虐-責め続け-

何度...自分を責めたんだろう...

今頃...気付いても遅いはずなのに...

今頃...後悔しても遅いはずなのに...

僕は...間違っていますか？

僕は...どうすれば良いんですか？

自分を責める事でしか...解決出来ません...

僕は...いらない子ですか？

僕は...生まれない方が良かったんですか？

母さん...あの日あなたに言われた言葉が...まだ僕の中で響いています...

『アンタなんか生まなければ良かった』

確かに...そうなのかも知れません...

僕が...僕さえ...あなたのお腹の中に入らなければ...

母さん...あなたは...流産せずに済みました...

こんな...弱い息子でゴメンなさい...

思いやりが足りなくてゴメンなさい...

それから...

生まれて来て...ゴメンなさい...

傷-過去の過ち-

僕は...何度同じ失敗をすれば気が済むんだろう...

僕は...何度自分を責めれば気が済むんだろう...

僕は...何度...人に咎められれば...気が済むんだろう...

僕は........................

自分の間違いに気付けないまま...

此処まで来てしまった...

何処で...何を...間違えたのかな...

体中に出来た傷の痛みが...未だに退かない...

でも...このまま...

傷だらけのままで...歩いて行こう...

僕は...そうする事でしか...過ちを清算出来ないから...

時-戻りたい過去-

過去に戻りたい...

何度もそう思ったし...願ったりもした...

でも...無理だと...すぐに分かった...

そんな超能力みたいな力...あるはずないのだから...

けれど...あって欲しいと思う時が...何度もある...

不可能を可能にする力...

そんな力が...欲しい...

ゴメン...

変わりたくても...逃げてばかりじゃ意味無いよな...

ホンット俺って...馬鹿だよな...

少しずつ...変わって行く様にするわ...

第1録 王の為なら...

え？俺が誰か...だって？？

心外だなぁ...序録読んでくれてないの？？

仕方ないから自己紹介するよ...全く...

俺の名前はロゼロ・ラスティー！皆からはロゼロって呼ばれてる

間違えてもラスティーなんて呼ぶなよ！？

そんな呼び方しやがったら一生口聞かねぇから

っと前置きは此処までにして...とりあえず続きは...次の機会にでも

<時空エレキ国　団長集会所>

ロゼロ「ん...んー！今日も良い風だな...にしても
いきなり集会なんてどうしたんだ？ゴッデスよぉ...」

俺がゴッデスと呼んだその男は帝國重騎士団長である

俺達の事を理解してくれている1人で王子達にも慕われている

ゴッデス「ロゼロ...そのやる気の無さ何とかならんのですか！
いっつもいっつもそんな感じですと仕事も危ないですぞ」

ロゼロ「危ないとは酷いなぁ...
確かに危ない仕事ばかり依頼されるがな」

レイン「威張ってる場合じゃないでしょ？？
集会になるといつも腑抜けになるんだから...」

ロゼロ「まぁそう言うなって！レイン！
仕事となりゃ集会以上にやる気出すんだから良いじゃねぇか！」

と俺がレインと呼んだその女は帝國天馬騎士団長である

俺にとって大切な存在で俺の命を捨ててでも護りたい人....

レイン「ロゼロったら集会ではいつも腑抜けなんだから...
後で説明する私の身にもなってよね？」

ロゼロ「分かったよ...ったくぅ...いつもいつも説教ばっかしやがって...
レインもゴッデスも...仕事となったら一味違うって分かってんだろ？」

ゴッデス「2人共、王がお呼びである...」

ロゼロ「やっと出番が来たか!!危険な仕事なら俺が1人で受け持つゼ？」














危険大好きなロゼロさん...

次回、そんなロゼロが大変な目に...