見せてない大技がね!!」

審判「続いて現チャンピオン...アレクサンダー橘!!!」

橘「貴様の最強必殺なんて俺には効かんよ!!」

浩「それは技を受けてから言うんだな!!デカブツ!!」

橘「何だと!!!」

審判「始め!!」

浩「行くぜ!!即効で決めてやる!!『マスターアルティメットスクリューナックル』!!」

橘「ぁゎゎ...」

アレクサンダー橘は吹き飛んであまりの威力に泡を吹いて気を失った...

審判「神沢浩選手の優勝です!!」

浩「力入れ過ぎたかな...」

審判「おめでとう御座います!!神沢選手!!」

浩「ありがとう御座います!!」

審判「優勝した神沢選手にはチャンピオンベルトと賞金200万円と山岸温泉宿泊券を2枚渡します!!」

浩「こんな凄い商品があるとはな...」

<Little Garden~沢崎トーナメント会場前>

瑠希奈「浩ぉ♡お・め・で・と♡♡」

浩「ありがとうな!!瑠希奈...お前のお蔭で勝てたよ!!一緒に温泉行こうぜ!!」

瑠希奈「あはっ♡浩ぉ...*。+゚☆アイ(*・ω・人・ω・*)シテル☆゚+。*゚」

浩「俺も(つェ`照)」

瑠希奈「あっ!!私ね、明日から浩と同じ学校行くから!!」

浩「えっ!?もしかして転校して来るってコトか!?」

瑠希奈「うん!!」

浩「そっか!!瑠希奈!!これからもよろしくな!!
ずっと一緒だぜ??」

瑠希奈「浩...私なんかで良いの??」

浩「今更、何言ってんだ!?愛してもいない女を温泉に誘うかよ!!」

瑠希奈「そうよね!!」

浩「それにさ...」

瑠希奈「何??」

浩「お前と再会する前に付き合ってた女が重いのなんのって...
結構キツかったし...」

瑠希奈「そうだったの...浩も苦労したのね...」

浩「まぁな!!」

凌「浩!!瑠希奈ちゃん!!2人で先々行って事故っても知らねぇぜ!?」

瑠希奈「事故って大袈裟よね??」

瑠希奈がそう言った瞬間、瑠希奈に向かって車が突っ込んで来た!!

瑠希奈「キャーーーーッ!!」

浩「瑠希奈ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

...ドッカーン...

運転手「何処見て歩いてんだ!!」

...血まみれの浩が立ち上がった...

浩「貴様から突っ込んで来て『何処見て歩いてんだ!!』とはご挨拶じゃねぇか!?」

運転手「何だと!?この糞ガキ!!」

浩「Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント優勝者のこの俺に
糞ガキとはずいぶんと余裕があるねぇ...オッサン!!」

運転手「そんなチッポケな大会の優勝がどうした!?」

浩「...全国トーナメントだぜ!?世界中の強豪が集まる大会の優勝者よ??俺??
これがどういう意味か分からないオッサンじゃねぇよな!?」

運転手「殺してやるぜ!!」

浩「元チャンピオンを吹き飛ばし気絶させた技!!貴様に見せてやる!!」

運転手「何ィ!?アレクサンダー橘がお前の様な糞ガキに負ける訳ないだろ!!」

浩がチャンピオンベルトを見せた

浩「これでも...か!?」

運転手「そんなヘタレパンチ受けてやる!!橘の体調が万全じゃ...」

浩「試合した俺が一番分かる...ヤツの体調は万全だったよ!!
...今頃肋骨が2、3本折れてるんじゃねぇか??」

運転手「お前みたいな糞ガキには負けん!!」

浩「負けたら国家予算くらいの金を俺に払って失せろ!!」

運転手「...良いだろう...(どんな技か知らんが所詮は素人だ...)

