哀-渦巻く闇-

闇夜に渦巻く一陣の風が舞った時

俺は孤独を得て信頼を失った

青い風の吹く一瞬に 月夜に舞い散る雪を見た

その雪は俺にとって涙の様に見えた

流れた涙は...　もう戻らない

俺達の...関係の様に...

哀しみの淵に落ちた...　俺の心の様に...

闇に落ちた真珠の様な...　涙の様に...

暗い廊下に　ポツリと落ちた...

一滴の涙の雫...

暗闇の方に続いている...雫...

雫の続いてる方に歩いていく俺

戻れないと分かっている場所...　そう分かっても求めてしまう...

やっぱり俺は...お前の隣が良い...

女々しいよな...本当にゴメン...

こんな俺を好きになってくれてありがとう...

お前を好きになれて...良かったよ...

でも...嫌いになる言葉が出来るのは...キツいけどな...

『最後』『ありがとう』『ゴメン』

この3つの言葉は...多分...あまり使わなくなるかもな...

想-願い-

夜風の吹く月の下 僕は君に恋をした

雪の舞う闇の中 君を優しく抱きしめた

君は優しく微笑んで 僕にそっと呟いた

あなたには私が居るから安心して...と...

僕が君を...守るから...

悲しませたりなんか...しないから...

君の隣で...ずっと...笑っているから...

...だから...そんな顔して...泣かないで？

君が笑顔になる為だったら...僕は...何だってしよう...

君の笑顔が見れるなら...僕は悪魔にだって魂を売ろう

それだけ...君が大切なんだ...

君が居てくれるなら...僕は...僕は何も要らない...

君と居られるなら僕は...どんなことだってしよう...

君を守る為だったら僕は...命だって投げ出そう...

君が望むなら...いつだって君を抱きしめよう...

君が居てくれるなら...それだけで良い...

僕には...君がとても大切なんだ...

君と居られるなら...僕は...どんな所だって良い...

それがたとえ...地獄だろうと...

それで良い...

君が居てくれるなら...僕は...それだけで充分だ...

こんなことを望む僕は...嫌いかい？

ねぇ...僕...君の隣にずっと居ても...良いんだよね？

君のこと...ずっと好きで居て...良いんだよね？

君と...ずっと...この先も...永遠に...一緒に...歩いて行きたい...

こう思うことは...ダメですか？

喪-守りたいモノ-

ねぇ...どうして俺から何もかも奪うの...

もう...失いたくないんだよ...

あの時から...3年も経って...

やっと出来た大切な人まで...なんで俺から奪っちゃうの...

もう...嫌だよ...

もう...大切な人を失いたくないんだよ...

枯れた涙をどうして呼び戻しちゃうの...

こんな辛い想い...もう...したく無かったのに...

どうして...

そんなに俺が憎いの...

俺が何したって言うの...

ねぇ...

誰か答えてよ！！

俺は...幸せになっちゃいけないの？

やっと出来た大切な人と...

幸せになる事を願っちゃいけないの？

守りたいのに守れないなんて...

もう...嫌だよ..............................

自-嫌いな対象物-

前にも増して...イライラや頭痛の回数が増えた

最初は気にしてなかった

ただ...周りの環境が変わっただけ...

その事に戸惑ってるんだ

ずっと...そう思ってた

でも違った...

イライラは嫌いな対象物をハッキリキッパリさせたいから...

そして頭痛は...

頭痛は.......

俺の機嫌の変化度合い..........

コレは全部...俺の我が儘

社会に出たら通用しないって分かってる...

でも...この我が儘も含めて俺だから...俺という人間だから...

溜め込んで溜め込んで...爆発するまで溜め込むのが俺だから...

否定しないで欲しい...

嫌いな対象物は...否定と根拠の無い責めと悲劇のヒーロー・ヒロイン

だから自分も嫌い...

悲劇のヒーロー気取った寂しがり屋...

馬鹿で空気読めなくて机上の空論ばかり述べる気分屋...

コレも嫌いな対象物...

まるで俺自身を言ってるみたい...

自虐なんて誰かしら何処かで必ずしてるんだから...

ソレを責める事なんて誰にも出来ない...

だからと言って溜め込んだモノを全部吐き出すなんて無理な話...

俺は...溜め込み過ぎて...吐き出す術を忘れた愚かな馬鹿者

吐き出す術を憶えていたら...もっと楽だったかも知れない...

思い出したくても思い出せない馬鹿者をどうか許して...

溜め込み過ぎて...苦しいよ...

煩-自分との戦-

今日もまた...煩いと怒られた...

しかし...それももう慣れた

慣れちゃいけないんだろうが...慣れてしまった...

静かにするのは苦手だ...

昔は苦手な方じゃなかったのに...

むしろ...煩い方が苦手だったのに...

そんな自分を捨てたのは...いつだったのだろう...

転校してから変わってしまったのだろうか...

俺は...最近眠れない...

寝ようとしても...眼が冴える...

そんな日々が続いて約3年...

俺は...大学生になった...

未だに続いているのは...夜になると眼が冴える事...

眠いけど眠くないという中途半端な状況...

自分と戦わなくなったのは...丁度3年前からだった気がする...

過去を捨てられたら...と今でも思う...

でも...過去を捨てると...“今”の俺は居なくなってしまう

だからこそ...強くならなければいけない気がする...

特に...精神的に...強く...