浩「俺を素人と思ってなめて掛かると痛い目を見るぜ!!」

運転手「ほざけ!!」

浩「あの世で閻魔に詫びて後悔するんだな...この俺に喧嘩を売ったコト!!」

運転手「そうかいそうかい」

浩「行くぜ!!『マスターアルティメットスクリューナックル』!!」

運転手「かっは...〓■●ポテッ」

浩「...瑠希...奈...無事か...」

瑠希奈「浩ぉぉ!!死んじゃ嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

浩「馬鹿...お前残して死ねるかよ...」

瑠希奈「誰か救急車!!救急車を呼んで!!浩が...浩が死んじゃう!!」

凌「確か救急って119だったよな??龍牙??」

龍牙「あぁ...そうだ...」

凌「早く出てくれよ...」

プルルr...ガチャン!!

係員「火事ですか?救急ですか??」

凌「救急です!!友達がトーナメント優勝した帰りに交通事故に遭いまして...」

係員「場所は分かります??」

凌「...Little Garden~沢崎ボクシングトーナメント会場から
20m離れた交差点です!!自分の彼女が轢かれそうなのを身を挺して護ったら
全身血まみれになって...その上で車の運転手が挑発して来たから
友達がそれに乗っちゃって...余計傷口が開いてます!!」

係員「1時間程度で行きますので応急処置の方を!!」

凌「分かりました!!」

係員「まず止血して下さい!!タオルか何かでキツく傷口を縛って下さい!!」

瑠希奈「浩ぉぉ!!」瑠希奈が泣きながら浩の腕に自分のお気に入りのハンカチを巻く!!

瑠希奈「死なないで!!私を永遠に護るって言ったじゃない!!ねぇ...笑ってよ!!
又、前みたいに満面の笑顔見せてよ!!ねぇったら!!」

...浩は答えてくれない...

瑠希奈「ねぇ...又、私の手料理食べて地球上のどんな料理も美味しいって言ってよ!!
又、前みたいに私を慰めたり励ましたりしてよ!!
私...私...あなたが居ないと駄目なの!!もうあなたしか愛せないんだから...
だから...だから...責任取って!!私と結婚するまで死んだら許さないんだから...」

...救急車到着!!

瑠希奈「私が付き添いとして着いて行く...皆は先に帰って...」

凌達「でも...」

瑠希奈「今は...浩と一緒に居させて...」

係員「えと...貴女...この子の彼女??」

瑠希奈「そうですけど...」

係員「この子助かるわよ!!
貴女がもう数秒止血するの遅れてたら間違いなく助からなかったわ!!」

瑠希奈「浩...良かったね...助かるってさ...」

係員「もしかして...この子...神沢浩君??」

瑠希奈「そうですけど...」

係員「そう...搬送先の病院決まった??」

運転員「此処からなら南浜別病院が一番近いです!!」

係員「それじゃ、搬送出来るかどうか確認して!!」

運転員「分かりました!!」

プルルルルルr...プルルルルルr...ガチャン!!

南浜別病院ナース「はい、南浜別病院です。」

運転員「急患の受け入れをお願い出来ますか??」

南浜別病院ナース「患者の名前と年齢、血液型と性別を教えて下さい!!」

運転員「神沢浩、年齢16歳、血液型AB型、男性です!!」

南浜別病院ナース「分かりました!!到着まで何分掛かります?」

運転員「後、30分程度です。」

南浜別病院ナース「神沢先生!!」

瓢真「どうしたのかね??葵君」

葵「息子さんが後30分程度で運び込まれて来ます!!手術の用意をお願いします!!」

瓢真「浩がかね!?」

葵「はい!!」

瓢真「受け入れ許可をしたまえ!!」

葵「はい!!」

葵「お待たせしました!!許可します!!」

運転員「分かりました、そろそろ着きますので切りますね??」

葵「はい!!」

<南浜別病院>

葵「急患はこの子ですか!?」

係員「はい!後...付き添いの子が錯乱状態に...」

瑠希奈「浩...目を開け...て」

葵「この女の子のコトは私に任せて下さい!!後、男の子の方はこの子のお父さんに...」

瑠希奈「浩を...浩を助けて!!ねぇ、助けてよ!!逢えなくなるなんて嫌よ...」

葵「分かったわ...後は私達に任せて手術室の前で待ってて!!」

瑠希奈「分かり...ました...浩...又後で...ねっ...」

瓢真「瑠希奈ちゃん...浩は私が助ける!!医者として...父親として!!」

瑠希奈「おじ様...お願いします...浩を必ず助けてあげて!!」

瓢真「あぁ!!」

<南浜別病院 手術室>

瓢真「これより手術を始める!!」

葵「はい!」

他の医療スタッフ達「はい!」

瓢真「メス!」

葵「はい!」

葵は瓢真にメスを渡す

30分後...手術中と書かれたプレートから明かりが消える...

手術室の前、瑠希奈が泣いている...

<南浜別病院 手術室前>

瓢真が出て来る...

泣いている瑠希奈に駆け寄り言う...

瓢真「手術は成功だよ!!」

瑠希奈、瓢真の顔を見て聞く...

瑠希奈「本当...に??」

瓢真答える

瓢真「大成功だ!!」

瓢真は、そう言い残し去って行った...

瓢真が居なくなった廊下で瑠希奈が感激のあまり泣いている...

葵が来る...

葵「良かったね!彼の手術成功して」葵が言う...

瑠希奈「浩の病室...何処ですか??」瑠希奈が思い出した様に尋ねる...

葵「貴女の斜め後ろの部屋よ...彼まだ安静にしてなきゃ駄目だから
あんまり無茶しちゃ駄目よ??後、騒いだりしても駄目だからね??」

葵が念入りに瑠希奈に注意をしている...

瑠希奈「はーい!」

瑠希奈が素直に返事をしている...

葵がその場から立ち去る...

<南浜別病院 浩の病室>

瑠希奈が浩に寄り添っている...

扉の開く音がする...

瑠希奈がビックリしている...

扉を開けたのは瑠希奈の兄の龍瑚(りゅうご)である...

瑠希奈「お兄...ちゃん??何しに来たの??又、浩に意地悪しに来たの??」

龍瑚「そんなんじゃねぇよ...見舞いだよ...」

瑠希奈「私...信じない!!」

浩が目を覚ます...

浩「瑠希奈...それに龍瑚さん...」

瑠希奈「浩...浩ぉ!!」瑠希奈が浩に泣きながら抱きつく...

浩「瑠希奈...お前が無事で良かったぜ...」

瑠希奈「本当に無鉄砲なんだから...」

龍瑚「浩君...瑠希奈が轢かれそうになっているのを助けてくれたそうだね...
ありがとう...本当にありがとう」

龍瑚が浩に頭を下げている

浩「龍瑚さん、頭を上げて下さい!!
自分の一番大切な人を護るのは男として当然だと自負しています...それに...」

龍瑚「??」

浩「俺は瑠希奈さえ無事ならそれで良いんです...それだけで良いんです...」

龍瑚「ますます気に入った!!瑠希奈の婿は浩君で決定だ!
後、トーナメント優勝おめでとう」

浩「ありがとう御座います!!俺、瑠希奈を絶対に幸せにします!!」

龍瑚「よく言った!!それでこそ俺の認めた男!!」

浩「早く瑠希奈と一緒に授業受けたいぜ...」

瑠希奈「半日の我慢で済むっておじ様が言ってたわ...」

浩「親父が!?...そうか」

瑠希奈「明日の朝もお見舞い来るから今日は帰るね??」

龍瑚「浩君...良ければ妹に授業のノートを取っておいて貰えばどうだろう??
明日の午前中の授業分かるか??」

瑠希奈「まぁね...」

浩「んじゃ明日学校の行きにでも家に取りに行ってくれ」

瑠希奈「分かったわ!!」






浩が死に掛けてたけど瑠希奈の愛と父親瓢真の努力で助かった...!!

次回は、浩が午後から学校へ!?

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